ヒッセンの練習と立ち回り、強いと思うプレイヤーについて | きょろ(ヒッセン)

ヒッセンが輝くステージはどこですか?

ヒラメ、Bバス、アンチョビ、デカラインです。

理由を教えていただけますか?

ヒラメは壁の潜伏や、起伏の多さがヒッセンが有利になるステージなんです。
初動とか右壁から入って敵が登ってくるのを確認してから倒すとか。
あとは壁を登ろうとしている敵を倒しやすいんです。

Bバスは中央タワー周りがすごい強くて、あとは前に出た時にリスキルまで入れたらすごく強いですね。
基本的に起伏の多いステージっていうのがヒッセンは強くて、障害物に隠れながら攻撃するっていうのが得意な武器だと思います。

アンチョビも同じような理由で相手がプロペラを上げてくれたら向こうからは死角になるので、すごい強いと思います。
あとはデカラインとかですね。
ここも起伏の多いステージなので得意なステージです。

逆にヒッセンがきついステージはどこですか?

モズク、マヒマヒ、ネギトロ、モンガラですね。
ステージが広いんです。
あとはモズクとかは平らすぎるので、平らなステージはやっぱりスシコラとかシューターが強いので厳しいです。

ヒッセンが厳しいステージでの持ち替えは考えていますか?

バケツは考えてます。
あとはシューターだとプライムはアロワナとかでは一時期持ってました。
チェリーも使えるのが本当は理想なんですけど…

上手くなってからも続けている練習はありますか?

対抗戦の前の試しうちですね。
試しうち場のたくさん的がある方で、右側の2体を倒してその後に残りの3体を2発で倒すっていうのは昔からやってます。

あとはポイズンを使う練習でもみじシューターを使ったりしてます。
実は、一応もみじもカンストしてます。
潜伏と奇襲っていう意味ではバリアもないのでヒッセンよりもシビアだと思うんですよ。
あとはポイズンを上手く使うっていうヒッセンを使う上で必要な要素が二つとも揃ってるので、もみじは割と練習になると思います。

野良のガチマッチで勝つために意識していることは?

なるべく長くフィールドにいるようにすることですね。
潜伏もするんですけど、基本的にはなるべく敵が必ず通る道にいるようにしてます。
それに加えて、なるべく死なないようにするかゾンビを積んで早く復活して多くフィールドにいるようにしてます。
ギアの話になっちゃうんですけど、防御のギアの時は潜伏多めでもいいから死なないようにしてフィールドに残るようにして、ゾンビの時は無敵を全部自分に吐かせるようにしたりしてヘイトを稼ぐ。
という立ち回りの違いもあります。

対抗戦や試合で意識していることは?

ポジションが一応前線なので、無敵持ちはなるべく攻撃するようにしてます。
潜伏や飛沫をあげないで移動したりとかが昔から得意なので、チャージャーとかのヒッセンじゃ届かないだろうなーって思われる武器にこっそり近づいて倒すとかは意識してますね。
あとは対抗戦とかはガチマよりもポイズンを多めに投げるようにしてます。
言い方は悪くなってしまうんですが、ガチマだとポイズン当てても味方がキルしてくれないんですよね。でも対抗戦とかだと報告とかもしたらほとんどキルしてくれるので。
視界に入ったらなるべく投げるようにしようと意識してます。

もっと細かい立ち回りとかで意識していることはありますか?

結構言われるのが無駄なキルが多いって言われるんですよね。
リスキルのようなことを結構してなるべく相手のスペシャルゲージを減らすようにしてるのですが、これって敵の打開の時とかのキルに比べたら有意義なキルでは無いんですよね。
だからそれをなるべく減らすようには意識してます。
例えばハコフグとかだったら金網とかの打開の入口の所に潜伏して、出だしをくじく。っていうのを意識するようにしてます。

打ち合いで意識していることはありますか?

私はずるいので防御を積みます笑
対面する上で一番防御を積むのが楽なんです。バケツはクイコン耐えれるし、スシとかも三確じゃなくなりますし。
バケツ対面とかは相手のバケツの振りを見て避けるとかは意識してます。クイボは避けるのは難しいんですが、メインの方だと結構避けれたりするので。

ヒッセンを使ってて苦手な武器はありますか?

苦手な武器は結構多いです。
ラピブラとかロンタムとかダイナモとか
射程がヒッセンはどうしても短いので一確定が出て尚且つ射程が長いっていう武器は全部苦手です。

そのような武器にはどういう風に立ち回っているのですか?

気付かれないように近づいて奇襲するようにしてます。
正面から打ち合わないでポイズン投げて味方に倒してもらったりとかも意識してます。

あなたが思う本当に強いスプラトゥーンプレイヤーは?

すごいなーって思うのがふーみそんさんですね。
自分と立ち回りが全く逆を向いているというか、自分はキルをして試合に勝つっていうタイプですが、ああやって考えて考え抜いてスプラトゥーンをやっているっていうのはすごいなあって思います。
憧れるというかカッコイイなーって。
あとは同じような理由でツンデレ娘さんですかね。勝ちに結びつく立ち回りがすごい。キルには表れない働きってあるじゃないですか。そういう意味ではふーみそんさんとツンデレさんが本当に理想です。

バトンを繋ぎたいプレイヤーさんは?

レツさんとターキーさんですね。
苦手な武器のラピブラをつかってる方なので、インタビュー記事見て弱点を突きたいです(笑)

記事見てくれた方へのメッセージを

ヒッセンというのは本当にいい武器で、使ってみたらわかると思うんですけど本当に楽しいんです。
あと射程が短いから辛いって思う人もいると思うのですが、それはやっぱり潜伏移動スキルでいくらでもカバーできるので、ぜひぜひヒッセンを握ってみて遊んで頂けると嬉しいです!

きょろ(ヒッセンカンスト)のインタビューは3ページ構成です。
1.ヒッセンの長所短所について | きょろ(ヒッセンカンスト)
2.メイン武器(ヒッセン)のギアについて | きょろ(ヒッセン)
3.ヒッセンの練習と立ち回り、強いと思うプレイヤーについて | きょろ(ヒッセン)

メイン武器(スプスコ各種)の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

プレイヤー情報(tyori)

チャージャーといえばリッターと思う方も多いはず。
そんな中、リッターとスプスコを華麗に使い分けて、エクスカリバーの最後列を守り続けたtyori。
チャージャーとしての才能は無かったと語るtyoriが、ここまで多くの実績を残せたのはなぜか?

ちょり(tyori)

プレイヤー名 tyori
メイン武器 スプスコ、リッター各種
所属チーム 無し(元EXCALIBUR)
twitter @tyoriNyoki
主な戦績 第二回BigBangCup優勝
第六回splated杯優勝
第五回splated杯優勝
第二回スプラトゥーン甲子園近畿地区優勝
第七回splated杯準優勝
第六回WFB杯準優勝
第二回INKup準優勝
第五回Apple杯3位
KDK杯3位

インタビュー

splatoonを始めたきっかけについて教えてください

スプラを始めたのは、ニコニコ動画で試射会の動画が上がっていたのを見て、いてもたってもいられずすぐに買いに走りました。
ワクワクしちゃって、WiiU本体から揃えましたね。

splatoonの放送はいつ頃から始められたのですか?

放送自体は2015年の12月頃からやっていたのですが、きっかけは自分が固定チームに入ったことですね。
自分の視点をちゃんと見直したいという気持ちがあったので。
ただ、2016年の12月頃まではPCの性能が悪くて、まともに放送出来てなかったんです…
なので定期的に放送し始めたのは、2017年入ったくらいからですね。

tyoriさんの名前はちょこちょこインタビューしていても聞いていましたね、スプスコ全1だって

ありがとうございます。
本当に初期のころからずっとスプスコ使い続けているので、スプスコっていうジャンルの中でいうなら確かに名前は少し売れていたかもしれません。

なぜスプラスコープをメイン武器にしようと思ったのですか?

これ、みんなに言うと凄い笑われるんですが、凄い真剣な理由がありまして…
リッター3Kのビジュアルが嫌いなんです。
見た目が凄いメカメカしくないですか?
なので、最初にリッターを選ばなかったのは、純粋に見た目だけです。
おもっちゃっぽいスプスコが可愛かったので。

あと、2015年の頃はリッターが凄い強くて。逆にスプスコを持っている人はほとんどいなかったんですね。
その中で、僕がスプスコをもって活躍したら…みたいな、マイナー武器精神もあって使っていたのはありますね。
皆が使っていない武器を使いたい、と。
マイナー武器を使っている人は、結構同じ理由の人多いんじゃないですかね。マイオナ精神が発動したというか笑

今は試合でもリッターも使ってらっしゃいますよね?

