ルオカ団長

スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

どーも!ルオカだんちょうです!
前回に続き近畿地区予選の振り返り記事を書いていこうと思います!
本日はDay2の模様を振り返ります!イカ(以下)よろしく~♪

近畿地区予選個人的に熱かった試合ピックアップ!Day2

『AquaPalette』vs『破壊神ぷれちゃんず』

ステージ:ザトウマーケット

編成

AquaPalette(Aqua)
L3リールガン(L3)
ホクサイ
シャープマーカーネオ(シマネ)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

はかいしんぷれちゃんず・~・♪(ぷれちゃんず)
ラピッドブラスターベッチュー(ラピベ)
L3リールガン
スプラスコープ(スプスコ)
N-ZAP85(黒ザップ)

序盤

ぷれちゃんず側がハイパープレッサー、インクアーマーを使用して猛攻をかけるが隙をついてAqua側のL3が差し込みぷれちゃんずのラピベを落とす。
スペシャルを使用したが人数有利をとれなかったぷれちゃんず、立ち上がりは苦しい展開に。
Aquaのホクサイが相手陣地へジェットパックで切り込みチャージャーを狙うも狩り切れず、終わり際を落とされてしまう。ここで均衡状態まで戻していくぷれちゃんず。(残2:20)

互角の勝負

残り試合時間が2分をきっても状況は変動せず1枚落としては落とされの状態。
両チーム中央のにらみ合いが続きお互い決め手に欠ける状態で残り試合時間1分を迎える。

転機

ぷれちゃんずはスプスコのハイパープレッサーを起点に打開を試みる。Aqua側もそれにあわせてイカスフィアをきって耐え忍ぶがその間に盤面を徐々にぷれちゃんずが押し上げる。
MAPを見るとぷれちゃんずのインクが広がり、スペシャルを使いきったAqua側、残0:40でホクサイがぷれちゃんずの果敢な攻めによりついに落とされてしまう。-拮抗が破れた-そんな事を思った矢先MAPに異変が起きていた。
なんと相手陣地で潜伏し、ぷれちゃんずの前線そして後衛を無視したAquaのシマネが入り込んでいるのだ。

終盤

(残0:35)ぷれちゃんずの陣地に入り込んだシマネ、ぷれちゃんずのプレイヤーは全て気づかないまま前線を押し上げている。
その間にどんどん広がる黄色のインク、中央をとられたが味方が抜けている事に気づいたAquaはここから手前を防衛しつつ、何とかシマネの塗り荒らしが成功するように防衛に入る。
残0:30でぷれちゃんずのスプスコが自軍の異変に気づき中央から自陣のシマネを狙うが、やられないように遮蔽物を利用しひたすら荒らし続けるAquaのシマネ。

決着

残0:22ついにAquaの本格的な打開が始まる。シマネがボムピッチャーを使用しぷれちゃんずの自陣を更に激しく荒らし始める。
これはまずいと踏んだぷれちゃんず、ついにZAPも自陣抜け対応に参加する。その間前線を守るぷれちゃんずのラピベとL3はAquaのL3を落とす事に成功。
人数差はついているものの自陣に広がる敵インク、これを何とかしないといけない。
チャージャーと黒ザップに見られ十分に荒らしきったと判断したAquaのシマネが中央へ戻り戦闘へ復帰、その間なんとか手前を守りきったAquaの反撃が始まる。ぷれちゃんずのラピベをホクサイが落とし人数差を五分に。
残10秒、インクアーマーで猛攻をしかけるぷれちゃんずだが中央へ戻ったはずのAquaのシマネが再び敵陣へ切り込む。
一度自陣を見終わったと判断したぷれちゃんずのスプスコの一瞬の隙をついて落としにかかり人数有利をつくり更にもう一度敵陣へ入り込み塗り荒らす。
アーマーで前をおしあげるぷれちゃんずだが手前を全てシマネに荒らされた状態で試合終了。結果はAquaPaletteの勝利となった。

感想
よくシマネ全一はひろじゅん選手(Aquaのシャープマーカーネオ)という話をきくのですが、ここまで完璧な荒らしを見たことが無い。
シマネが出来る事は色々あるのですがどれもやろうとすると難易度が非常に高い。
でもひろじゅん選手はそこを全てやってのける、それも1先の本番の大舞台でそれをやる。度胸、そして技術と立ち回り。
シマネの真骨頂がこの試合と言っても過言ではありません。大袈裟かもしれませんがぷれちゃんずの敗因は「ひろじゅん選手に当たってしまった事」といっても良いほど天晴な試合でした。

