スプラ甲子園関東予選注目チーム紹介!【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園北海道予選注目チーム紹介!【splatoon甲子園2020】

お久しぶりです!
ルオカ団長です。最近観戦依頼や動画作りで少し時間がとれなくて久々の記事作りになってしまいました。
さて、前回の北海道甲子園に引き続き今回も関東甲子園の注目チームを書いていきたいと思います!
(情報漏洩にならないように当選情報をオープンにしているチームの過去情報等を元に特徴をまとめていきたいと思います。)

DAY1

『GGBoyZ』

たいじ
https://twitter.com/taijich0324
ダイナモン
https://twitter.com/str_dynamo
えとな
https://twitter.com/et7sp
れんぞーん
https://twitter.com/ren3290

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

たいじ:シャープマーカーネオ、N-ZAP85
ダイナモン:エクスプロッシャー種、クーゲルシュライバーヒュー
えとな:バケットスロッシャーデコ、パブロヒュー
れんぞーん:スプラマニューバベッチュー、L3リールガン、シャープマーカーネオ

最早説明不要のスプラトゥーン2を代表するプロチーム『GGBoyZ(GG)』がついに関東甲子園に当選。
スプラ界の王ことたいじ選手はシューターマルチのプレイヤー。特徴は恐ろしいまでの「本番の強さ」という部分にあります。
プレイヤー評価をする上でたいじ選手に関しては「本番とのギャップがありすぎて評価できない」という話が出るくらいです。
そして後ろからGGを支えるエクス使いのダイナモン選手。過去4回全て本戦出場、そして3回全国優勝経験があるという甲子園の王といえばこの方かもしれません。
勿論その経歴に似合った実力を持っており前線力の高いGGを後ろからカバーしながらラインを押し上げていきます。
えとな選手は「全一マルチウェポナー」というあだ名がついているくらい様々な武器を使いこなしGGの編成に穴があればそこを埋めていく事ができます。
中でもバケットスロッシャーに関しては使用期間が長くトップクラスのスキルを持っています。
そして今回GGに新たなメンバーが加わりました。名前は「れんぞーん」。
元々第4回甲子園近畿代表の「シャボンバース」のメンバーでしたが、その実力に目を付けたGGがれんぞーん選手をスカウトし今回助っ人として加入。
えとな選手と同じマルチウェポナーに近い存在ですがどちらかというとシューター系統寄りのマルチになります。
その実力ですが全ルールXP2800越え、そしてスプラトゥーンのフェス1傑を何度も取り、最高フェスパワーも2900を超えているというまさに王者GGの助っ人としては申し分ない実力を持っています。
このれんぞーん選手を加えた「新生GG」どのような編成、プレーを見せてくれるのか楽しみです。

『表参道同盟』

ぱいなぽ~
https://twitter.com/PPPPPPAPPPPP
ねっぴー
https://twitter.com/nepiaaaaa
すいさん
Twitter不明
さっくん
https://twitter.com/skno0

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

ぱいなぽ~:バケットスロッシャーソーダ
ねっぴー:シューターメイン
すいさん:シャープマーカーネオ
さっくん:スピナー種メイン

スプラトゥーンを1から引っ張ってきた上位プレイヤーぱいなぽ~選手が甲子園初参戦。
メイン武器はブラスターですがナワバリバトルにおいて塗りで貢献しにくいブラスターは難度が高く、オンラインのナワバリ大会ではバケットスロッシャーを使用している模様。
キル能力が高く爆発力のあるプレイヤーでチームの火力を担っています。
ねっぴー選手ですがこちらはスプラトゥーン2を初期から引っ張ってきた上位プレイヤー。
スプラシューターメインのシューターマルチでズバ抜けたエイム力を持ちチームの前線を担当しています。
昨今のナワバリ環境から恐らくスプラシューター系統かL3リールガンを持つのではと予想しております。
すいさん選手ですがこちらもハイレベルなシューター系統マルチのプレイヤーで、どちらかというとキル寄りのねっぴー選手と違いカバーや連携を意識した中衛よりのシューターになります。
前線のねっぴー選手やキル役のぱいなぽ~選手との連携に注目です。
そして最後にスピナー種メインのさっくん選手。クーゲルシュライバーをエリアで使用している印象がありますが、他のスピナー種も器用に使いこなすので何を持ってくるかは気になるところです。
かなり個々の力が強いチームなので恐らく対面で勝負するのはかなり難しいのではないでしょうか?

『OG』

ニコラー
https://twitter.com/miyasanfuu
アイスメ
https://twitter.com/aisume9
ふみとし
https://twitter.com/h2_fumitoshi
シェルたん
https://twitter.com/OG_BLU

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

二コラー:シャープマーカーネオ
アイスメ:キャンピングシェルター種
ふみとし:パブロ種
シェルたん:エクスプロッシャーカスタム、バケットスロッシャーデコ

最近オンライン非公式大会の上位入賞を度々見る「OG界隈」という団体の中で組まれたチーム。
ニコラー選手は主に塗り武器をメインとした塗り特化プレイヤーです。
基本的に対面に関しては他プレイヤーに任せていますが盤面の管理や判断などはとても丁寧なプレイヤーです。
アイスメ選手は基本的に何を持たせてもハイレベルなマルチプレイヤーですが、OGで大会に参加している時は大体キャンピングシェルター種を使用している印象があります。
そしてチームメンバーであるパブロの名手ふみとし選手と「キャンプパブロ」という軸で組んでいます。
息のあったこのコンビがどういった動きをみせてくれるのか期待です。
そして最後に後衛枠としてシェルたん選手がいます。エクスプロッシャーをメインとしていますがXPは2900越えという実力者です。
隠れた実力者達「OG界隈」がどのような試合をしてくるのか注目したいところです。

DAY1にはその他にも九州甲子園で激闘を見せてくれたろんつ選手ミルクレープ選手が組んだ『Squid Tree』
そしてオンライン予選2位通過のどんたこす選手のチームも出場予定です。
(メンバー等が詳しく分からなかった為名前のみ紹介させていただきます。)

続いてDAY2の注目チームも見ていきましょう。

DAY2

『ローラーにお願い』

はんじょう
https://twitter.com/hanjyou_
shou
https://twitter.com/shou_again
かよたそ
https://twitter.com/kayotaso_sp
りーふ
https://twitter.com/rifutaso

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

はんじょう:スプラローラー種、L3リールガン
shou:スプラマニューバベッチュー、L3リールガン
かよたそ:キャンピングシェルター種、スプラスピナー
りーふ:スピナー種

ローラーといえばこの人、はんじょう選手です。
放送中のトークやキャラクターからは想像がつかない綺麗な立ち回りはまさにローラーの教科書のようなプレーで、ナワバリバトルにおいては最も「上手いローラー」という印象があります。
そしてshou選手は昨年もはんじょう選手と甲子園に出場し関東甲子園でGGと激戦を繰り広げたシューター系統マルチプレイヤーです。
その実力はかなりのものでオンライン非公式大会でも上位入賞を幾度となくしております。
かよたそ選手はスプラトゥーン1の頃から上位プレイヤーとして名を馳せており、昨年行われたNPBの大会でもはんじょう選手と共に大会を盛り上げたプレイヤーです。
そのセンスは凄まじく、どの武器を持ってもトップクラスの練度をだせるマルチプレイヤーです。
そして最後にりーふ選手ですがスピナー系統メインのプレイヤーで大会上位常連の実力者です。
この穴の無い4人はDAY2の大本命と言っても間違いないでしょう

『どんぐりーず』

Nうら うらちゃん♪
https://twitter.com/NR3952239
ここ
https://twitter.com/tyacucoco
みけ
https://twitter.com/X23248349
まっちゃあいす
https://twitter.com/__AzulRhythm

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

Nうらうらちゃん♪:スクリュースロッシャーベッチュー、NZAP85
ここ:シューター系統マルチ
みけ:バケットスロッシャー種、スプラチャージャー種
まっちゃあいす:クーゲルシュライバー種

