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シャープマーカーネオ(シマネ)のサブ(クイボ)・スペシャル(キューバンボムピッチャー)| ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝)

シマネのサブウェポン(クイックボム)について教えてください

まず、自分の立ち位置ですが、敵の侵入口をできるだけ見れる範囲、そしてクイボが届く範囲に立つようにしています。
色々な侵入口に対してクイボを投げておくことで「あ、ここにシマネいるな」って相手に思わせて、意識付けさせるのが大事だと考えています。
クイボの用途は多岐にわたりますが、多くは味方のサポートに使います。
クイボを投げることで、相手の足場を奪え、味方には足場ができ、ダメージも入る。
結果的に自分がクイボでキルを取ることもありますしね。

また、ナワバリではボムピッチャーが使われる機会が多いですが
クイボ1発で相手の足場を取ることでかなり動きを阻害することが出来ます。
ボムピッチャーを使っている相手って、どうしてもボムを投げることに意識がいっていることが多く、足元を取られてていてもそのまま投げ続けてしまう人が多いので。
スリップダメージと2発目のクイボでキルが取れることもよくありますね。

また、ナワバリだとバケデコがガチマに比べて多いこともあって、クイボの35ダメ+バケデコの70ダメで味方とのクイコンみたいなのもよく発生します。
それから、クリアリングがしやすいのもクイボの強いところです。
特に、手前のクリアリングができるのが大きいですね。
段差があるようなところだと、メインだけでクリアリングすると壁ギリギリに潜伏しているローラーのクリアリングなどがしづらいのですが
クイボがあれば爆風の範囲も広いですし、クリアリングが容易になります。
シマネは打開の起点になるスペシャルを持っているので、打開時のデスは非常に重たいです。
それを避けるという意味でもクイボはとても強いです。

シマネのスペシャルウェポン(キューバンボムピッチャー)について教えてください

打開時

ナワバリにおいての打開時のスペシャルを吐くタイミングは主に3つです。
1つ目は、味方が全員スペシャルが溜まっていること。相手のスペシャルの溜まり具合にかかわらず、全員が溜まっていれば一気にしかけます。
これ以上の状況はないわけですから。
2つ目は、敵が1枚落ちた時(人数有利が1人できたとき)です。ボムピで一気に盤面を取り返して前線を押し上げます。
人数有利が出来ていて足場がある程度確保されれば、打開に成功する確率は非常に高いです。
3つ目は、自分にボムピが溜まっていて、味方のスペシャルが最低1つは溜まっている。なおかつ、相手に何もスペシャルが溜まっていないとき、です。
キューバンボムピに逆らえる切り札を相手が持っていないときに、味方ののスペシャルと合わせて打開します。
例えばバケデコの味方がスフィアを溜めていたら、バケデコが前線に行きながらスフィアを吐いて存命、一時的に上がった前線までの間をボムピで塗っていく感じですね。
特に、2つ目と3つ目は、打開にスペシャルを2つしか使わないので、そのまま固めに残りの2つのスペシャルを使える可能性があるのがでかいと思います。

固め時

基本的に相手のスペシャルに対応して吐くのが大事ですね。
「相手のスペシャルをつぶすためのスペシャル」として使います。
溜まったからといって、すぐ敵陣インクに吐くのではなくて、打開にくる相手のスペシャルの返しとして持っておくのがめちゃくちゃ大事です。
例えば相手がボムピを吐き始めた瞬間に、カウンターでこちらも吐く。
相手はボムピのところまで出てくるので、そこにこちらも置き返し、相手が前線を上げられないっていう状況を作るのが理想ですね。
一度押し込まれてから、吐き返すのはただの打開なので、打開の必要な状況にしないことが理想だと考えています。

均衡時

基本的に、溜まったら即吐きして大丈夫です。
盤面をごりごり取りに行ってしまっていいと思います。
ぐじゃぐじゃになって押し込まれてしまうのが一番嫌なので、それなら吐いて盤面を取ってしまうのが強いと思います。

味方が落ちた時

維持ボムピって呼んでいるのですが、味方が落ちた時にキューバンボムピをはくようにしています。
打開してきそうな通路(侵入口)全てに常にキューバンボムがある状態にして、敵を懐に入らせないために1、2個手前に置いておくイメージで使い、敵の前線を上げさせないようにします。
敵が前に出てこれなくなるので、味方が復活するまでの時間を確保できて、相手に人数有利から一気に盤面をとらえることがなくなります。
固めの時と少し似ていますが、押し込まれて打開からスタート、となるよりも現状を維持するための吐くボムピッチャーです。

残り時間が例えば1分切った!とかの状況で、スペシャルの使い方は変わりますか?

基本的に意識は変わらないですね。
もちろん、最後の最後できれいにボムピを吐ければ強いとは思います。
ただ、最後にボムピを使おうって意識しすぎると、結局抱えたまま相手に打開されてしまったりとかもあるので。
最後のボムピは確かに効果的ですが、それまでに盤面をすべて取られてしまっていては意味がありません。
そうなってしまうのであれば、その前に使ってきっちり盤面を確保して最後まで維持するほうが勝利に近いと思います。
ボムピに関しては、もちろん数をうてないよりはうてるほうがいいですが
一番大事なのはタイミングです。
究極、1ゲームの中にボムピを使うのは1,2回でもいいんです。
たくさん吐くだけ吐いても、結局相手のスペシャルを貯めるえさになるだけになり、逆に打開の手助けをしてしまうことすらあります。
ボムピは数じゃなくて、タイミングが大事ですね。

ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝))のインタビューは4ページ構成です。
1.シャープマーカーネオ(シマネ)の長所短所 | ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝)
2.シャープマーカーネオ(シマネ)のギア構成・考察 | ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝)
3.シャープマーカーネオ(シマネ)のサブ(クイボ)・スペシャル(キューバンボムピッチャー)| ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝)
4.シャープマーカーネオ(シマネ)のステージ、立ち回り、打ち合いについて | ほろう(シマネ)(第3回スプラ甲子園中国地区優勝)