『DetonatioNGaming』 vs 『はまのみ農園パイナップル生産所』

ステージ:ザトウマーケット

編成

DetonatioNGaming(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD(L3D)
バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
ジェットスイーパーカスタム(ジェッカス)

はまのみ農園パイナップル生産所(はまのみ)
L3リールガン
L3リールガン
ダイナモローラーベッチュー(ナモベ)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

準決勝の試合の2本目1-0でDNGが決勝進出にリーチをかけている状態での試合。

序盤

開幕DNGが中央へ猛攻をしかけ、次々にはまのみを落としていく。試合開始からわずか25秒でオールダウンをとり試合はDNGのペース。
更にリスポーン地点付近まで攻め入り更にはまのみのプレイヤーを落としていく。
試合開始から1分で既にDNGのキル数(アシスト含む)が合計13キル。
やはりDNGのトッププレイヤー達には届かないのだろうか?そんな猛攻をかけるDNGだがはまのみもこのままじゃ終わらない。
残1:47でハイパープレッサーがたまったDNGのジェッカスが一旦リスポーンまで下がり抑えに使おうとした矢先、DNGのバケデコがはまのみのL3とナモベに落とされてしまう。

中盤

人数不利をつけられた状態でハイパープレッサーを打っても協力できる味方が少ない為打つのは得策ではないと判断したジェッカス。
再び前線に戻っていくのだがこのタイミングではまのみのナモベにL3も落とされてしまうDNG。
はまのみはスペシャルを使わずキルを取っていた為力を残した状態で中央へ圧をかけれる状態に。
しかしDNGもスペシャルを温存していた為中央でのスペシャル合戦が繰り広げられる。相手陣地左奥付近ではまのみが協力してDNGのL3を追い詰める。
はまのみのL3がイカスフィアでDNGのL3を1枚は落とすがDNGはバケデコとジェッカスでカバーしつつはまのみのL3を2枚落とし返す事に成功。
しかし中央へカバーにきたDNGのL3Dをはまのみのナモベがそうはさせまいと落とし返す。
更にはまのみのエクカスがイカスフィアの爆発でDNGのバケデコを落としジェッカスとエクカス1on1の状態へ。(残1:23)
エクカスとジェッカスの緊迫した1対1.勝利した方が試合終盤の流れを掴むであろう戦闘を制したのははまのみのエクカスであった。
ここでDNGは実質オールダウンとなり打開状況となる(残1:13)

終盤

盤面を返したはまのみの逆襲がはじまる。残り1分を切った状態ではまのみのナモベが残0:55で詰め寄ってきたDNGのL3Dを落とし人数有利へ。はまのみは人数有利状態を維持しながら牽制する。
しかしここでDNGのL3が自陣へ向かってきているはまのみのL3を落とし五分状態へ。
その間にバケデコが相手陣地へ切り込みナモベのナイス玉とL3のイカスフィアをはかせつつ前線を維持。一瞬前と後ろを分断されてしまうはまのみ。
この一瞬の盤面の混乱にDNGは活路を見出す。ナイス玉とイカスフィアに狙われながらも生存し前線で助けを待つDNGのバケデコに味方のL3がカバーに入る。はまのみのL3が落とされさらに人数不利に。
しかしここで終わるはまのみではない。ナモベとエクカスが協力しながらDNGのL3Dを落とす。
更に向かってきたバケデコをナモベが相打ちにもっていく。もしやはまのみが有利になったのでは?と思い盤面を確認するが、先程ナモベに向かってきたバケデコが実ははまのみのエクカスを落としていたのだ。(残0:25)

決着

実質ほぼオールダウンとなってしまったはまのみ。先程やられてしまったはまのみのL3が急いで前線に参加するも、ここで温存してきたジェッカスのハイパープレッサーがはまのみ陣営に襲いかかる。
ハイパープレッサーに対し何とかイカスフィアで生存をはかるもその間に塗り広げられてしまう、そしてハイパープレッサーと前線の攻撃によりスフィアをはがしきられそのままエクカスもL3も落とされてしまうはまのみ(残0:08)
残ったL3も人数不利の状態で前線を維持する事が出来ず最後はDNGの猛攻により落とされてしまったところで試合終了。
激闘の末、試合を制したのはDNGであった。

感想
はまのみは第一試合を結構綺麗に落とされてしまい、このままDNGかなと思った試合でしたが途中の白熱した攻防に興奮しました。特にまひろ選手(はまのみのエクスプロッシャーカスタム)対れき選手(DNGのジェットスイーパーカスタム)の1対1は試合の流れを大きく左右する対面でした。
これを制したはまのみが持っていくのかなと思いましたが、流石のDNG。若きエースけいとぅーん選手(DNGのバケットスロッシャーデコ)が前線でヘイトをかいながら相手のスペシャルを全て消化させ更に相手の後衛を落としていくという凄まじい活躍でしたね。けいとぅーん選手のあの前線維持が変わっていた流れを引き戻すキッカケになった試合でした。

以上ピックアップでした!
次は決勝戦の振り返りいきます!