第5回甲子園応募開始直後から練習している努力家チームです。
Nうら選手はホットブラスター一筋で大会上位入賞を果たしている猛者ですが、先程説明した通りブラスターはナワバリでかなり難しい武器なので恐らく持ち換える…のかもしれません。
ここ選手はシューター系統マルチで、主に塗りとカバーを担当するプレイヤーで丁寧な動きで盤面を整えます。
みけ選手は先日オンライン予選を2位通過した猛者で、バケットスロッシャーがメインとされていますが、持ち換えも幅広くどの武器を使っても高いレベルで使いこなせます。
バケットスロッシャーとNうら選手のブラスターは、合わせてしまうと塗り力が格段に落ちてしまう為、どちらかが持たないのか?
いやはたまたどっちも持ってくるのか?気になるところです。
まっちゃあいす選手はクーゲル種の使い手でフェスも3傑を2回とっているナワバリの猛者です。
このチームは最初に説明した通り、甲子園応募開始からずっと対抗戦を繰り返し練習していたチームです。
ナワバリバトルは連携力が大事なルールなので長い練習の中でつけたチーム単位の強さも気になるところです。

以上、注目チームでした!
恐らく今年最もレベルが高いと予想される激熱必至の関東甲子園。今週土日は会場へ足を運んでみては如何でしょうか!

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

スプラ甲子園北海道予選注目チーム紹介!【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園北海道予選注目チーム紹介!【splatoon甲子園2020】

どーもルオカ団長です!体調崩して記事が遅くなってしまいました。
前回の九州甲子園に引き続き今回も北海道甲子園の注目チームをご紹介したいと思います!
(情報漏洩にならないように当選情報をオープンにしているチームの過去情報等を元に特徴をまとめていきたいと思います。)

DAY1

『Pixio Monster』

ぼむα
https://twitter.com/Bomu_ZAP
るす
https://twitter.com/rusuninaritai
ちかし
https://twitter.com/splar_
ごっどちゃそ♪
https://twitter.com/god_chaso

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

ぼむα:L3リールガン、L3リールガンD、パラシェルターソレーラ
るす:ダイナモローラー種、スプラスピナー
ちかし:キャンピングシェルター種
ごっどちゃそ:シャープマーカーネオ、L3リールガン

今年9月に新たに結成されたプロチームです。『ピクモン』の愛称で知られているチームですがその可愛い名前とは裏腹に実力は本物のモンスターです。
ぼむα選手はシューターメインですが持ち換えも幅広い前線マルチで、どの武器を持っても高いキル力で前線をこなします。今大会は恐らく前線武器のL3系統でくると予想しております。
るす選手はダイナモ使いのプレイヤーですが何と最高XP2974という数値を記録しており「スプラ2のダイナモン」と呼ばれる事があるほどの実力者です。
そしてちかし選手はキャンピングシェルターのトップクラスプレイヤー。チームメイトを活躍させる動きを得意とします。特にるす選手とは固定チーム『Ntts』を組んでいた時からの仲間で、二人の連携力の高さにも注目です。
最後にごっどちゃそ選手ですが昔からナワバリをメインとしているプレイヤーで金旗武器(ナワバリのチョーシ50突破)が103種という恐ろしい記録を持っています。
ナワバリの申し子は一体何の武器を持ってくるのか注目したいところです。

『BBVTokyo』

むしきんぐ
https://twitter.com/bugking_Spla
うどん店長
https://twitter.com/Udoten0315
反射神経
https://twitter.com/hansyashinkei
のりすけ
https://twitter.com/8no_risk

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

むしきんぐ:シャープマーカーネオ、L3リールガンD
うどん店長:スプラチャージャーコラボ、リッター4K
反射神経:クアッドホッパーブラック、L3リールガン、パラシェルターソレーラ
のりすけ:H3リールガンD

NPBやオンライン大会を盛り上げたあの『Cool&Cool』が今月3日に『BBVTokyo』所属として公式にプロチームとなりました。
むしきんぐ選手は第1回スプラトゥーン甲子園全国優勝者で、昔からシューターメインでしたが今作でも基本的にシューター系統を使い分けております。カバーや連携を得意としたプレイヤーでチームメイトを支えてくれるリーダーです。
うどん店長選手はチャージャー種メインですが基本的にスコ-プ無しチャージャーを愛用しています。チャージキープをうまく駆使して思いもよらない所からキルをとってくる魅力的なプレーが売りの選手です。
環境的にはチャージャーは良いと思うので恐らくチャージャー種を持ってくるでしょう。
そして反射神経選手。こちらは数少ないクアッドホッパーメインのプレイヤーですが今大会では疑似3確をもっているL3リールガンがとても多く、クアッドは敵インクを踏みながら戦うので難しい印象もあります。果たして持ち換えてくるのか…?
最後にのりすけ選手ですがH3リールガンDの使い手。とても綺麗な立ち回りで鉄壁を誇り相手の甘えは全て刈り取ってきます。そして戦略面などの頭脳部分を担当しているプレイヤーでもあります。専門職気質なので恐らく今大会もH3リールガンDを持ってくるとは思います。

『四神乱舞』

At
https://twitter.com/atoriosika
ぎゃんぐ
https://twitter.com/Sea_gyang
てぃ
https://twitter.com/AppleNyn_
らすく
https://twitter.com/Iam__demon

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

At:ホクサイ、パブロヒュー
ぎゃんぐ:N-ZAP85、シャープマーカーネオ
てぃ:クーゲルシュライバーヒュー、エクスプロッシャーカスタム
らすく:スクリュースロッシャー種

昨年、2連覇していた北の王者『ばぼにゃんず』を見事下して北海道を制覇した新・北の王者『四神乱舞』が今年も北海道甲子園に登場します。
At(アト)さんは珍しいホクサイメインのプレイヤーですが全国大会ではパブロヒューに持ち換えるシーンもありました。今大会では筆種からすると厄介なL3リールガンが多く苦戦しそうかなという予想ですがホクサイメインのプレイヤーならではの何か秘策があるかもしれません。
ぎゃんぐ選手はシューター系統マルチなので今大会ではL3リールガンが流行っているのもありL3リールガンに持ち換えてくるか、それとも味方の強化が出来るN-ZAP85か、または思いもよらない武器なのか気になるところです。
てぃ選手はクーゲルシュライバーとエクスプロッシャーを持ち替えできるとても珍しい後衛マルチプレイヤー。あまり知られてはいないのですがXPも2900越えという実力者です。
らすく選手はスクリュースロッシャー種メインのプレイヤーですが、状況判断や対面能力の高さ、どれをとっても一流でどのラインでの動きも器用にこなします。

以上DAY1出場チームの紹介でした。
北海道甲子園DAY1は職人気質のハイレベルなプレイヤーが多く出場している為、他地区とは一味違った大会になるかもしれません。

続いてDAY2の注目チームも見ていきましょう。

DAY2

『Libalent Calamari』

くろすっω・)つ
https://twitter.com/bbcross34
あとばる
https://twitter.com/Atobaru_ika
ぴょん
https://twitter.com/Pyon_Libalent
2438学園
https://twitter.com/kong_2438gakuen

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

くろすっω・)つ:バケットスロッシャーデコ、プロモデラーPG
あとばる:L3リールガン、H3リールガンD、シャープマーカーネオ
ぴょん:スプラチャージャー種
2438学園:スプラマニューバベッチュー、N-ZAP種