リッター自体も塗りカンストするくらいまでは使っていますし、元々二刀流だったので。
昔は、リッターの方が明らかに強かったので、スプスコの方がどちらかというと出番が少ない感じでしたね。
環境の修正が入ってから、スプスコが強くなったので、スプスコの比率を上げていった感じですね。
試合の場合は、やはりチームとしての勝利が目標になるので、シンプルにステージに合わせて強い武器を持っている感じです。

リッターに比べてスプスコが優れている点を教えてください

チームメイトには言わないようにしていたのですが、エクスカリバーも解散してしまったので言いますね…笑
スプラスコープのいいところは、天才じゃなくても使えるところだと思います。
恥も外聞もなく言うと、僕はチャージャーの才能に関しては、他の上手いリッターの方々に比べてそこまであるわけじゃないと思うんですね。
スプラスコープはリッターに比べてチャージも早く、何発も撃てるという長所があるので
ある程度練習をすれば、どんな人でもかなりのレベルで使えるようになる、というのがスプスコの長所かなと思っています。
僕自身もチャージャーの才能に恵まれているわけではないと思うで、スプラスコープで戦えるようになったのは、武器自体が誰でも使える武器だから、といのが大きいと思います。
あと、スプスコの面白いのは、使い手によって色々な個性を生み出してくれるのが面白いところだと思います。

リッターは誰でも使える武器ではないということでしょうか?

そうですね、個人的にはそう思っています。
エイム能力が、戦績に直結する武器なので、飛び切りいいエイムが要求される武器なのですね。
現状を見ても、上手いリッターというのはエイム能力の差がかなり出てきていると思っているので、そこに恵まれない人にはリッターという武器を使いこなすのは難しいと思っています。
実際に僕も、リッターが非常に強いステージ、でしか使えていないです。
逆に言うと、そういう限定的な使い方をすれば、自分でも使える武器ではあります。
ただ、全ステージ持ってみると、エイムの差が出てくるのかなと思いますね。

スプスコもエイムは必要だと思うんですが…?

もちろんスプスコもエイムは必要です。ただ、リカバリーの効きやすさが、リッターとは明らかに違いますね。
外さないには越したことないのですが、2発目が撃てるっていうのは大きなメリットですね。

逆にスプスコの短所はなんでしょうか?

短所は明確で、リッターに勝てないことですね。
射程的な問題で、絶対に勝てないです。
なので、スプスコ使いが強くなるには二つの立ち回りを持つ必要があります。

一つ目は、リッターが敵にいる時の立ち回り
二つ目は、リッターが敵にいない時の立ち回り

ですね。

リッターがいないときは、普通のチャージャーとしての立ち回りで大丈夫です。
敵が勝手に近づいてきてくれるので、それを射程の暴力で倒していけばOKですね。
リッターに比べて撃てる回数も多いですし、最低限の塗りもこなせます。

相手にリッターがいる時は、リッターと同じような立ち回りをしても射程の暴力を受ける側になってしまいます。
その時に、第二の立ち回りが必要になってきますね。
僕はスプスコのわかめをよく使うのですが、わかめを使う理由としては、チャージャーらしくない立ち回りをするため、ですね。
いわゆる凸チャーですね。

例えば炭鉱とかだとどう変わるのでしょうか?

全ステージ、自分なりの立ち回りの違いがあるのですが…
少し立ち回りと話がずれてしまいますが、炭鉱の様な高低差があるステージだと、実は撃ち合った時に下の方が有利ってみなさん知ってますかね?
炭鉱の十字と、敵高にいるチャーだと十字の方が強いんです。

下にいるチャーからはジャンプも無しで敵高を決め撃ちできますが
上にいるチャーはジャンプしないと撃てないんですよね。
これもチーム解散するまでは言わないでおこうと思ってたんですけど笑
実際にお友達とプラベとか立てて実験してみるとよくわかると思います。
感覚的には上の方が有利におもえるんですけどね。

上にいると、ジャンプだけでも、前に出すぎないかとか色々考えるべきことがあってエイムに集中できないんですね。
それに比べると、下にいる場合は左右移動だけでエイムを合わせられます。
これはかなり、実践だと差になって現れると思いますね。
なので、こういう高低差を利用した詰め方とか、リッターがいる時は多少無理してでも、距離を詰めないといけないのでその詰め方とか。
通常のチャージャーとしての戦い方とは別に、そういう立ち回りも用意しておかないとつらいですね。

後、副産物としてチャーが無理やり前につめていくと自然とラインが上がっていくので。
結果として前線が上がってエリアを取りやすくなったりすることはありますね。
まとめると

チャージャーがいる時は、いかにチャージャーに詰めて圧をかけるか、という立ち回り
チャージャーがいない時は、普通のチャージャーと一緒で、射程の暴力で相手を完封する立ち回り
この二つをマスターする必要がありますね。

tyori (スプスコ・リッターカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.スプスコ各種の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
2.メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
3.スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
4.スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
5.スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

メガホンというスペシャルは扱いが難しい気がするのですが…

そうですね、スプスコ系のスペシャルは色々なのがありますが、メガホンは使い方をよく考えないといけない難しいスペシャルだと思います。
メガホンは数あるスペシャルの中でも、めちゃくちゃ難しいと思いますね。
メガホンもステージごとに撃つべき場所が決まっているので、その場所はきちんと自分の中で把握しておくことが大事ですね。


※インタビューでお願いしたら、tyoriさんが、メガホン解説動画を作ってくださいました。
すでにtyoriさんのtiwtterではアップされています。

今までにチャージャー以外の武器を使っていたことはありますか?

以前はスクイックリンを使用していました。使っている時に、ゆうりょうboyさんのチャージャーの動画を見て、もっと射程が長い武器を使ってみたいと思って持ち替えたんですよね。
チャージャー格好いい!ってなって、リッターのデザインがあんまり好きじゃなかった結果、スプスコに落ち着きました笑

チャージャー初心者が使うとしたら、どの武器がおすすめですか?

スプラスコープをお勧めします。スプラスコープのどの種類というよりは、全種類使ってみて欲しいですね。
ベントーも強いですし、ボムラも強いですし、ワカメも強いと思うんです。
今の環境で、ワカメを使っている人って少なくて、もしかしたら自分だけかもしれませんけど、ワカメも本当は強いんですよ。
なので、初心者の方にお勧めするなら、スプラスコープ全種。個人的に好きなこともあって、ワカメをお勧めしたいですね。

それから、チャージャーとしてというよりは、長射程武器使いとして極めて行きたい、強くなりたいという気持ちがあるのであれば
スプスコ系に加えてハイドラントカスタムをお勧め
します。

なぜハイカスなのですか?チャージャーと後衛バレルを使いこなすマルチウェポナーは、自分が知る限りいないように思いますが…

環境の多様化が今進んでいて、色々な編成が巷に溢れています。
例えばTKの構成とか、スピコラ、チェリー、スシ、ロンタムのセットとか。
チャ―無しの編成に対して、スプスコは役割を持てないわけではないんですが…

僕、構成論が大好きなので、熱く語っちゃいますね!?
現環境でのチャ―無し編成って大きく分けて3パターンありまして。

一つ目はNK編成ですね。
スシ、ダイナモ、ロンタム、バレル。
この編成に対してはスプスコは役割をちゃんと持てます。バレルの無敵の溜まりも遅いので。
こういう編成に対しては、通常通りのチャージャーとしての立ち回りで大丈夫です。

二つ目は
スシ、チェリー、ロンタム、スピコラ。
無敵多めの編成ですね。
この編成だと(チームによりますが)、チェリーとスピコラがステジャンをはかないことが多いです。

三つめは逆にステジャン多めの編成。
例えばロンカス、ロンカス、スシ、ダイナモみたいな。
二つ目に比べて、4枚ステジャンはいてくることも多く、非常に回転数が早くなります。

チャージャーは3つ目の編成に対しては役割を持てます。
特にベントーが役割を持てます。ステジャン多めで、ガンガン回すような編成には、ベントーが刺さることが多いです。