決勝戦振り返り

『DetonatioNGaming』vs『AquaPalette』

1戦目ステージ:ムツゴ楼

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
スプラスピナー(スプスピ)
ジェットスイーパー(ジェット)

『AquaPalette』(Aqua)
14式竹筒銃・甲(竹)
L3リールガンD
L3リールガンD
L3リールガンD

序盤

初動から北側での激しい攻防が始まる。両チームスペシャルを惜しみなく使いさしあうがDNGがジェットパックイカスフィアマルチミサイルの3スペシャルで連携をとりわずか25秒でAquaのL3D部隊を3落ちさせる。(残2:35)
打開になるAquaだが南(賽銭箱側)から永久にマルチミサイルを放つ竹にあわせて積極的に北側に攻撃を仕掛ける。L3D部隊のジェットパックによりDNGのL32種を同時に落とし北側を取り返しにかかる。(残2:00)

中盤

両チームかなり拮抗した状態で試合が続くが残1:45で再びAquaのL3D部隊2人のジェットパックが襲いかかる。何とかやり過ごしたいDNGだがここで中央バルーン付近からL3によるカバーが入りジェットパック1枚を撃墜。
しかしAquaのもう1枚のジェットパックがカバーに入り中央にいたDNGのL3を落とす。
が、ジェットパックに狙われなくなった一瞬の隙をついて先程まで後ろで耐えていたスプスピが前にあがり、AquaのL3Dのジェットパックの着地を狩り、カバーにきたL3Dをも落とす。ここの対面力はさすがのDNGといったところ。(DNG3-1Aqua)
賽銭箱側で打開の為のマルチミサイルを貯めていたAquaの竹だが見慣れないDNGのジェットの射程を見誤ってしまい塗りにいったところをジェットに狩られてしまう。
なんとか打開したいAquaだが北側でDNGのL3を落とし前にでるもカバーに入ったDNGのL3Dのジェットパックにより落とし返されてしまいまたも打開の展開に。(残1:00)

転機

何とか打開のキッカケを作りたいAqua。しかしここで復帰したDNGのL3が少しでも前で相手を抑えようと前にでるがAquaのL3D部隊のクイックボムの連打により落とされてしまう。
このチャンスを活かすしかないと判断したAquaのL3D部隊、すかさずジェットパックで猛攻をしかける。中央からカバーに入ろうとしたDNGのL3Dをジェットパック2枚で強引に落とし残ったスプスピにも果敢に攻撃をしかける。
ジェットパック2枚の攻撃を何とか耐えていたスプスピだが人数差の影響でAquaの猛攻を抑えきれず落とされてしまう。瞬間ほぼ3落ちとなったDNG。ここでついに優勢になるAqua(残0:40)

決着

復帰したL3が強引に前にでるも竹のマルチミサイルを10発ロックオンされてしまい退路を封鎖されまたも落ちてしまう。
L3Dが何とかカバーをして1枚AquaのL3Dを落としはするが中央に陣取っていたAquaのL3Dのジェットパックで前に出れない状況に。
「塗り広げなければ負けてしまう。」神社側からジェットのマルチミサイルの援護を受け残ったスプスピとL3Dで前にでるが、これを読んでいたAquaのL3Dがジェットパック終了後中央から裏どりを仕掛ける。
前の対面に集中していたDNGの前線の背後から挟撃を仕掛け塗りの要であるスプスピ、L3Dを落とし試合終了。
一瞬の打開のチャンスを掴み取りそして最後まで冷静な判断を行ったAquaの勝利となった。

感想
きましたねムツゴ楼。第5回甲子園ステージの中では最も難しいステージで、というのも敵陣に入りこめるステージではなく前線のラインを高く保つ事ができない。
相手の打開を手前で受け止めなければいけない為安定感が持てず最終局面のデスが重すぎるのが特徴です。序盤から劣勢だったAquaですがL3D2枚のクイックボムでDNGのL3を落とした事がキッカケでした。
クイックボムはサブ性能を積むことで飛距離があがるのですがAqua側はサブ性能2積みと1積みにより自高から相手の前線を潰せるギア構成で挑んでたのが良かったですね。
射程を伸ばす事により相手のラインを比較的後ろで留める事が出来る上に、攻め入らせない火力が増えます。素晴らしいL3Dの連携でした。
最後DNGが強引にラインを上げてきたところを中央から裏を取ってスプスピ、L3Dを落としたのも素晴らしいプレーだったと思います。