言わずと知れたプロチーム『Libalent Calamari』(カラマリ)が北海道甲子園出場決定。
くろす選手は非常に頭がきれるプレイヤーで状況判断や盤面理解にとても優れています。バケットスロッシャーデコをメインにしていましたがNPBではプロモデラーPGを使用しているシーンもありました。
今大会は両武器ともL3リールガンに中々苦しまされている武器の為どういった判断をしたのか気になるところです。
あとばる選手はリールガン系統を使用しているプレイヤー、その高い対面能力で今大会では必須レベルのL3リールガンを使用するのではと予想しています。
ぴょん選手は全一チャージャーとも名高い選手ですが今大会でもカラマリの主軸として活躍する姿に期待です。
最後に2438学園選手ですが昨年甲子園ではスプラマニューバベッチューを使用していましたがNPBではZAP種を使っていた為恐らく今大会もZAPでくるのでないかと予想しています。
しかし持ち換えも広い為どんな武器を持ちどのような使い方をしてくるかが今から楽しみです。

『Crown Hunt』

もめん
https://twitter.com/momen4210
カントリ
https://twitter.com/kanntori_
まーくん
https://twitter.com/ma_kun912
べるりぃ
https://twitter.com/5brides

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

もめん:シャープマーカーネオ、L3リールガン
カントリ:バケットスロッシャーデコ
まーくん:データ無し
べるりぃ:スプラチャージャー種

『にんそく』のもめん選手と昨年近畿甲子園決勝で『シャボンバース』と激戦を繰り広げた『カントリーズ』のカントリ選手が、まーくん選手とべるりぃ選手を入れた4名で北海道甲子園へ現れます。
もめん選手は前線や中衛も器用にこなすシューターマルチのプレイヤー。
カントリ選手はバケットスロッシャーメインで非常に高いXP記録をもっておりパワーに恥じない対面力を誇ります。
まーくん選手は少しデータが無かった為今回は記載できませんがプレイヤーとしてはかなりの実力をもっているので本番どのような武器で参戦してくるか楽しみです。
べるりぃ選手は最近オンライン非公式大規模大会でも優勝している注目のチャージャー使いですが甲子園は恐らく初出場(?)となっております。

以上、注目チームでした!雪が降り積もる北の大地北海道の雪をも溶かす激熱必至の北海道地区予選。お近くにお住まいの方は是非会場に足を運んでみては如何でしょうか!

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

スプラ甲子園九州予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園九州予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

どーもルオカ団長です!
前回に引き続き九州地区予選を振り返っていきます!

本日は九州地区予選DAY2の方を見ていきたいと思います。
それでは…

個人的に熱かった試合ピックアップ!

『イカ明太』VS『チノめろ』

ステージ

海女美術大学

編成

『イカ明太』

L3リールガン(L3)
スプラスコープコラボ(チャーコラ)
スプラスピナー(スプスピ)
シャープマーカーネオ(シマネ)

『チノめろ』

スクリュースロッシャーネオ(スクネオ)
L3リールガン
カーボンローラーデコ(カーデコ)
スプラスコープコラボ

ゲームの流れ

序盤

相当な強者を率いるチノめろだが試合は序盤から苦しい展開になる。初動からイカ明太のチャーコラにスクネオとカーデコが落とされ残ったL3がスフィアで耐えようとするも人数有利を押し付けられスフィア後に落とされてしまう。
残ったチャーコラも引こうとしたところを抜かれてしまい、一瞬オールダウンへ。(残2:26)初動から大幅に有利をつけたイカ明太。

中盤

なんとか打開の糸口を探すチノめろ。L3のイカスフィアでラインを上げイカ明太の陣形を崩しにかかるが、シマネがスフィアに追われながらもカーデコを落とし、ラインが上がってきた隙をついてL3がスクネオを落としまたも有利状態になるイカ明太。(残1:30)
相手が落ちたタイミングを見計らってタワーからボムピッチャーを投げるイカ明太のチャーコラ。だが復帰したスクネオが隙をついてチャーコラを落とす事に成功。
その後カバーにきたL3も落とし人数有利になる。シマネがラインを下げようとするがカーデコに捕まり3落ちするイカ明太。序盤苦しい展開だったがここにきて打開成功するチノめろ(残1:00)

終盤

スペシャルをほぼ使わず打開できた事で抑えにスペシャルを持った状態で備える事ができたチノめろ。残り43秒、イカ明太のスプスピがマルチミサイルを使用し相手の陣形を崩しにかかる。
その瞬間広場にいたスクネオがイカ明太のチャーコラに落とされてしまい、人数不利状態へ。マルチミサイルで左右を分断され人数不利になったチノめろだが相手のL3が前に上がってきたところを左にいたカーデコがすかさず落とし五分状態へ。

決着

両者一歩も譲らないまま残り20秒へ。シマネがボムピッチャーを使用し中央へ圧をかける、なんとか中央を維持しようとするチノめろだがスクネオが不運にもボムを踏んでしまい落とされてしまう。
しかし前に上がってきたシマネをチノめろのチャーコラが落とし、すかさず五分状態へ戻す。そしてボムピッチャーを使用するチノめろのチャーコラだがイカ明太のチャーコラがこれに被せるようにボムピッチャーを使用。
中央は五分状況。残り5秒で左右の塗り広げを行うが…結果は4%差でイカ明太の勝利となった。

感想

手に汗握る接戦でした。チノめろが最後シマネを落とした瞬間「勝ったかな?」と思ったんですがイカ明太のチャーコラが素晴らしい働きをしていました。
途中打開のシーンで足元から襲い掛かろうとしたスクネオを落とし打開のキッカケをつくり、終盤相手のチャーコラのボムピッチャーを待った後返しでボムピッチャーを使用し盤面有利をつくり、左広場を塗り広げにいった味方のL3の背中から襲い掛かるカーデコを抜き、塗り広げも行った。完璧なチャーコラの動きだったと思います。
本番の環境でチャージャーという武器が難しいと言われる中これだけの働きを見せたのは素晴らしかったです。

『Grox new!!』VS『たぴおかよもぎあいす』

ステージ

バッテラストリート

編成

『Grox new!!』(GN)

エクスプロッシャーカスタム(エクカス)
スプラスピナー(スプスピ)
バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
L3リールガン

『たぴおかよもぎあいす』(たぴよも)

バケットスロッシャーデコ
L3リールガン
エクスプロッシャーカスタム
キャンピングシェルターソレーラ(キャンソレ)

ゲームの流れ

序盤

中央の橋上で激突する両チーム、開幕キャンソレがバケデコと相打ちするもGNのエクカスが橋上を制圧しL3と共に前にでる。
迎え撃つ為に橋手前で潜伏を入れたたぴよものバケデコだったが相手のL3がうまく攻撃をかわしながらバケデコを撃墜。初動橋を制圧していくGN。
打開の為に積極的に橋に圧をかけていくたぴよものキャンソレだが、そうはさせまいと手前からGNのL3がスフィアでラインをあげてくる。それをキャンソレのボムピッチャーとエクカスのスフィアでラインを死守してスフィア後のL3を落とすたぴよも。
同時に右から展開していたL3とバケデコのコンビネーションで橋上を制圧していたGNのエクカスを落とし人数有利へ(残2:11)橋を取り返す事に成功したたぴよも、しかし潜伏していたGNのバケデコが後ろから襲い掛かる…が!なんとこれを直撃で落とし返すキャンソレ。
隙のない強さを見せつけていき序盤はたぴよものペース。

中盤

有利になったたぴよもだが更に敵陣深くへL3がイカスフィアを使用し切り込んでいく、このL3を囮に後ろからカバーに来るたぴよものバケデコ。すかさずGNのL3、バケデコを落としカバーにきたエクカスをも落としていき大幅に有利をつけるたぴよも(残1:40)
一旦態勢を整えようとGNがスペシャルを貯めにいく。ジリジリとエクカスが塗り広げいくがキャンソレがボムピッチャーをきって塗り状況を戻していく。しかしGNは中々前にでない。試合は膠着状態のまま残り1分へ。