問題は、スプスコがきつい構成相手の時です。
スシ、ロンカスがいて、かつ自分自身が前に詰めないといけない構成とかが厳しいです。
例えば、スシ、ロンカス、リッター+ダイナモとか。
リッターがいる分、自分自身は早めに前に詰めていかないといけない。
だけど、動きの軽いスシ、ロンカスがいてそれらとかち合うと狩られてしまう。
こういう編成は非常に厳しくなります。
スシ、ロンカスに限らず、バケツなんかが入っている編成もそうですね。

2つ目の編成はリッター入ってないから、大丈夫なのか?というと
実はこの編成もかなりつらいです。
なぜなら、スピコラ、チェリー共にバリア溜まるのが早い為、こちらから距離を詰めて始末したいのです。
が、スシ、ロンカスは動きが早く最前線に出てくるため、変に詰めるとこちらが狩られてしまいます。

このように、リッターがいなくても、こちらが早く詰めないといけない構成はあり
そこに動きが軽い前線が2枚いたりすると、スプスコはきつくなりがちです。

三つ目の編成は、スシとロンカスがいますが、残りもダイナモとロンカス。
無敵をゆっくり溜めていられる武器ではないので、必然的にこっちに向かってくることになります。
こういう敵は、通常のチャージャーとして向かってくるのをしっかり狩りとっていけばOKです。
こっちが急ぐ必要がない構成なので。

二つ目みたいなきつい構成に対しての、一つの回答が後衛スピナーなのではないかと考えています。
射程が長いスピナー種というのは、チャージャー無しの編成にすごい強いんですね。
チェリー、スピコ、スシ、ロンカスみたいなチャ―無、かつ射程が長い武器が入っていない構成に対して有効打を持つために、ハイカスやバレルのような武器を使えると、より選択肢が広くなるかなと思います。
2番目にあげた無敵多めの構成に対して、非常に役割が持てます。特に、今環境に増えているチェリーに対して有効ですね。
まあ、リッターがきついことは変わらないのですが。
2から始めるよという方は、もちろん一つを極めるのが先だとは思いますが、長射程武器としてチャージャーもスピナーも持てる、というマルチウェポナーを目指していくと、非常に強くなれるのではないかなと思っています。

今の上位層は、お互いが何を持つかを全て把握しているので、相手の構成に合わせて武器を持ち変えることが良くあります。
自分もリッターをスプスコを持ち変えているわけですが、そこにハイカスも組み込めたらよかったなぁと思っています。

スピナーとチャージャーを使いこなせているプレイヤーって現在いますか?

多分いないと思います。
リッターとスピナー種というのは、動きが遠いんですね。
ただ、スプスコとスピナー種は、動きがそれに比べると近いので、使いやすくなるのではないかと思っています。
残念ながら、スプラスコープを使っている人が少ないので、当然スプラスコープと後衛スピナーを共存させている人が少ない…
なので、後衛スピナーの人に、スプスコを啓蒙したほうが早いかもしれませんね笑

結論を言うと

チャ―無に対して強い後衛武器
チャ―有に対して強い後衛武器
の2種類を極めることで、後衛として非常に強くなれるのではないかと思っています。

tyori (スプスコ・リッターカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.スプスコ各種の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
2.メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
3.スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
4.スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
5.スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

現状のスプラスコープ(スプスコ)のギアについて教えてください

リッターがいると、どうしても自分も前に出ていかないといけなくなってしまうので、デスに対しての対策として、ゾンビを付けることが最近は多いですね。
ゾンビが2.1 メイン効率0.2 安全靴 攻撃0.6ですね。

攻撃を0.6積むのは、フルチャしないでも済むようにですか?

基本的にスプスコはフルチャして撃つことが多いと思いますが、死に際の道連れであったり、まれに半チャで戦う時もあるので。0.6で十分だと思います。
後、安全靴は多くのステージで必要になると思います。
具体的にはハコフグやショッツル、キンメなど、通路戦が無いステージでは必要ですね。逆に、アロワナだったり、モンガラだったり、通路戦で特に動き回らなくてもいいステーじでは、安全靴はいらないです。
ちなみにアロワナだと、スペ増と人速を積んだギアになります。
モンガラだと逆境とステジャンが活躍します。
モンガラだけはステジャンが必要ですね。単純に復帰が早くなるので。

モンガラは特別なステージなのでしょうか?

モンガラは右を自分が封鎖しにいくことが多いですが、自分が死んでもターゲットになってくれる味方がいれば、即座に復帰できますし。
通路戦ばかりで、安全靴のメリットもチャージャーにはほとんどないですからね。
モンガラだけは、絶対にステジャンはいた方がいいと思います。
リッターカスタムとかだったら、ビーコンはやして飛んでいけるのでいらないと思いますが。

メイン効率とインク回復の使い分けについて

あとは、ワカメ使っている時は、メイン効率を0.2だけ積んでいますね。
メイン効率0.2積むと、メインのフルチャが1発増えるんですね。
じゃあ、なんでベントーとかでは積んでいないかというと、ベントーを使う場合はインク回復の方が強いと考えているからです。

ベントーの場合は、シールドを張ってから前に出ていくことが増えるので、シールドを張ったあと何発撃てるか、という考え方になります。
シールドを張った後だと、2発フルチャで撃てるのですが、3発撃つためにメイン効率を積むには1,4くらい積まないといけないんですね。

ここまで積んでギアの枠を圧迫するよりは、インク回復の方がいいかなと考えています。ワカメの場合は、メインでガンガン撃っていくのが前提なので、メイン効率で射撃回数を増やした方がいいかなという考えですね。

後は、アロワナの場合は、僕はスペ増を2積んで、人速も積んでいます。

アロワナではワカメがメインですが、メガホンがやはり強いですね。
打開の1手にも、抑えの1手にもなります。
左通路を通すメガホンがめちゃめちゃ強いので、スペ増を積みます。
左の網上にいることが多いので、左通路を詰めてくる96凸とかを相手にするために、人速を積んでいる感じですね。
左高台で撃ち合っていると、絶対に96凸とかに詰められるので。エリア内からロンカスとかも撃ってきますしね。0.3あれば十分対応が可能です。

その他に使い分けているギアはありますか?

ボム飛ギアはアンチョビで採用しています。敵側エリアまで届かせることと、右昇降台のファン裏にボムを投げ込むために1.0採用しています。

注目しているギアはありますか?

スプラスコープって実は、安全靴と攻撃0.6積めば、後はどうとでもなるので
ゾンビ積みやすい武器ではあります。
なので積めるだけ積んだ方がいいんじゃないか?と思っています。

得意なステージはありますか?

やっぱりアロワナですかねー。アロワナは得意です。
後はモンガラです。

モンガラに関しては、メガホン撃つタイミングであったりとか、威嚇射撃をする位置、待機する位置など、完璧に網羅している自負があります。
スプリンクラー置く位置とかもですね。
あんまり負ける気しないですね。

アロワナも僕の中でかなり研究が終わっていて、アロワナのワカメも負ける気はしないですね。
やっぱり自分は天才肌のプレイヤーではないので、その分考察とか研究に時間をかけていて、どこで何をすべきなのか、というのをかなり突き詰めてきています。
この2ステージに関しては、その中でも考察を終えたという自負があるので、自信につながっていますね。

逆に苦手なステージは?

チャージャー持ったとして苦手なのは、マサバですかね。
ヒラメはチャージャーみんな嫌いだと思いますが。

マサバが苦手なのは、スプラスコープがリッターに対してアプローチが非常に難しいからですね。
縦にすごい長いので、射程が足らないことも多いので。
実践では、スプスコではなくてリッターを持っていたことも多いです。
今でもリッターを出すことは多いですね、スプスコが弱いステージなので。

ただ、リッター出したとしても、このステージそこまでチャージャーが強いステージじゃないので、チャー無しチームが来ると凄いきついです。
スプスコはその観点からすると、チャー無しのチームにはつらい上に、リッター有のチームにもきついということで、かなり弱い武器だと思います。
ここでさっき話に出ていた、バレルとかハイカスを使えれば、対応策として出せたのになぁとはよく思います。
2をどれくらいガチでやれるかはわかりませんが、後衛スピナーとしても戦えるようになりたいと思っています。

tyori (スプスコ・リッターカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.スプスコ各種の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
2.メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
3.スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
4.スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
5.スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

スプラスコープで強くなるためにやっていた練習

チャージャーとして練習をするのであれば、やっぱり竹でネクラ式をやることですね。
外してもいいんで、とにかくエイム練習。
僕はエイムの才能なかったので、本当にずっと竹でネクラ式やってました。今でも竹での練習はずっとしてますね。

バルーン6個を撃っていくわけですが、一番難しいパターンとしては
一番左→右から二つ目→左から二つ目→一番右
とかが難しいですね。
竹での練習は、チャージャーやるなら本当にやったほうがいいと思います。

他に意識したほうがよいことはありますか?