『DetonatioNGaming』0-1『AquaPalette』

2戦目ステージ:海女美術大学

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
バケットスロッシャーデコ
ジェットスイーパーカスタム

『AquaPalette』(Aqua)
L3リールガンD
L3リールガンD
L3リールガン
スプラスコープコラボ(チャーコラ)

序盤

初動から中央にDNGの猛攻。1試合目を勝って少し慎重になっているAquaの流れを崩すように攻め入る。
開幕30秒足らずでAquaの前線3枚を落とし、相手陣地へ入り込んだDNGのL3がチャージャーを落とし実質オールダウンを取る。
先程と同じく序盤から苦しい展開になってしまうAquaだが攻められている文自軍塗りが早く終わり、積極的に打開を狙う。
が、DNGのバケデコが相手陣地へ入りながらも少しでも厳しい状態になるとスーパージャンプ時間短縮ギアを活用し後ろにいる味方に飛び生存。
相手に打開のキッカケになるキルを与えないように動く。(残2:17)

中盤

全員スペシャルが溜まった状態で相手の打開を抑えるDNGだが残2:00でAquaのL3Dがジェットパックを使いDNGのL3Dのジェットパックを撃ち落す。
瞬間人数有利になるAquaだがDNGのジェッカスのハイパープレッサーとL3リールガンのカバーによりまたも前線3枚を落とされてしまうAqua。
再び打開になるAquaだがチャーコラの圧を利用しながら徐々に前にあがっていくAquaの前線陣。慎重になるAquaにDNGのL3Dのジェットパックが再び襲い掛かる。
残1:18でAquaのチャーコラを狙いうちし人数有利が出来たところをすかさずDNGのL3が前に上がってカバーにしにいく。広場で打開を意識していたAquaだが思わぬ猛攻により再び2落ち。
苦しい展開が続くAqua。何とかL3Dを落とすもDNGのバケデコが手前に入りこんで圧をかける。味方のL3Dがやられた事を見たDNGのバケデコが再びジャンプで後ろの後衛に飛びラインを維持する。
苦しい展開のまま試合は残り1:00へ

終盤

相手を1枚落とせたAquaが少し強気に相手を落としにいくが先程味方にとんで引いたバケデコとL3とジェッカスでうまく相手の前線を落とし返しまたも有利状態を維持するDNG。
Aquaは時間に余裕がなくなってきた為少し強引な打開を試みるが前線の戦闘ラインを上げ下げしながら中々突破させてくれないDNG。試合は残り30秒をきりAquaからするとここを取らなければ勝機がない。
しかしここでDNGのジェッカスがクイックボムで体力を削った相手をハイパープレッサーで追い打ち、見事AquaのL3Dを落としきる。最後の打開シーンに人数不利をつけられてしまったAqua。
何とかしないといけないとふんだAquaのL3DがジェットパックでハイパープレッサーをうっているDNGのジェッカスを狙うが恐ろしいハイパープレッサーの精度。
そのままもう1枚のL3Dをも落とし最後の10秒人数有利のまま押し切ったDNGの勝利となった。

感想
恐ろしいですね。(笑)
DNGの前線の個々の強さもそうなんですが連携力もさすがというべきか。L3Dにあわせてラインをあげたり味方のデスを確認し維持にまわるなど全てがハイレベルな動きでした。
海女美術大学は抜けが難しく個人での打開が難しい為ラインを上げるときに対面力や連携力が必要なステージです。
それ故にDNGのような組織力と個人力で戦うチームはとても強く、その強みがそのまま出た試合でした。
ジェッカスのれき選手のクイックボムハイパープレッサーのコンボがとてつもなく綺麗で唖然としてました。
とはいえまだ決着はついておりません。試合は最終戦へ。

『DetonatioNGaming』1-1『AquaPalette』

最終戦ステージ:アンチョビットゲームズ

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム

『AquaPalette』(Aqua)
L3リールガン
L3リールガンD
L3リールガン
エクスプロッシャーカスタム

序盤
まずは初動自軍塗り気味に動くDNG、大してAquaは初動から人数をかけて中央に圧をかけていく。先程とは逆の初動をみせる2チーム。
DNGは右手前からジェットパックを使って圧をかけてきたAquaのL3Dをエクカスとバケデコの連携で落とし、初動から人数有利をつくる。
人数有利ができたタイミングでDNGの前線が前にあがり相手陣地を守っていたAquaのエクカスとL3に襲い掛かり、そのまま2枚落とすDNG。(残2:28)
更に人数有利が出来た事でL3のイカスフィアで相手陣地へ潜り込むDNGのL3。Aquaの前線のヘイトを集めつつ後続のエクカスのカバーを待つ。
これによりかなり押し込まれてしまうAqua。その後も交代でイカスフィアを使用し前線に圧をかけるも復帰したAquaの前線にエクカスとL3が落とされてしまう。
人数有利が出来たと思い前に上がり始めたAquaに潜伏していたバケデコとL3Dのジェットパックが襲いかかりここで2枚もっていかれてしまうAqua。再び苦しい展開。(残2:00)