終盤

残り1分。両チーム動き始める。右から差し込もうとするGNのバケデコとスプスピ。しかし返しでイカスフィアを使用するたぴよものL3。カモンでカバーを求めながらラインを維持しようとするがGNのスプスピがマルチミサイルで盤面を崩しにかかる。
しかしミサイル使用の隙をついてL3がスプスピを撃墜。そしてカバーにきたバケデコも落とし人数有利へ。しかしここでGNが左右にヘイトが集中した事を利用し中央の橋をイカスフィアで大胆にも抜けにかかる。
(残0:40)ミサイルで陣形を崩された状態だったのでL3の抜けが入ってしまうが抜けに気づいたたぴよものエクカスがリスポーンへ戻り後ろから徐々に相手のL3を追い返していく。
何とか追い払う事に成功するが自陣へ塗りが残ってしまうたぴよも。果たしてこれがどのような影響を及ぼすのか。

決着

残り25秒、自陣の塗り荒らしを塗り返していくたぴよものエクカスだがその隙に手前から徐々にGNのエクカスがラインをあげてくる。中央を守るキャンソレ。
相手のライン上げに対して橋上からボムピッチャーで返していくが橋の突破が無理だと判断したGNはエクカスに防衛を任せバケデコとスプスピで左からラインを上げに行く。
しかしそれをさせまいとたぴよものL3がスフィアで追いかける。(残0:10)左角に追い詰められてしまうスプスピだが中央から飛び込んでカバーにきたGNのエクカスが後ろからL3を落とす。
なんとか一命を取り留めたスプスピ、しかし背後からカバーにきたたぴよものバケデコにエクカスを落とされスプスピも攻撃をかわしながら耐えるもやられてしまう、しかしこのスプスピのヘイトを利用して右と中央から塗り広げていくGNのL3とバケデコだが、ここで試合終了。
結果は…なんと0.2%差でGNが勝利。

感想

キルが全てじゃないといった面白い試合展開でした。序盤たぴよもが盤面を制圧し状況的にも圧倒的に有利だったんですが試合後半でマルチミサイルの陣形操作を利用して中央から大胆に抜けたGNのL3が素晴らしい試合でした。
一見キルもとってない適当な抜けに見えるのですが、この抜けによる敵陣への塗り荒らしがデスの入ってないたぴよもへの致命傷になりました。
バッテラストリートは中央の橋上に長射程を陣取らせて制圧するステージなのですがこの抜けを見る為にたぴよものエクカスがリスポーンへ戻らされ塗り返しを余儀なくされた事で相手陣地への長射程の圧が減り、徐々にラインが回復していきました。
そして最後スプスピがステージ端でヘイトを集中させた事でたぴよも側の塗り広げが出来なくなりその間塗り荒らしていたGNのL3とバケデコが非常に良い働きをしていました。ナワバリバトル特有の面白い勝ち方がみれた試合でしたね。

決勝戦振り返り

『† Red Splite †』vs『〆る者達』

1戦目

ステージ

エンガワ河川敷

編成

『† Red Splite †』(RS)

ボールドマーカー7(ボル7)
ボールドマーカー7
ボールドマーカー7
ボールドマーカー7

『〆る者達』(〆者)

L3リールガン
パブロヒュー(パヒュー)
L3リールガン
L3リールガン

ゲームの流れ

序盤

ボル7が軍団が機動力を活かして敵陣へ攻め入る。一方〆者側は対照的な自陣塗り、そしてジリジリとしたライン上げを行っていく戦法。
初動で敵陣地へ切り込んだボル7が右高にいるL3を落とし、人数有利をつくる。そして中央からボル7軍団がスプラッシュボムを見事な連携で敵陣に投げ込んでいく(残2:40)
なんとかスプラッシュボムを掻い潜りイカスフィアを使用して左の広場を打開しにいく〆者だがカウンターでウルトラハンコを使用されL3を2枚落とされ、カバーでパヒューが1枚落とすが残ったボル7に落とされてしまう。
しかし自陣を塗り終わった〆者のL3が攻めの手を休めず強引に中央を取りにいく、そうはさせまいとボル7軍団が止めにくるが逆にこれを落とし返すL3、そして敵陣へ入りこんでいく(残2:00)

中盤

人数不利で盤面不利と見たボル7が一旦リスポーンへ戻り態勢を立て直しに入る。中央と右広場を制圧した〆者が徐々に左広場に攻め込んでいく、L3の塗りとヘイトを利用してパヒューが潜伏するという連携で左広場のボル7を落としていく〆者。
ここでRS側にピンチの文字(残1:42)敵陣に大胆にも攻め込んでいく〆者のL3。これ以上好きにはさせまいとウルトラハンコを使用してL3を止めにかかるがハンコのふり上げの隙をついて迎撃、しかしここで味方の仇と言わんばかりに2度目のウルトラハンコがL3に襲い掛かる。
迎撃しようとするがハンコに弾を阻まれ落とされてしまうL3。しかし以前ピンチのまま試合は残り1分へ。

終盤

ラインをなんとか強引に押し上げたいRS。左広場を3人で協力し一気に取り返しにかかる。
1枚を犠牲に何とか相手のパヒューを相打ちに持っていくRS。残るはL3だがイカスフィアを使用し冷静にパヒューの復帰まで時間を稼ぎにいく、そして一方右広場を守っていた残りのボル7が〆者の復帰したL3二人に囲まれ落とされてしまう。
再び左広場を制圧する〆者。(残0:40)なんとかキルがほしいRSだが中央からハンコで切り込もうとしたボル7を味方との連携で落とし返す〆者。しかしカバーでもう1枚ハンコを中央に切ってパヒューを落とし返すRS(残0:25)

決着

中央のパヒューを落とし何とか打開できるかとそう思った瞬間、パブロヒューのトラップが発動し、センサーがついてしまうボル7、奥に見えたL3にそのまま差し込みにいこうとするが一旦中央へ戻る、しかしこの一瞬の隙をついて左広場にいたL3が中央のボル7に差し込んでくる。
トラップのダメージを受けたボル7が中央で落とされてしまい、再び人数不利になるRS。味方の命を何とかリターンに変えたいRSのボル7。カバーにもう1枚ハンコを使用するも無情にもL3のイカスフィアの前に落とされてしまう。瞬間3落ちとなってしまったRS。
残り15秒。敵陣地に無敵スペシャルを使用して切り込んでいく〆者。結果は無慈悲な武器パワーで制圧した〆者の勝利となった。

感想

実は〆者にいるのが筆者なので感想を書くのも恥ずかしいのですが、試合開始前からボル7自体の特徴と性能を意識しながら動きを組み立てました。ボル7は射程が短い為やはりキルのメインとなるのはスプラッシュボムとウルトラハンコ。
それ以外に関しては潜伏キルがメインになる為クリアリングが優秀でかつ、相手の切り札に対してカウンターで使用できる無敵スペシャル持ちかつハンコは敵インクに入り込む為疑似確持ちのL3で強引な勝ちをもぎ取るという手段にでました。
またパブロはボル7からすると非常に厄介な相手の為普段前線寄りのパブロを潜伏させ、ローラーのようなキル寄りの動きにする事で相手側へのクリアリングの圧もかけました。それが良い方向に出た試合でした。

2戦目

『† Red Splite †』0-1『〆る者達』

ステージ

ムツゴ楼

編成

『† Red Splite †』(RS)

オーバーフロッシャーデコ(フロデコ)
L3リールガンD(L3D)
スプラスコープコラボ
L3リールガンD

『〆る者達』(〆者)

L3リールガンD
パブロヒュー
スプラスピナー
L3リールガンD

ゲームの流れ

序盤

まさかのボールド4以外の編成で登場したRS。序盤からジェットパックを両チーム使用していく展開。うまくスプスピのマルチミサイルと連携を取りRSの面々を落としていく〆者。
開始30秒で3落ちを取り初動を制したのは〆者。徐々にラインを戻したいRS。チャーコラのメインでラインを徐々に戻そうとするが返しにジェットパックを使用され再びRSが3落ち。
またも打開を許さない展開。(残1:53)