後、S+いかないくらいのチャージャーの方を教えることもあるんですけど、よくあるのはエイムが振り切っちゃってるケースですね。
撃ちたい位置にピタッと止まらないで、そのままずれちゃうというか。
撃ちたい位置にピタッと止める練習、竹にもつながりますが、エイムを振ったときにピタッととめてから撃つのは意識したほうがいいですね。

ただ、僕は悪癖がありまして…
ベントーが無い時期からスプスコをずっと持っているんですが、エイムが凄いふわふわしてるんですね。
めちゃめちゃ細かい話で恐縮なんですが…

チャージャーのエイムっていうのは、敵がどこにいるかを把握して、それからチャージして撃つのが基本動作なんですが
ベントーが無かった時代っていうのは、敵のチャージャーってほぼ全員リッターだったので、リッターがいるのが前提の立ち回りに僕がなっちゃってるんですね。
つまり、常時突チャーだったわけです。

その時の癖で、とにかく前に出て行ってチャージしておいて、敵が来たらエイムを合わせるっていう撃ち方になっちゃってるんです。
敵がいるかわからない状態で、チャージして、途中で見つけたらエイム合わせて撃つ。
これってベントーとか、リッターだと良くないんです。
探してからチャージをして、射線を隠して撃つ、これがあくまで基本なので。
ただ、僕はもう癖がつきすぎて、それが出来ないので…
今からベントーとかリッターを使う人は、ちゃんと基本的な撃ち方を身に着けた方がいいと思います。

ドラッグ気味に普段から撃っているということでしょうか?

僕の射撃は、基本全てがドラッグですね。
僕はちょっと特殊なタイプで、スクイックリン使っていたこともあって、瞬間的なエイムの方が得意みたいで。普段のエイムより、ドラッグの方がいいんですね…
ただ、これはあくまで変則的なタイプだと思いますし、リッターとかを使うには邪道な合わせ方だと思っているので。
今からベントーとかを使う人は、エイムがいいと言われているチャージャーの動画を見て、その人の立ち回りを見たほうがいいと思います。
ちゃんと敵の位置を把握しておいて、敵が通るであろう位置にエイムを合わせ、通り過ぎる瞬間に撃つ。これが基本になると思います。
逆に、ワカメとかを使う人は、前に詰める機会が多いので、こちらはドラッグ気味のエイムが必要になりますね。

あと、練習とは少し違いますが、メガホンの考察はずっとしていますね。
メガホンは撃つべき場所をどれだけ把握しているか、というのが大事なので、これはずっと研究しています。
特に、モンガラ、アロワナに関しては考察をずいぶんしてきました。

野良ガチマで勝つために意識していることはありますか?

ちゃんと有利ポジを自分の中で作ることですね。
出てはいけない場所から出ない、基本をしっかりっていう感じですね。
やっぱり出てはいけないシーン、場所っていうのはあるので、そこを守る感じです。
後は、打開の意識をしっかりと持つことですかね。
自分の1キルから打開を始められるように、意識を持っています。
チャージャーである以上、キルが全てですから。

対抗戦や試合で意識していることはありますか?

声かけはしっかりとするようにしていますね。
何やりたいか、というのをしっかり伝えておく。
特に、メガホンは連携がかなり重要になってくるので、メガホンをここの位置から撃つから、ここに詰めて欲しいとか。具体的に伝えられるように意識しています。

後は、難しいですが、味方のテンポにちゃんと合わせてあげることですかね。
スプラスコープっていう武器自体が、相手の構成によっては、ブラスターに近い位置くらいまで上がっていくことがあるんですね。
普段はもちろん、最後衛で見方を後ろから支えて、チームとして崩壊しないように支える屋台骨みたいな役割なんですが
相手の構成と味方の構成によっては、ある程度のデスを覚悟の上で連続キルを取りに行って、カウントをもぎ取りに行く役割を担うこともあります。
この役割の変化をしっかりと見て、味方のテンポを見て、自分が立ち回りを変化させる必要があると思っています。

テンポというのはチームによって違うということですよね?

位置的には96凸とブラスターの中間に近い位置とかまであげていきます。
味方の最前線から1歩引いたあたりのポジションを取る感じですね。
ダイナモとかよりは、全然前にでてたりもしています。
これは、そういう動きをした方がいい、という話ではなくて
構成などによってそういう動きを求められることがあるし、それがスプスコは出来る武器だっていうことですね。
チャージャー的な立ち回りをしてもいいし、突気味の立ち回りをしてもいい、と。

これは組む武器によって色々使い分けます。
わかりやすいのはスピコラとかですね。
あの武器はリスクを取ってはいけない武器なので。
逆にダイナモとかは、リスクを取ってでもガンガン前に出れる武器ですね。
スプスコは、その両方の立ち回りを、求められている役割に応じて切り替える武器だということです。

スピコラと組むのであれば、自分がリスクを受け入れて突気味に立ち回って、連続キルを狙いにいく、とか。
ダイナモと組む時は、逆に後ろに引いて屋台骨的な立ち回りをします。
例えば、ダイナモと組む時に、自分もリスクをおって前にでて二人ともやられたら、戦線が崩壊してしまいますよね。
スピコラであれば、そこから塗って戦線維持をしてくれますし、その間にゾンビで戻ればいいので。
スプスコはチームのバランサーになれる武器なのです。

エクスカリバーはふじが、スピコラとして死なないで、最後の屋台骨になってくれるので自分がリスクを負うプレイができました。
仮にふじのかわりにダイナモンが入っていたら、自分が後ろに引く立ち回りにいなっていたと思います。

構成論みたいなのを考えるのが大好きなのですが、前衛と後衛を2:2で考える時に、リスクを取る後衛と取らない後衛が存在する必要があると思うんですね。
この中で、スプスコは味方に合わせてバランスを取れる武器だと思っています。
どの構成でも突チャーをすればいいわけじゃないし、かといって後ろでベントーで引きこもってていいわけでもない、そこらへんをきちんと理解して使い分けられるとスプスコは面白いと思います。

tyori (スプスコ・リッターカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.スプスコ各種の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
2.メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
3.スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
4.スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
5.スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

立ち回りで他に意識していることはありますか?

苦手な武器とは出来るだけ撃ち合わないこと、ですかね。
前の方で苦手な武器としてスシとかロンカスの名前を出しましたが、接近遭遇してしまった場合はもう何とかするしかない…
ですが、そうでなければ引いて逃げちゃいます。
自分の役割対象をきちんと認識しておくことが大事ですね。
塗り武器である、スピコラ・ダイナモ・チェリー。
後は、自軍の構成によってはリッター。
このあたりを倒すことが役割だ、という意識を持って戦うようにしています。

ステージでいうと、特にもずくあたりがわかりやすいですね。
ダイナモとかスピコラって、絶対網からくるんですね。
だから、中央でどっちからくるかなーって見ておいて、優先的に処理していきます。
逆に、スシがいそうな場所には、自分から出来るだけ近づかないようにします。

近接の撃ち合いで意識していることはありますか?

基本は逃げるんですが、どうしてもやらないといけない時は出てきます。
ロンカスだけは特殊なんですが、対他の武器は全部一緒で、決め打ちでドラッグします。

一番わかりやすいのは対シューターですね。
シューターって基本、右壁を意識して動いてくるので、出てくるであろう箇所に決め打ちします。
んで、1発撃って外した場合は、スプリンクラーとか置いて逃げます。
意外とスプリンクラーって邪魔になるので。
後、1発撃って外した場合でも、そこは退路になっているので。
まず1発決め打ち、外したら逃げるってのが基本ですね。

後、シューターの人って絶対、チャージャー対面になると慢心があるんですよ。
これはどのレベルのプレイヤーでも絶対あるんで。
なので、チャージャーだったら絶対にやらないだろうな、っていう意識外の動きをするようにしています。
チャージャーだったらここにはいないだろう、みたいな位置に動いてみたり。

ロンカスだけは違うということでしたが…

ロンカスタイマンなんですが、実はロンカスタイマンはスプスコの方が有利なことも多いんです。
ロンカスタイマンで大事なのは、後だしすることですね。
先に撃たせて姿が見えたら倒しにいく。スプリンクラーを併用して塗りで行動範囲を狭めていく。
スプリンクラーはタイマンでも意外と役に立つので、使い方をよく考えてみると面白いサブになると思います。

後、ロンカスタイマンはビビらないことですね笑
ぱいなぽ~でも、ミリンケーキでも、チャッピーでも外す時は外すので、最後は気合ですね笑

他に全体的な立ち回りとして意識していることはありますか?