中盤

何とか少しずつ押し返したいAqua。犠牲を払いながらもL3部隊で徐々に中央を押し返していく。(残1:45)
盤面はほぼ五分となった状態でDNGのバケデコが落とされてしまうがL3がイカスフィアで人数不利の時間をうまく耐え忍び前線のラインを中央で保つ。
その後も中央で激しい攻防を繰り返すが落とし落とされの展開が続き、大きなキルが入らず拮抗状態となる。試合はそのまま残り1分を迎える。

終盤

両チーム一進一退の攻防が続き残り40秒になっても息を飲む展開が続くがAquaのL3Dが勝負を仕掛ける。
ジェットパックを使い右手前に入ったDNGのL3に圧をかけるが厳しいと判断したDNGのL3、瞬時に後衛の味方にスーパージャンプで飛び生存。
相手のスペシャルを消化させる。が、しかしカバーに入ろうとしたDNGのL3Dを撃ち落すAquaのL3。ここで勝負の決めてになりそうなキルが入った。
と思いきや、DNGのバケデコが溜まったイカスフィアを使用して相手のL3を落とし返す。動きかけた勝負もまたもや五分五分かと思いながらふと、MAPをみると異変が起きている。(残0:20)
左のブロックからイカスフィアが溜まっているAquaのL3がDNGの陣地へ抜けているのだ。
気づいていないDNGの前線。いや、気づいてはいるがもう戻る事は出来ない。復帰したL3Dに全てを託すしかない。

決着

最後の切り札となったAquaのL3の抜けが始まり、復帰したDNGのL3Dと対面になる。相手陣地へ抜けきったAquaのL3。塗りを最大限に広げながらもイカスフィアを温存し最後の勝負へ。
バルーン越しにDNGのL3Dが削りダメージを入れるがAquaのL3はバルーンに隠れこれ以上の被ダメを防ぎイカスフィアを吐こうとした-その瞬間-追撃に放ったDNGのL3Dのクイックボムがイカスフィアの無敵判定が完全に発生し終わる前にヒット。
決死の覚悟で抜けを狙ったAquaのL3を落としきった。(残0:16)残ったAquaのL3とエクカスで何とか前線を維持しながら強引に勝負をしかけるも中央での人数不利が発生した状態ではDNGを抑える事が出来ずオールダウン。
優勝は最後まで負け筋を通さずに処理しきったDNGとなった。

感想
いやぁ本当に熱い勝負でした。
アンチョビットゲームズというステージは抜けが強く(特に試合終盤)Aquaのひろじゅん選手ならやり遂げかねないと思いながら試合をみていたのですが、あれだけ苦しい展開を強いられながら最後本当に20秒から逆転のキッカケを作りにいく敵陣抜けが入りそうで見ててワクワクしましたね。
試合結果は結構な%差でDNGが勝利となったんですが残り20秒のひろじゅん選手の抜けが綺麗に決まっていたら試合は恐らくAquaが勝っていたんじゃないでしょうか。
最後対面になったDNGのku選手ですがよくもあの状態で冷静にクイックボムで追撃したなと。
イカスフィアは無敵判定が恐らく下から発生して全場所に無敵発生が出るまで少し時間がかかるスペシャルなんですがクイックボムはダメージ判定が範囲攻撃なので完全に無敵になる前にダメージが入り落とされてしまいました。
むしろ最後の追撃がクイックボムじゃなくてメインだったら恐らく耐えれたんじゃないでしょうか?いや冷静な判断。流石のDNGといった試合でした。
優勝おめでとうございます!

如何でしたか?
近畿地区予選Day1、Day2と振り返りをお届けしました!
次回は九州地区予選(開催日11/2.11/3)の注目チーム記事となっております!お楽しみに!(これ書いてる時点で筆者が九州地区Day2に当選してしまっている!笑)

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

splatoon近畿甲子園振り返りの記事は3ページ構成になっています
1.スプラ甲子園近畿予選から見るナワバリ【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園近畿予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
3.スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】