中盤

少し強引にラインを戻しに行くRSだが、中々キルを取る事が出来ず苦しい展開。チャーコラの射程を活かし牽制しスペシャルを貯めつつ徐々に上がっていくRSだが、塗り返しで貯まっている〆者のL3Dのジェットパックが圧になり前に出る事ができない。
状況を変えようとチャーコラがボムピッチャーで盤面を変えようとするがそうはさせない〆者。再び返しでジェットパックを使用しチャーコラとL3Dを撃墜。試合は〆者ペースで残り1分を迎える。

終盤

もう後がないRS。残り1分をきったところでチャーコラがシールドをはりながら無理やりラインを上げにかかる。しかし甘えのない鉄壁の〆者。キルが取れないまま残り30秒を迎えRS側が最後の打開へ挑む。
ラインを上げて3度目のジェットパック対決、しかし〆者のL3Dがラインを下げてジェットパックを撃っていた為弾が届かない。
絶望的状況のRS、しかしここで〆者のもう1人のL3Dがカバーで放ったジェットパックにRSのL3Dが直撃をあてる事に成功。ついに〆者の牙城を崩す事に成功。(残0:22)

決着

この機を逃してはいかない。RS側がここぞとばかりにラインを押し上げてくる…が、ここで中段から様子を見ていた〆者のパヒューがカバーへ降りてくる。
イカスフィアを使用しながらRSのジェットパックの着地地点まで転がり、着地を見ながら爆発する…がここで着地のタイミングに爆発を合わせ外してしまう、爆発でキルを取れなかった為メインで強引に狩りにいき何とか1枚落とすがカバーにきたL3Dに落とされてしまうパヒュー。
残り10秒。生き残った〆者のL3Dが何とかラインを維持しながら復帰を待つ。しかしここで満を持してフロデコとチャーコラのボムピッチャーが同時に盤面に襲い掛かる。
人数不利を付けられていた〆者側はボムピッチャーを咎める事が出来ず、最後まで生存して塗り合う選択肢を取る…ここで試合終了。
結果は…何と0.6%差でRSが勝利をもぎ取る形となった。

感想(反省)

最後、ちゃちゃ選手のイカスフィアがRSのジェットパックの着地地点まで行った時カバーに行くべきだったなと思いました。ばるかん選手が落ちていた為人数不利を感じてしまい、防衛意識が先にきてしまい、カウンターでリターンを取る事をしなかったのが筆者のミスだなと。
しかしRS側も最後のボムピッチャーを強引に相手高台と賽銭箱に放つ動き、勝ち筋をもぎ取りに行く素晴らしい動きだったと思います。チャーコラが入ってる事で中段と自高のケアが出来ている為最後のライン返しが非常に優秀な編成だと思います。
正直ここで「あっ今年も準優勝か」が脳裏をよぎりました。

最終戦

『† Red Splite †』1-1『〆る者達』

ステージ

アンチョビットゲームズ

編成

『† Red Splite †』(RS)

ボールドマーカー7
ボールドマーカー7
ボールドマーカー7
ボールドマーカー7

『〆る者達』(〆者)

L3リールガン
パブロヒュー
L3リールガン
バケットスロッシャーデコ

ゲームの流れ

序盤

RS側が果敢に敵陣をつめにいくが〆者のバケデコがそれを阻む。敵陣に入り込んで荒らすのがボル7のやりたい事であろうと予測している為手堅い動きで侵入を許さない〆者。
何とか〆者の牙城を崩しにウルトラハンコを使用していく、返しでイカスフィアを使用し生存を試みる〆者のL3達だが爆発でキルをとろうとしたところをうまくかわされ逆に落とされてしまう。
手前の味方が落ちてしまった事を見た〆者の残ったL3が敵陣に切り込んで抜けに行くがRS側の見事な連携でこれを迎撃。しかし相手のヘイトがきれた一瞬の隙をついてパブロが前に出てRSの2枚を落とし五分状況へ(残2:00)

中盤

盤面を徐々に押し返していく〆者、中央は多少有利状況になったがハンコを警戒しながらジリジリ前にでる。しかしここでRSがハンコを警戒されすぎて叩きでキルがとれないと踏んだのかハンコを投げて使用し〆者のバケデコを落とし相手陣地へ切り込んでいく。
(残1:30)手前の処理が難しい為前に押し上げて一旦相手に抜けるリスクを追わせようと〆者側もL32人で敵陣を荒らしにいくがRS側がそれを止めに行く。1枚落とされはしたがカバーで2枚のL3を落としきり抜けを防衛する事に成功。
ここで〆者にピンチをつけ有利になったRS。相手を殲滅したのでラインを上げにいこうとするが、先程から潜伏でキルチャンスを伺っていた〆者のパヒューに捕まってしまい2枚落とされてしまう。
チャンスを逆にピンチに変えられてしまうRS。相手陣地に切り込んでいたボル7も復帰のL3とバケデコに捕まり落とされてしまう。盤面は若干〆者側有利の状態で残り1分へ。

終盤

ここは押し切りたい盤面だと感じた〆者のパヒューがスフィアを持ったまま敵陣に切り込むが潜伏していたボル7に撃墜されてしまい人数不利になってしまう。
なんとかイカスフィアでラインを維持しようとする〆者のL3だったがボールドの連射力の前にスフィアを剥がされそのまま落とされてしまう。ここで瞬間2落ちに。
〆者側は残ったL3のスフィアでラインを維持しながらキルを狙うがRSのボル7は一筋縄ではいかない。ウルトラハンコを切りながらも段差をうまく活用し爆風をさけ逆に落とし返す。
ここで〆者手痛い3落ちを受け苦しい展開に。

決着

残り20秒。一瞬の3落ちを利用して敵陣に入り込もうとするRS。しかしここで相手の行動を読んでいたのか〆者のバケデコが侵入しようとしたボル7を落としスフィアをきって盤面を返しにかかる。
(残0:10)最後の10秒。手前が苦しいと判断した〆者のL3が敵陣に入り抜けを狙うがそれに気づいたRS。2枚でそのL3を落としにかかる。落とされてはいけない。しかし塗らなければいけない。
カウントダウンが迫っている。試合状況は五分。最後の3秒で中央を陣取っていたバケデコをRSが2枚ではさみ落とすが、カバーでやってきた〆者のL3とパブロに2枚落とされ試合終了。
結果は…激戦の末、0.7%差で〆る者達の勝利となった。

感想

正直負けたかと思いました。試合終盤中央でイカスフィアを使用し相手のボル7を凌ぎつつキルを取ろうとした甘い動きを狩られた瞬間は「あ、終わった。」と思いましたが、侵入してくるボル7を潜伏で受けて倒したバケデコのばるかん選手が非常に良い動きをしていました。
途中相手高台に投げたスプリンクラーの塗り残しと最後中央を維持する動きで相手のラインを上げさせなかったのが素晴らしかったです。
あと手前が絶望的だと判断したこん選手が最後相手陣地に抜け2枚のヘイトを稼ぎながらもカーリングボムを流して塗り荒らしを行ったのが勝因でした。
素晴らしいナワバリのラインの押し引きだったと思います。
味方が本当に素晴らしい活躍をしてくれました。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとう。

ということで記事を書く身としては少し恥ずかしい自分自身のチームが決勝進出となりました。正直終わった瞬間安堵の気持ちと嬉しさとで自然に涙が出てしまいました。
本当にスプラトゥーンをやってて良かったなと。ありがとうスプラトゥーン。

激熱の九州地区予選2日間でしたが12/21.22には北海道地区予選が行われます。次回は注目チームを記事にしていきたいと思います!
それではまた!

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

splatoon九州甲子園振り返りの記事は2ページ構成になっています
1.スプラ甲子園九州予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園九州予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園九州予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園九州予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】

どーも!ルオカ団長です!
前回から書かせていただいているSplatoon甲子園地区予選振り返り記事
今回は九州地区予選DAY1の方を振り返っていきます!
注目していたチーム達はどうなったのか?試合と結果の方をみていきたいと思います。

それでは前回と同じく…

個人的に熱かった試合ピックアップ!