僕が目指している立ち回りは、コンスタントに1キル取れるというよりは、固めて2キル3キルとれる立ち回りですね。
ゾンビが多くなってきた今、1キルで取れるアドがすくなってきているので、淡々と1キルを重ねた20キルより、3連続キルを2回の6キルの方が価値がたかいと思っています。
特に、敵陣に近い位置でとるキルは価値の高いキルになることが多いと思っています。
もちろん防衛の1キルも大事なのですが、スプスコはより価値の高いキルを目指して立ち回るのが大事な武器かなと思いますね。

後、撃ち合いでいうと、ぱしゅぱしゅの練習はした方がいいですね。
しない人がほとんどだと思いますけど、近接でチャーがためないで撃つ射撃も、練習すればするだけ勝率があがります。
バルーンを撃つだけで十分練習になるので。
これ、知らない人も多い気がしますが、ぱしゅぱしゅって画面の中央じゃなくてちょっと右側に弾がでるんですね。イカちゃんは右手に武器持ってるので、当然なんですが。
チャージャーとして普段プレイしているとあまり意識していないことなので、ぱしゅぱしゅの練習はした方がいいですね。

あなたが思う本当に強いプレイヤーは?

沢山いるので回答が難しいですが…
チャージャー目線でいうなら、ぴょんさんは強いし上手い、ですね。
エイム力が凄いですね。本当にびっくりします笑
敵にしてると、アハ体験をします。「あ、抜かれちゃうんだ、あは~」みたいな笑

バトンしたいプレイヤーは?

ミルクティーさんのを是非聞いてみたいですが、インタビュー受けてくださるんでしょうか?
あとは、やっぱりチームメイトだったしふじかな?

記事を読んだ方へのメッセージをお願いします。

ずっと考え続けないといけない武器なので、難しいとは思うんですが
考えて考えて、その先には強くなれる未来があるので…
このインタビューを誰がみてるかわかりませんが、是非ともスプスコを、特にワカメを使ってみて欲しいです!

tyori (スプスコ・リッターカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.スプスコ各種の長所短所について | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
2.メガホンを撃つべき場所と、チーム構成についての考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
3.スプスコ(スプラスコープ)のギアに関する考察 | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
4.スプスコの練習、ガチマや試合での立ち回りについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)
5.スプスコでの立ち回り、撃ち合い全般についてとプレイヤーについて | tyori (スプスコ・リッターカンスト)

メイン武器(ダイナモローラー各種)の長所短所について | †zatto† (ダイナモカンスト)

プレイヤー情報

変顔のイメージとは裏腹に
その思考は超ロジカル。
ダイナモの性能を最大限に引き出すために考え抜かれたそのプレイは全てのプレイヤーを魅了する。
TKを支える屋台骨、†zatto†!

†zatto†

プレイヤー名 †zatto†
メイン武器 ダイナモローラー、ダイナモローラーバーンド、ダイナモローラーテスラ
所属チーム TK
twitter @zatto15
主な戦績 no1杯 優勝
第3回apple杯 優勝
第1回シングルエリア杯 準優勝
べろにかっぷ 準優勝
第4回WFB杯 優勝
第4回平日杯 3位
第2回エリア杯 準優勝
第5回エリア杯 優勝
N’s杯 3位
第6回エリア杯 優勝
BBC 準優勝
第6回ミックス杯 優勝
第8回エリア杯 準優勝
第3回INKup 準優勝
第2回Aria杯 優勝
第1回エリア杯SP 優勝
第4回splated杯 準優勝
第5回ブキ統一杯 優勝

優勝9回
準優勝7回
3位2回

インタビュー

これやるしかないんじゃないか?ってなった

スプラトゥーンを始めたきっかけは

そもそも発売してから1ヶ月くらいはやってなかったんですよ。
でも動画は見てて面白そうだなーって思ってた時に、ちょうど友達の家でやらせて貰えるようになって。
ロラコラの動画とかよく見てて面白そうだなって思ってたから使ってて、友達の家でガチマッチ潜ってみたんです。そしたら始めて2時間くらいで20キルとか出して(笑)
これやるしかないんじゃないか?ってなって、自分で速攻で買って1週間でA+99はカンストしました。
まあ元々TPSはやっていたのでコツは掴んでいたっていうのはあると思うんですが。
ちなみに僕は最初ジャイロOFFだったんですよね。でもSが実装される前くらいにジャイロないと無理だなって思ったので、すぐに修正しました。

放送を始めたきっかけは?

元々ニコ生でやってたんで、その流れで始めた感じですね。
その前もポケモンとかで放送してたんで。

ダイナモローラー(画像)

アプデの弱体化がきっかけで武器を持ち替え

ロラコラからダイナモになった理由はなんでしょう?

元々ロラコラ使ってて僕は自分でロラコラ全一名乗れるなって思ってたんですよね。でもアプデで弱体化されちゃって、強い時のを知ってるからやっぱり弱いってなっちゃって。
そうなった時にやっぱり強い武器を持ちたいなって思ったので、ロラコラはもう持ちたくなくなったんですよね。
で、当時ヤバすぎた性能を持ってた96デコを使いたくなって転職したんです。
次に96を持った時に、96が苦手なきついステージっていうのがあるんですよ。例えばヒラメとか。
あと96デコはあんまり爽快感が無かったんですよね。ローラーみたいに脳汁が出るくらい気持ちいい!っていうのが無かったんですよね(笑)

ロラコラ使ってた時からダイナモが苦手だったんですけど、ローラー系列だし96無印も使ってたのでスプリンクラーセンサーとかも含めて、感覚でいけるんじゃない?って思って持ったら予想以上にハマっちゃって。
最初は96デコとダイナモの持ち替えをしてやってたんです。
でもミックス杯とかにダイナモ枠で誘われて、全ステージダイナモを持たなくちゃいけなくなったので、ダイナモ3種を塗りカンストするまで使って。
気が付いたら、全ステージダイナモ使えるしむしろダイナモの方が強いなって思うようになりました。
それで全ステージダイナモって感じになりましたね。

ダイナモの長所と短所について教えてください

ダイナモといえば何が強いって考えた時に、広範囲を瞬間的に塗れるっていう形の塗りの強さ、シューターとか近距離武器に対する圧倒的な射程、確1を持っている。ということが長所として挙げられます。

逆に短所は、足元を塗られた時に弱いこと、繊細な動きがやりにくいのでインクの状況などに影響を受けてしまうこと、タイマンや前線での打ち合いが小回りが効きにくいので得意ではない。ということです。
特に三つ目は勘違いされやすいんですけど、シューターとかでダイナモに対面が勝てないとかよく聞くんですけど、障害物とか使って立ち回られたりするとダイナモとしてはほぼほぼ勝てないんですよね。
あとは振るのが遅いから振る前にエイムをずらされると端ダメに当たってしまうので。

他のダイナモ使いでゾンビを付けてる人は、ゾンビとしての立ち回りとして考えると思うんですけど、僕はそもそもダイナモとしての性能をちゃんと活かそう。と考えていて、そこで付けるギアはダイナモの強さをちゃんと活かせるギアだし、味方の編成に合わせて変えたりとかはあんまりしないんです。
だからまず塗りが強いってことから考えるんです。そもそもスプラトゥーンにおける特にダイナモでの塗ることの強さって考えると、瞬間的にバッと塗れるので同じ塗り合いをしたら確実に勝つことが出来るんです。
スペシャルもガンガン溜まって回すことも出来るし、それが銀ナモだったらセンサーだし、金・銅だったらそれぞれ打開に使えるスペシャルが溜まりますし。
センサーならセンサーはいてインク回復してまた塗れるしって感じで塗り性能がめちゃくちゃ強いんですよね。