『SpRush‼』VS『爆熱ヌロワンヌの一族』

ステージ

コンブトラック

編成

『SpRush‼』(スプラッシュ)

シャープマーカーネオ(シマネ)
バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
L3リールガン(L3)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

『爆熱ヌロワンヌの一族』(爆ヌロ)

キャンピングシェルターカーモ(カーモ)
L3リールガンD(L3D)
バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
14式竹筒銃・甲(竹)

ゲームの流れ

序盤

初動から爆ヌロのL3Dのジェットパックとバケデコの連携により中央を守っていたスプラッシュのバケデコを落とす。人数有利のついた爆ヌロのカーモが右通路を詰めていくが、スプラッシュのエクカスとシマネの連携により落とされてしまう。(残2:35)
スプラッシュ側はエクカスがカーモを落とした事により左通路を大きく進軍し中央にカバーをいれようとするが復帰してきた爆ヌロのカーモに捕まってしまい落とされてしまうエクカス。
しかしスプラッシュ側もすかさずシマネがカバーに入りまたもやカーモを落とす。一方で中央はスプラッシュのバケデコが復帰後爆ヌロのL3Dを落とすが右通路で見合っていたスプラッシュのL3が竹に落とされてしまいここでお互い2落ち。
両チーム一進一退の攻防ではあるがここでスプラッシュのシマネが中央にいた爆ヌロのバケデコを落とし瞬間人数有利に。(残2:00)

中盤

中央と両通路をとれたスプラッシュ。その後も右通路から進行してくるカーモに対してキューバンピッチャーをきって人数有利をつける。
中央を打開しにいく爆ヌロだが左右から現れたバケデコによりまたも一人落とされてしまう爆ヌロ。厳しい状況に(残1:30)
左通路を大きく進行したスプラッシュのエクカス。降りてきたカーモを落とし人数有利に…と思ったがカーモの近くで潜伏していたL3Dに落とされてしまいここで左通路を進行されてしまうスプラッシュ。
徐々に2通路から進行してくる爆ヌロに対して中央を守りつつ戦うスプラッシュ。両チーム互角のまま残り1分へ

終盤

ここで通路からカーモがじりじりとスプラッシュのエクカスを詰めていき、逃げていくエクカスを中央におろした瞬間ウルトラハンコを使用しエクカスを落とす。
エクカスのカバーにきたシマネも落とし一気に人数有利、そしてスプラッシュにピンチをつける。残ったスプラッシュのL3が前にヘイトを寄せる為右通路を抜けようとイカスフィアをきってヘイトを稼ぐが引き撃ちする竹と中央からのバケデコのカバーにより落とされてしまう。
しかしヘイトを利用しながら少しずつ前に押し戻すスプラッシュ(残0:30)

決着

残り20秒スプラッシュのエクカスが貯まったスフィアを中央に切りながら進行しそのヘイトを利用してシマネが爆ヌロのL3を落とす、中央を押され厳しい状態ではあるがここで引いては逆転されてしまう爆ヌロのバケデコが決死の覚悟でスプラッシュのシマネに襲い掛かる。
死に物狂いでシマネを落としたは良いもののエクカスのスフィア爆発に巻き込まれ落とされてしまう爆ヌロのバケデコ、残り11秒-中央を制圧したスプラッシュのエクカスがすかさず右通路にいた味方のL3と協力して竹を落としていく。
残り9秒で瞬間3落ちが入ってしまった爆ヌロ。叫ぶスプラッシュのリーダー、必死に塗りすすめるスプラッシュ。残された爆ヌロのカーモがウルトラハンコで塗り進むがしかしキルが発生しないまま試合は終了。
結果は-1.5%差で爆ヌロが勝利。最後打開するも間に合わなかったスプラッシュ。前回九州王者、ここで惜しくも敗退となってしまう。

感想

いや熱すぎる。「何でこの組み合わせが一先で終わってしまうのか」嘆くプレイヤーが多く、それくらい熱い試合でした。
歴代地区予選の中でトップクラスのレベルの高さを誇る今回の九州地区予選ですが第4回九州地区王者スプラッシュと第3回中国地区王者爆ヌロの対決、本当に熱い戦いでした。
前半はスプラッシュペースかなと思っていたのですが途中相手陣地へ入り込んだカーモのウルトラハンコから世界が変わりました。エクスを落とした後カバーにきたシマネも落とし一気に人数有利をつけ打開しました。
最後の5秒もカーモがハンコを使って塗り広げていなければ恐らく厳しい内容だったのでカーモを使用していたツトッキー選手の判断とプレーが素晴らしい試合でした。

『メキシコジャパン』VS『えびチリソース』

準決勝1-1状態で迎えた3戦目

ステージ

海女美術大学

編成

『メキシコジャパン』(メキシコ)

L3リールガン
L3リールガン
パブロヒュー(パヒュー)
スプラスコープコラボ(チャーコラ)

『えびチリソース』(えびチリ)

バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)
L3リールガン
シャープマーカーネオ

ゲームの流れ

序盤

開幕自軍塗り寄りに試合を進めるえびチリ陣営に大して初動から中央を制圧しにいくメキシコ。試合時間20秒の時点でメキシコのL3組がえびチリのバケデコとエクカスを落とし敵陣地に大胆に侵入していく。
序盤から対面を制してどんどん制圧地域を広げていくメキシコ。試合時間1分も経過しないうちにえびチリにはピンチの文字。何とか自広場のL3を落とすがチャーコラのボムピッチャーにより高台まで塗りを残されてしまう。
何とか打開をしたいえびチリ。試合時間は残り2分に差し掛かる瞬間。えびチリのエクカスがメキシコのチャーコラを落とす事に成功

中盤

チャーコラのデスをキッカケにえびチリ側がイカスフィアを使用し崩しにかかる。が、メキシコ側もスペシャルを使用し守る。中々ラインをあげさせてくれないメキシコ。そしてチャーコラが復帰し再び戦線へ。
えびチリは何とかこのタイミングに崩したいとボムピッチャーを吐いて盤面を回復しようとするが、その焦りを見抜くようにメキシコのチャーコラが相手のシマネを落とす。
ボムピッチャーに紛れて前にでようとしたえびチリのL3だがタワーに潜んでいたパヒューの攻撃で落とされてしまう。中央で人数不利になってしまったえびチリ。バケデコも落とされ瞬間3落ちになる。
残ったエクカスがこれ以上は危険だと判断しラインを下げる。(残1:00)

終盤

盤面を制圧していたメキシコだが左を塗りで牽制していたL3が飛び込んできたバケデコに落とされてしまう。この人数有利をいかさなければと前にでるえびチリだがそうはさせないメキシコのチャーコラ。
L3を抜きお互い3-3状況へ。パヒューがイカスフィアをきって何とか盤面を守りきるがボムピッチャーを使って徐々に盤面を押し上げてくるえびチリ。
タワーからチャーコラの射線が向いてない瞬間を見定め前に切り込むバケデコだが、瞬間ドラッグであわせそれを迎撃。チャーコラの牙城を崩せないえびチリ(残00:35)
何とか前に圧をかけなければとシマネが前に出るがパヒューがそれを相打ち。3-2で人数有利になるメキシコ。

決着

絶望的な状況、何とかしなければいけないえびチリ。こうするしかないとタワーに潜んでいたえびチリのエクカスが決死の覚悟でチャーコラに直撃をあて爆風で落とす事に成功。
この瞬間2-2で人数五分に戻すえびチリだが後衛のエクカスがタワーを制した事により一気に塗りが広がり始める。残ったバケデコと一緒に協力してメキシコのL3を落とし、なんとここにきて人数有利になるえびチリ。
そして残ったL3もタワーのエクスとバケデコで落とし大幅に有利になるえびチリ(残0:12)
しかしここで終わるメキシコではない。左から敵陣めがけて前にでていたパヒューが中央でL3を落とし、カバーにきたシマネも落とし瞬間2落ちさせる。(残0:05)
残り3秒。生存していたチャーコラがボムピッチャーをはき中央に塗り返しに入ったところで試合終了。
結果は…最後決死の覚悟で打開に向かったえびチリが何と0.2%差で勝利した。

感想

今大会というか、第5回甲子園現状最高の試合といっても過言ではないかもしれません。最後の絶望的な2落ち状況からまずチャーコラを狙いにいったエクカスの判断力、そして勝負強さ、素晴らしいの一言につきます。
確かにシマネとL3が落ちてもチャーコラを落としてしまえばバケデコとエクカスで残ったL3陣営に有利がつくんですが、それにしてもあの絶望的な状況でまずタワー裏で様子をみてチャーコラを狙うという判断にいきつきませんし、
そこでチャーコラに1発目から直撃をあてる技術、これぞエクカスといった動きです。そしてその後のタワーからのカバー力と視野も凄まじいものでした。
メキシコジャパン側もほとんどミスのない試合運びで綺麗に動いていたにも関わらず最後の勝ち筋を通したえびチリソース。お見事でした。

決勝戦振り返り

『爆熱ヌロワンヌの一族』vs『えびチリソース』

1戦目

ステージ

バッテラストリート

編成

『爆熱ヌロワンヌの一族』(爆ヌロ)

L3リールガン
L3リールガンD
バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム

『えびチリソース』(えびチリ)

バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム
L3リールガン
シャープマーカーネオ

ゲームの流れ

序盤

爆ヌロが橋を制圧しにいくに対してえびチリソースは自軍塗り気味に守りの構え。橋から飛び込んだ爆ヌロのバケデコがエクカスを落とし橋を制圧。
爆ヌロが序盤からガンガン攻め上げる。序盤は爆ヌロのペースかと思いきやえびチリのエクカスが遮蔽物を挟んで曲射し手前にいた爆ヌロのバケデコを落とし人数有利をつける。(残2:17)
しかし盤面はまだまだ爆ヌロがとっている状況。前にあげてくるえびチリ陣営を爆ヌロのL3とエクカスで抑えていく

中盤

イカスフィアをきりつつ少しずつ盤面をあげてくるえびチリだが中々崩れないのがナワバリ勢の爆ヌロ。徹底したライン戦で味方をカバーしあいながら守っていくが強引に橋に向かってくるL3に爆ヌロのエクカスが詰められ落とされてしまう。
同時に近くにいたL3も落とされ瞬間2落ちするが復帰したバケデコがカバーで1キルをとる。そして一時的な人数不利をジェットパックで守ろうとする爆ヌロだが先程カバーに入ったバケデコを守る事が出来ずここで瞬間3落ち。
ラインが崩れ始めてしまいえびチリに高いラインで人数交換をされてしまう。(残1:00)

終盤

復帰した爆ヌロのバケデコが何とかラインを守りながら味方との連携の機会を伺うが、先頭にいた味方のL3がイカスフィアを使おうとした瞬間橋を牽制していたえびチリのエクカスに抱え落とされてしまう。
危険を感じた爆ヌロのバケデコがイカスフィアを使用し橋にいた相手のL3を落とし橋を制圧しにかかるが下にいたシマネのクイックボムで落とされ、更に人数不利を強いられてしまう。(残0:20)

結果

残り15秒、人数有利を大幅につけたえびチリがイカスフィアで猛攻をしかける。ラインを怒涛のように押し上げてくる。残り時間がない爆ヌロ、強引に対面をとりに行く事でキッカケを掴もうとするが相手は無敵のイカスフィア。
キルが入らず残り10秒オールダウンが入り、えびチリの勝利となった。

感想

序盤橋を制圧した爆ヌロがかなり優勢に試合を運んでいくかなと思ったのですが、綺麗なカバーとライン戦を主とした爆ヌロの持ち味を逆手にとられてしまった試合でした。
カバーしながら前にでる戦法は多対一を行う為戦闘を有利にすすめれるのですが味方との距離が近いだけに危険も同時にやってきます。
えびチリソースのエクカスが射程を利用しながら敵を落とし、カバーしに同時にでてきた相手を味方と協力して落とすという流れがありエクカスの1キルを丁寧に拾ったえびチリソースの勝利となった試合でした。

『爆熱ヌロワンヌの一族』0-1『えびチリソース』

2戦目

ステージ

ザトウマーケット

編成

『爆熱ヌロワンヌの一族』(爆ヌロ)

キャンピングシェルターソレーラ(キャンソレ)
L3リールガン
バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム

『えびチリソース』(えびチリ)

バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム
L3リールガン
シャープマーカーネオ

序盤

開始早々、えびチリのエクカスが左山から正面のバケデコを直撃と爆風で落とす。キルの主軸を奪われた爆ヌロ側の立ち上がりは厳しい状態となるが、相手のエクカスが問題だと感じた爆ヌロが何とエクカス対面を強引に仕掛ける。
相打ちにもっていく事に成功するが、潜伏していたえびチリのバケデコが爆ヌロのL3を抱え落とさせ五分状況に。
少し手前が不利だと感じた爆ヌロのキャンソレが前に抜けてヘイトをむけさせようとするが自軍塗りをしていたシマネにボムピッチャーを使われ落とされてしまう。勢いにのったえびチリがどんどんラインを上げていく。(残2:00)

中盤

復帰した爆ヌロのキャンソレが右通路を進軍し、相手のラインが上がっている事を利用しながら抜けに成功。自軍を荒らされていると気づいたシマネがリスポーンに戻り塗り返しを行う。
相手を帰らせたと判断したキャンソレが徐々に中央に戻り、手前と中央を人数有利にして打開する爆ヌロ。
しかし盤面が少し複雑になり得意のカバーや連携が取りづらくなってきてしまっている爆ヌロ、相打ちが続き各個撃破されてしまう。今度はえびチリがカバーと連携を取り始めて各個撃破し瞬間オールダウンをとる(残1:17)
盤面はえびチリが圧倒的に制したまま試合は残り1分へ

終盤

オールダウンが入った事により本来の持ち味であるライン戦が出来る形になった爆ヌロ。キャンソレのヘイトを利用しながらカバーしようと試みるがえびチリのL3のエイムが冴えわたり逆に落とされてしまう。
またも人数不利をつけられた爆ヌロではあったが何かキッカケを伺って潜伏していたL3がえびチリのL3をキルして時間差人数有利に。カバーにきたバケデコをそのままスフィアを使用して落とす事で瞬間2落ち。
残り40秒、ついにここで爆ヌロの有利状況へ。カバーにボムピッチャーを使ったシマネが1キルとるがキルチャンスを伺っていたキャンソレが1確を決めここで瞬間3落ち、満を持して有利状況になった爆ヌロ。えびチリは残りはエクカスのみになった(残0:30)

決着

前にでて落としにいく爆ヌロのバケデコだが、ここで終わらないのがえびチリのエクカス。自分につめてきたバケデコを逆に返り討ちし、前に上がっていくが右通路から詰めていたキャンソレがボムピッチャーを使用しながらエクカスに向かって一確を決める。
ここでついに有利盤面を作った爆ヌロが塗り広げ始める。(残0:10)しかし、復帰から一直線、まだ試合を終わらせまいと判断し左を突き進むえびチリのL3が塗り広げに夢中になっていた爆ヌロのL3を落とし、
そのまま中央へ進行、カバーに入った爆ヌロのエクカスだったがそれを読んでいたかの如く疑似3点バーストをあててエクカスを落として敵陣を荒らしにかかる。残り4秒で必死に敵陣に塗りを残すえびチリ。ここで試合終了。
結果は…8%差でえびチリソースが勝利した。

感想

激戦続きで甲子園史上1、2を争うくらいハイレベルだった九州予選でしたが決勝もそれに似合った試合でした。
最後瞬間3~4落ちで爆ヌロ側が塗り広げれば勝てるという状態だったんですがその隙をついて相手の塗りの要であるL3とエクスを落としにいったえびチリのL3が勝ち筋を拾ったという、決死の覚悟で前にでて対面した結果勝利した試合でした。
メキシコジャパン戦もそうだったんですがえびチリソースは最後まで勝ち筋を通しにくる勝利への執念と諦めない心が素晴らしいチームだなと感じました。
優勝おめでとうございます!