ただそういう風に、じゃあ塗ればいいのかってなりがちなんですけど、逆に塗ることにおける短所はなんなのかって考えると、自分の姿がバレてしまうので倒されやすくなってしまうことなんですよね。
あと自分が塗ると相手も塗ることが出来るので、相手もスペシャルが溜まってしまうんです。そうすると相手のスペシャルによって打開を許してしまうことがあるんです。
特にダイナモはスパショにしろダイオウやバリアにしろ、スペシャルにとても弱いので。そうすると結局サクッとやられてしまうので。そういう面では短所です。

ですがこれは一般的な塗りに関してで、ダイナモは塗りが圧倒的に強いからこそ、どんどん打開する前に相手を押し込むことが出来るんですよ。
なぜそもそも塗るのかっていうことを考えると、足元が塗られてないと移動ができない、相手に近づくことも出来ない、打ち合いに参加することも出来ない。だから塗る。
でも最終的に塗っていってなにをするのかって考えないと、相手が生存していてスペシャルが溜まったりしたら打開をする猶予を与えてしまうんです。
なので最終的にはキルをするために塗るっていうのが大切になってくるんです。

特に銀ナモに関しては、それで敵を倒すということをしないとスペシャルでは敵を倒すことができないんですよね。
だから塗ってセンサーを吐いて敵の位置を把握して、尚且つヘイト管理をして敵の視線を自分に集めたりとかをして味方の動きやすい状況を作るんです。
その状況で味方が1.2倍1.3倍に強化された状態で、よしじゃあ攻めるぞ!って最終的に攻めて全員倒すって感じです。
言ってしまえば、敵全員がデスしていれば塗られたり打開されるなどの心配はないので、そこを目指すために、どう塗るのか・スペシャルをいつ吐くのか・どこで立ち回るのか、そしてどうキルするか。っていう風になるんです。

†zatto† (ダイナモカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.ダイナモローラー各種の長所短所について | †zatto† (ダイナモカンスト)
2.ダイナモローラーのギアに関する考察 | †zatto† (ダイナモカンスト)
3.ダイナモローラーのギアに関する考察の続きとステージについて | †zatto† (ダイナモカンスト)
4.ダイナモローラーの立ち回り、練習方法と強いプレイヤーについて | †zatto† (ダイナモカンスト)

ダイナモローラーのギアに関する考察 | †zatto† (ダイナモカンスト)

ダイナモは勝敗の原因になる武器

ダイナモはキル武器ですか?塗り武器ですか?

僕はどっちかに限定はしてはいけないと思うんです。特に僕の中でダイナモっていうのは勝敗の原因っていうのがあると思うんです。
だからダイナモが全てをやらなければいけないんです。
上位のダイナモ使いはゾンビを積むことによって塗り力は少し弱まるんですが、前線にも積極的に参加してキルを取るっていう形のサポートをするリスクを減らすためにゾンビを積んでいるんです。
なので「俺は塗り武器だから塗る」とか「ゾンビを積んでるからキルをする」とかを考えてる人は絶対に勝てないんです。
最終的には「もちろん俺は塗りもキルもするよ。その上で勝つよ」っていう人が特にダイナモでは大切になります。

メインインクなどのギアを多めに採用出来るのは、死ぬリスクを減らせるだけの腕が自分にはあると思えるからですか?

それは、その通りです。
やっぱり自分に自信がないとこのギアはできないし、そもそもメインインクを多めに積むっていうのは、塗りもできるし塗った流れの中でそのまま前に詰めてキルもする。
そういう戦況に合わせて自分の取る行動を変えれて選択肢を増やせる。という意味でメインインクを採用してるんですよね。
でもその分リスクがでかいというか、味方負担が少し大きくなってしまうんですが
「俺にはそんなの関係ない。死なずに全部やりきるから。結果として勝っても負けても全部俺の責任だから。だから俺に全部任せろ!」
っていうくらい自信を持ってプレイをしています。

メインインクは1.5。これでダイナモは7振りできる。

それでは今のギアについて教えてください

ザットのギア メインインク
基本はメインインク1.5、復短1.4、ステジャンっていうギアになっています。
他のダイナモとの違いを出すというわけではないですが、選択肢を増やす・ダイナモとしての性能を活かすという意味で、僕が採用したかったメインインクを1.5いれてます。
これは7振りできるんです。7振りくらいにすると7回振って一回インク回復して数回振るとすぐにセンサーが溜まるので。
塗りの量で圧倒的に勝てるようなメインインクと、あとは実質的なスペ増効果ですね。そういうのを合わせて一番効果が大きかったっていうので1.5にしています。

ステジャンも絶対に欲しいですね。ステジャンは死んだ時の復帰と思う人が多いんですけど、それはあくまでオマケだと考えています。
一番のステジャンの強い使い方っていうのは、味方が前に攻めている時とか、バリアやダイオウイカを使ってちょっと前につめてくれた時とかに使うことだと思います。
マップを自分の中に把握しておいて、塗ってる時に「あ、ここ飛べるな。」って感じでピッと飛ぶんです。
相手はスペシャルとか裏取りとかの処理をしなければいけない状況で自分がジャンプ出来るので、キルや時間稼ぎがかなりしやすい。
そうするとさっきまで前線を荒らしていた味方も復活するので、また自分に飛ぶことができるんです。
そういう形で攻めの継続というか、優勢を超優勢にすることができる
もちろん、ステジャンも見られてたら終わりというリスクもあるので、それを少しでも軽減するための残りの復活短縮って感じですね。

うらみを採用したギアセットも有用

他のギアの組み合わせがあれば教えてください

ザット うらみ型のギアセット
うらみを採用したギアセットがあります。
なんでうらみを採用するのかっていうことなんですけど、僕も最初はうらみをそんなに評価していなくてつける理由が分からなかったんです。
ただ、ダイナモってヘイトを集める武器なんですが、その中でも特にセンサーを付けられた時っていうのが一番ヘイトが集まるんですね。
相手のキル武器はあいつを倒せば塗り状況が良くなる、という風に思って倒しにきます。でもうらみを採用しておくと、攻撃防御がメイン二個分つくので対面が強くなるんです。

あとは、通話にプラスして敵の位置をセンサーで知らせることができるっていうのがすごく魅力的なんです。
特にアンチョビとかが一番それが出てて、例えば左プロペラでダイナモが死にましたってなったら、左プロペラにいる敵はなにをするかっていうと絶対に自高に入って荒らしに来るんです。
そこで味方がいなかったら潜伏されてしまうんですけど、潜伏されるといくら報告があるからといっても場所が分かりにくいから味方も狩られる可能性がありますよね?
そこでうらみでセンサーをつけるっていうことで、潜伏っていう行動を許さないっていうのと、流れで連キルしようとする敵もセンサーをつけることで味方が対応できるんようになります。
なので復短とは違う形で死んだ時のリスクを減らせるなっていう。しかもおまけの防御とかで自分も強気な立ち回りもできるので。
さらに僕の中で復短ってそんなに積む必要がないんですよ。結局効果時間で減衰してしまうので、よっぽどゾンビ軍団として攻める時は僕も多分メインインクを切ったりすると思うんですけど、特にTKはそういう編成でもないので。

ここからは気分なので難しいところですが、メインインクをこれだけ積んでいないと僕の中でちょっと気持ち悪いんです。
ダイナモっていう武器が復短によって軽くなりすぎてしまうので、メインインクを1.5は必ずつけてうらみもつけて残りのところを復短にする。って形のギアです。

軽いとはどういうことですか?

リスクを減らすという話をしたように、復活が早くなることによってリスクが減るので、死ぬことへの意識が軽いっていうのがあるんです。
メインインクを積んでいるとどちらかというと前よりの中衛っていう感じなんですけど、復短ガン積みは完全的な前衛なんですよね。
なので死んでもまた飛んでキルを取ればいいっていう気持ちになるんですけど、ただ僕の中ではそれが軽いんですよ。
ダイナモをちゃんと活かせてないなあ。っていう感じになるんです。ダイナモの武器としては活きてはいるんですけど、僕の考える活かし方ではないなという。
もちろん復短ガン積みもかなり強いのですが、僕のスタイルには合っていないなという意味で復短ガン積みはしないです。

塗り特化のギアセットもステージによってはあり

この二つでギアセットは全てでしょうか?

ザット ダイナモローラー8振り用のメインインク多めのギアセット
あともう一つあって、これは特定のステージ(アロワナ、モンガラ、シオノメ、マヒマヒ)限定のギアです。
これらのステージは、ゾンビでガン攻めするよりは、メインインクとスペ増で順当に塗りあった方がいいっていうが1つ。
単純にここまでメインインクとスペ増を積んでしまえば、塗りの永久機関になることができることがもう1つですね。
7振りだと少し足りなかったのが、このギアだと8振りすることができるので完全に一生塗り続けることができるんです。
でも死んだ時のリスクが大きすぎるので、どこで採用するかというのは考えなければいけないんです。
塗りに専念しても大丈夫なステージ(アロワナ、モンガラ、シオノメ、マヒマヒ)で使おうという風にしています。
ただ、このギアだからといってずっと塗っているわけではなく、当然立ち回りは今まで通りに詰める時は詰める、塗る時は塗るというなんでもするという行動は変わらないです。
ちょっと塗り寄りに荷重をかけるというか、塗りで絶対勝つというのがこのギアです。
ちなみに今はもっと最適化したギアや、環境に合わせた新しいギアも作ったので、常にパターンにはまらず新しい強さを探し続けるのが大事だと思います!

†zatto† (ダイナモカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.ダイナモローラー各種の長所短所について | †zatto† (ダイナモカンスト)
2.ダイナモローラーのギアに関する考察 | †zatto† (ダイナモカンスト)
3.ダイナモローラーのギアに関する考察の続きとステージについて | †zatto† (ダイナモカンスト)
4.ダイナモローラーの立ち回り、練習方法と強いプレイヤーについて | †zatto† (ダイナモカンスト)

ダイナモローラーのギアに関する考察の続きとステージについて | †zatto† (ダイナモカンスト)

きついところは全部ダイナモが背負うのが、ダイナモ編成

スペ増の採用というのはあるのでしょうか?

スペ増というのは塗らなくてもすぐにスペシャルが溜まるという強みがあるので、最初に話した塗ることによる姿を見せてしまうデメリットを若干軽減してくれるんです。
でも結局それってヘイトを稼ぐことができないので、味方に負担がいってしまいますから、味方のサポートになっていないんです。
きつい所は全部ダイナモが請け負わないとダイナモ入りの編成は成り立たないので。
あとは単純に塗りの量で勝つ方がスペ増よりも早いと思っているので、採用はあまり検討していないですね。

紹介していただいたギアの使うステージを教えていただけますか?

メインインク多めのギアはシオノメ、アロワナ、モンガラ、マヒマヒですね。
ザット ダイナモローラー8振り用のメインインク多めのギアセット
うらみ入りのギアはデカライン、ハコフグ、ホッケ、ネギトロ、キンメ、アンチョビです。
ザット うらみ型のギアセット
タチウオ、ショッツル、モズク、マサバ、ヒラメは復短多めのギアを使っています。
ザットのギア メインインク
Bバスだけは少しだけ攻撃(1.0)をいれてます。

デカライン うらみ
ハコフグ うらみ
シオノメ メインク
アロワナ メインク
Bバス 復短+攻撃(1.0)
モンガラ メインク
ホッケ うらみ
モズク 復短
タチウオ 復短
ネギトロ うらみ
マサバ 復短
ヒラメ 復短
キンメ うらみ
アンチョビ うらみ
ショッツル 復短
マヒマヒ メインク

ダイナモに攻撃ギアは曲射安定という意味であり

注目しているギアはありますか?

僕は攻撃とかは評価してますね。
攻撃を積むことによって、曲射を使わざるを得ないステージで強くなります。
例えばBバスとかだと、左高とかにハイカスとかチャージャーが篭ってるじゃないですか。あれを下から曲射で一撃で倒すのを安定させるには、攻撃が強いんです。
曲射が強くなるっていうステージがいくつかあるので、そこでは攻撃を積むのはありだと思いました。
逆に攻撃あるんだったら、防御はどうなんだって話になると思うんですけど…
防御は行動保証という意味では復短と同じようなものなんですけど、結局防御は死んだらリスクが大きいし、攻撃を積まれてメタられるということによる安定感のなさというものがあるんです。
なので最後の方まで考えた時には防御積むなら復短の方が強いよね。ということで防御は評価は低いです。

復短が制限されたら防御は採用しますか?

僕もそう思ってギアを作って考えてみたんですけど、気に食わないというか弱かったので。
さっき言ったように行動保証というのがやっぱり復短とは少し違っていて、防御には防御を活かした立ち回りがあると思うのですが…
復短とかステジャンを付けないとなったときに、武器本来の強みを出すことができるギアをつけることになると思います。
その中でも防御は相手に嫌がられるだけで、自分の中ではそんなに強みを感じることが出来なかったので僕の中では無しかなと。
ただ、使っていて強いなと思った場面もあったので、そこは慣れとか経験かなと思います。
あくまで自分の今の立ち回りとかにはフィットしなかった、という感じでした。

キンメ以外のステージは、全て得意

得意なステージ、苦手なステージについて教えてください

僕は全ステージ練習を沢山したので、あんまり苦手なステージってないんですよ。
唯一あるのがキンメです。
キンメって坂下にいるとブラスターとかチャージャーとかシューターとか…全部に挟まれて死ぬんで居たくないんですけど。
左にいっても障害物があったりするのでタイマンとかになると負けやすいし、かといって自高から塗っててもチャージャーから抜かれやすいので。
もちろん、立ち回れるけどあんまり良くないかな。って感じです。

逆にモンガラとかシオノメとかのダイナモが苦手だと思われるステージは、苦手意識はないですね。
ダイナモは確1武器ですし、射程もあるのでそれを活かして立ち回ったり、バーンドのメガホンを活かしたりして立ち回ればシューターとかに勝つことが出来るので。
特にモンガラは網から両岸に関与することができるので、僕はダイナモはめちゃくちゃ強いと思ってます。

ホッケとかもダイナモよりもスピコラの方が強いとは思うので、もちろんそっちを使えた方がいいのかもしれないんですが…
やっぱり誤魔化しが効かない分、実力が出るステージだと思うんです。
特に一番どこでそれが出るかっていうと、細かい打ち合いではなく判断力なんです。
いつ前に出るのか、どう攻めるのか、どう立ち回るかが一番大切だと思うので、上位や強い人はホッケは全然いけるよっていう人が多いと思います。

わかったことを全てメモ帳に書き起こしてきた

練習方法について教えていただけますか

上手くなるまではとにかく上手い人の配信・動画を見に行きました。
でもただ見るだけじゃ上手くなったかなって勘違いするだけで、結局は下手なままなんです。
なので、こいつはなにが上手いんだとかここのプレイはこれが良かったなとか。
逆にここダメだなとか集中して考えるとだいたい分かるんです。分かんなくても繰り返し繰り返し見て、メモ帳とかに全部わかったことを書くんです。
このシーンはこれが強い。とかこの武器はこういう所が強い。とか。

色々見て書いた後に自分と比べてどうなのかを考えて、例えばこの人は前線の打ち合いがダイナモなのに強いってなったら、何が強いんだろうって考えます。
それで自分にない強さを見つけたら、自分がそれを身につけるためにはどういう練習法をすればいいのかなあって考えます。

方法まで考えられたら、後は練習して身につけるだけです。それができたら、他にメモに書いてあることをやって。
それを、一通りやってもまだ自分には足りないところがあるなってなると思ったら、また配信見に行って考察します。
繰り返していると、自分が前よりもちょっと上手くなっているので、同じプレイを見ても見え方がまたちょっと変わってきてるんです。
そうすると、また新しい修正点が出てくるので、メモをまた書くところからやってました。
最終的には学ぶところが少なくなってくるので、他の視点を見たり自分の視点を重点的に見たりします。
多分これがきちんと上手くなり続けるための、練習法だと思います。

メモを書いての考察は継続中。ダイナモもエイム練習は必要

今でもやっている練習法はありますか?

今でもやってる練習法は、メモに書いて考察というのももちろん続けているんですけど、特にやってるのはエイム練習ですね。
放送してると気持ち悪いって言われてるんですけど…笑
ただエイムを合わせるっていうのは慣れてくると普通に出来てくるんですよ。
でもダイナモって、振りかぶっている間に敵が移動するのは当たり前なんですね。
なので、振りかぶってから敵の移動を考えて、自分がどこに振ればいいのか考えてから、グッて振らなければいけないんです。
他にも見てないふりして倒すとかもあるので、瞬間的な一瞬の振りとかが大事になるんです。
でもそれって集中しなければできないし、練習しなければできないので、それができるようにするために「くいっ」て振り向いてバルーンに当てる練習とかはしてます。
あとはそれの精度を上げるために、チャージャーとかスクイックリンを持ってみたりもしてます。
よくダイナモはエイムがいらない武器って言われるんですけど、それは本当に繊細なエイムが他の武器に比べていらないっていうだけで、むしろ特殊な形でのエイムが必要です。
なので、やっぱりエイムがないと使えない武器だなと思っています。

あと散歩とかしたりしてます。
武器だけではなくステージを理解しないと立ち回りで勝てないので、ステージ散歩してみてここのポジション強いな。とか、よくここでやられるけど、ちょっと立ってみてどこならやられないのかな。とか研究してますね。まあこれもメモ帳の研究ってとこに入るんですかね。
立ち回りだけでなくステージ込みで研究するっていうのをしています。

†zatto† (ダイナモカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.ダイナモローラー各種の長所短所について | †zatto† (ダイナモカンスト)
2.ダイナモローラーのギアに関する考察 | †zatto† (ダイナモカンスト)
3.ダイナモローラーのギアに関する考察の続きと練習方法、ステージについて | †zatto† (ダイナモカンスト)
4.ダイナモローラーの立ち回りと強いプレイヤーについて | †zatto† (ダイナモカンスト)

ダイナモローラーの立ち回りと強いプレイヤーについて | †zatto† (ダイナモカンスト)

20キルしても負けたなら、どこがだめだったのか考える

野良ガチマッチで勝つために意識していることはありますか?

野良は普段よりキル寄りに立ち回るっていうのはありますね。
よく野良で味方が〇〇だったから勝てないやー。とか良くあると思うんですけど。
正直野良っていうのは自分のスキルアップのためにあるし、そういう意識でやっているので、そこで味方のせいにしてたらいつまでも弱いままなんですよ。
だから自分が20キルとかして負けたんだったら、その中で自分がどこがダメだったのか考えるんです。
やっぱり20キルとかしても負けた時ってこれが足りてなかったなーって思う時が結構あるんです。
なのでそれを考えて次に生かして、味方に文句を言わないのと文句がないように努力するっていうことですかね。
負けた時に、心の中で自分が悪いなって思うことは、勝つため・勝ち続けるためにしている意識です。
まぁ、精神を安定させるために愚痴るのは仕方ないですが笑

対抗戦や試合で意識していることは、なんでしょうか?

練習での対抗戦は試したいことをガンガン試してますね。
今はキル取りダイナモの練習をしていて、普段よりもガンガン攻めているんです。
それがまだ身についてないからここ最近対抗戦は負けが多いんですけど、自分が練習すべきことを失敗を恐れずにやるっていうことは大事だと思っています。

その試合に勝つっていうことだけ考えるんだったら、勝つために何をするべきなのかを考え続けるってことが大事ですね。
今は塗るべきなのか、それとも前につめるべきなのか、それとも何もせず様子見すべきなのか。
そういう、勝つために全体的に今何をするべきなのかっていうところに意識を置きますね。
その結果、お前その試合なんにもしてないじゃんとか味方のおかげで勝ってるだけじゃんとかよく言われるんですけど、それは勝つためにやっていることを徹底しているだけなので、勝手に言ってくれって気持ちです(笑)

簡単にまとめると、野良はキルとか打ち合いとかの実力の練習を基本的にしていて、対抗戦は判断力の練習っていう感じです。

本気と全力は、違う。本気は全力の前提条件でしかない。

その他に立ち回りで意識していることはありますか?

とりあえず自分が上手くなるためにやっている、という風に考えるのでちゃんと練習として全力で取り組むっていうこと。
あとは、個人的に本気と全力って違うと思っていて、本気でやるっていうのはとにかく「うおー!やるぞー!」っていう感じで気分を上げるだけ、でその結果自分の実力が100出てるわけではないって思ってます。
全力を出すっていうことは、本当に全力を出さないといけないんですよ。だからその過程の中で本気を出すっていうのは当たり前なんです。
本気を出した後に、他にやるべき事とか考えるべき事が全力を出すっていう考え方の中にはあるはずなので、ちゃんと全力を出す!っていう意識を強く持っています。
その中に、強気でなければいけないというのもありますし、雰囲気作りとかももちろんあります。
よく、ちちかんとかTKとかは雰囲気が良いと言われるんですけど、そういう雰囲気作りでも全力を出すとか全体を考えて意識していますね。
全力を出すという中には、サボらないっていうのもあって、エイム合わせるのサボっちゃったわーとかっていうのは全力を出している中ではありえないので。
小さなこと、一つ一つに至るまで、全力でやっています。
まぁ、全力出さなくても勝手に楽しい雰囲気になりますが(笑)

相手のエイムをずらすのが大前提

打ち合いで意識していることはありますか?

打ち合いは特に相手のエイムをずらすというのは最優先に考えています。
エイムをずらさないとダイナモって振るのが遅いので、ただ単にぴょんって飛び出してバシャって振ろうとしても、その飛んでいる間にやられてしまうんですよ。
なので、ちゃんと相手のエイムを小ジャンプ2回とかしてステップを刻んだり、慣性キャンセルを仕込みつつからの小ジャンプっていうのを使ってエイムをずらします。
エイムをずらすことによって、確1射程を飛ばすまでの時間を稼いで、最終的に相打ちか打ち勝つというところまでもっていくようにしていますね。
振っていい状況を作るというのを打ち合いでは意識しています。
そのためには、事前に塗って足元を作っておくというのもありますし、振っていい状況でなかったら倒さなくてもいいからメインを牽制でうっておくとか、ちゃんと下がるとか、そもそも相手しないとかをして打ち合いを拒否するようにします。
一番大切なのは、最初にダイナモは小回りが効かないから打ち合いは弱いって言ったように、不意打ちで飛び出してキルをするというのがキルをする上では考えるようにしてます。ダイナモキルはそっちの方が主流という感じです。

圧倒的に射程が足りない武器(チャージャーやハイカス)に対してはどのように立ち回っていますか?

長射程に対しては、ダイナモがヘイトを稼いであげないと、前線の味方が死んでしまうんです。
だから、変わりにダイナモが倒せますよーっていう空気を出しておいてヘイトを自分に稼いで、相手に仕事をさせないようにします。
なのでキルをしにいくのは、よっぽどなことがないと無理なので、別の意味で殺すようにしています。
その結果失敗してしまうこともあるのですが、失敗を恐れていては始まらないので。

強いというより、好きなのはTK

あなたが思う本当に強いプレイヤーさんを教えてください

本当に好きという意味ではやっぱりTKですね。
とうぽーめっちゃ好きです(笑)
あいつはそこまでプレッシャーを感じずに戦っている感じがあるんです。そうすると味方で一緒にやっていると自分も同じような気持ちになって安心できるんです。
あいつがたとえ戦犯して0-10とか出しても、やらかしてやったぜナイスー!とかっていう風に笑わせてくれるので、そういう所で安心感がありますね。

インタビューはバトン形式なのですが、バトンを繋ぎたいプレイヤーさんはいますか?

やっぱりチームメイトのとうぽー、Milkteaですね。

最後にここまで読んでくれた方へのメッセージをお願いします。

やっぱり上手くなり続けるためにはいろんな大変なこともあるし、僕もこのゲーム向いてないやとか色んな事考えて挫折しそうになったこともあるんですけど、それでもスプラトゥーンが好きだったり好きな武器があったり好きなチームメイトがいたりするんだったら、練習を続けてくれればいいなと思います。
最後に、変顔すると恥がなくなります(笑)

†zatto† (ダイナモカンスト)のインタビューは4ページ構成です。
1.ダイナモローラー各種の長所短所について | †zatto† (ダイナモカンスト)
2.ダイナモローラーのギアに関する考察 | †zatto† (ダイナモカンスト)
3.ダイナモローラーのギアに関する考察の続きと練習方法、ステージについて | †zatto† (ダイナモカンスト)
4.ダイナモローラーの立ち回りと強いプレイヤーについて | †zatto† (ダイナモカンスト)