以上、九州地区予選DAY1でした!
DAY2編もあるので続きます!筆者も出場したDAY2の結果は如何に…!?

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
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splatoon九州甲子園振り返りの記事は2ページ構成になっています
1.スプラ甲子園九州予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園九州予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

甲子園の九州予選に出場する注目強豪チーム!【Splatoon甲子園2020】

甲子園の九州予選に出場する注目強豪チーム!

前回の近畿甲子園に引き続き今回も九州甲子園の注目チームを書いていきたいと思います!
(情報漏洩にならないように当選情報をオープンにしているチームの過去情報等を元に特徴をまとめていきたいと思います。)

Day1

『メキシコジャパン』

なまやけ

https://twitter.com/splshooter

テルミ

https://twitter.com/rebellionmoon

しめぴぃ

https://twitter.com/Shimepyi__

ミルクレープ

https://twitter.com/killukure_0707

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

なまやけ:シャープマーカーネオ、バケットスロッシャーデコ、キャンピングシェルター
テルミ:パブロヒュー
しめぴぃ:スプラスピナー、バケットスロッシャーデコ
ミルクレープ:スプラチャージャー種

今年5月に開催されたNPBの大会で見事日本一に輝いた「ハイパービーム」のテルミ選手、しめぴぃ選手、ミルクレープ選手に新たになまやけ選手が加わったチーム。
なまやけ選手といえばシューター使いという印象がありますが、実は他武器もハイレベルに使いこなせるマルチプレイヤーでもあります。
柔軟に持ち換えが出来るなまやけ選手とハイパービーム時代から組んでいる3人。九州Day1での圧倒的な優勝候補と見て良いでしょう。
しめぴぃ選手はNPBではスプラスピナーを持っていたのですがこちらも環境武器マルチプレイヤーの選手なので今大会では恐らく持ち換えてくるのではないかと予想しています。
テルミ選手とミルクレープ選手はかなり専門性の高い武器の為恐らく持ち武器のまま来るんじゃないかと思いますが果たしてどんな試合をみせてくれるのか。
大会当日が楽しみです。

『SpRush!!』

ぱーく

https://twitter.com/Saitsuyo_Park

だぶ

https://twitter.com/dabu20_

みじこ~ん

https://twitter.com/mijikon_sprush

まめでん

https://twitter.com/mamedendenden

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

ぱーく:シャープマーカーネオ、ジェットスイーパーカスタム
だぶ:スプラマニューバベッチュー、L3リールガン
みじこ~ん:エクスプロッシャーカスタム
まめでん:バケットスロッシャーデコ

こちらも今年5月に開催されたNPBの大会で読売ジャイアンツからドラフト指名をされたチーム。
そして第4回甲子園の全国準優勝という実績も持つチームです。
非常に連携力が高く、筆者の知る限りチーム単位での実力はトップクラスだと思います。
先程記載した大会の出場歴や実績を見る限り「オフライン環境での場慣れ」という面でも期待ができるチームかと思います。
甲子園は環境の違いや緊張などで普段通りの実力がだせぬまま終わってしまうチームも多々ありますがこの『SpRush!!』というチームは経験による場慣れもあり、安定感のある強豪として注目したいです。
だぶ選手はNPBの時からもL3リールガンを使用していたので現環境を考慮すると恐らく今大会も持ってくると思いますが、ぱーく選手は現環境シャープマーカーネオがかなり難しい武器とされているのでもしかしたら持ち換えを行ってくるかもしれません。
いずれにせよ『SpRush!!』というチームはナワバリの王道編成を使用しているチームなので(ナワバリ対抗戦の時に「あっSpRush!!編成だ」などと声が上がる事もあります。)
そこまで尖った事をしてくる印象はないのですが九州地区は激戦区という事もありもしかしたら何か策を投じてくるかもしれません。

Day1にはその他にも第3回中国地区代表『爆熱ヌロワンヌの一族』や今まで甲子園落選を繰り返してきましたがついに当選したプロチーム『Unsold Stuff Gaming』なども出場予定です。(メンバー等が詳しく分からなかった為名前のみ紹介させていただきます。)
続いてDay2の注目チームも見ていきましょう。

Day2

『チノめろ』

チコたん♪

https://twitter.com/tikotan_0807

メロン

https://twitter.com/melon1_game

のりしお

https://twitter.com/mIntorotoon3

ろんつ

https://twitter.com/halloweentu

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

チコたん♪:スプラチャージャー種
メロン:スプラマニューバコラボ、バケットスロッシャーデコ、L3リールガン
のりしお:カーボンローラー種、L3リールガン
ろんつ:スクリュースロッシャー種

メンバーを見た時点で対戦相手が立ち眩みをしそうな…(笑)こちらDay2の本命チームといったところでしょうか。
チコたん♪選手はエリアの大会で猛威を奮っているチャージャーのトップクラスのプレイヤー、メロン選手とのりしお選手はNPBの大会で広島カープ所属としてチームを引っ張り、見事リーグ2位に導いたお二人ですが今大会でも一緒に出場されるようです。
そしてろんつ選手もNPBの大会出場経験者で楽天イーグルス所属の『閃華裂光』のメンバーでした。
4名とも只者ではないのですがメロン選手はシューターマルチなので恐らく環境で暴れているL3リールガンを持ってくるんじゃないかなと。
のりしお選手はカーボンローラーメインですがろんつ選手がスクリュースロッシャーという塗りが苦手な武器をメインとしている為かみ合いの関係から恐らく別武器を持ってくるのではないかと思います。
なんといっても前線から若い力を感じるチームで本番での緊張を感じさせない爆発力を持っていそうです。その若さを後ろから支える中衛のろんつ選手と鉄壁の後衛チコたん♪選手にも注目が高まります。

『たぴおかよもぎあいす』

でぃめんたー

https://twitter.com/deme_nt

ほーく

https://twitter.com/Hawk246911

よもさーん

https://twitter.com/3_yomo

なめこあいす

https://twitter.com/nemusungi

過去の甲子園やナワバリバトルの大会で使用していた武器

でぃめんたー:シューター種、マルチ
ほーく:スロッシャー種、マルチ
よもさーん:キャンピングシェルター種
なめこあいす:スプラチャージャー種、マルチ

知る人ぞ知る『たぴおか界隈』という集団のメンバーになめこあいす選手、よもさーん選手が加わったチームです。
一般的に上位勢プレイヤーと呼ばれる選手とは違い表舞台に出てくる事はほぼありませんが対抗戦や大会などで猛威を奮っているプレイヤー4名です。
そして、でぃめんたー選手とほーく選手はなんと「双子」らしいです。(公開許可とりました。笑)どちらも最上位マルチプレイヤーという恐ろしい兄弟で息のあった連携プレーにも注目です。双子で最強ってまさに漫画のような話ですね(笑)
そしてよもさーん選手ですがキャンピングシェルターのXPトッププレイヤーでありその技術や立ち回りから全一キャンプ使いと言われております。
なめこあいす選手はチャージャー種メインですがその他の武器も器用に使いこなす珍しいチャーメインマルチで、かつてでぃめんたー選手、ほーく選手と固定チーム『Two Thousand』を組んでスプラトゥーン2初期の頃大会で上位入賞をしていた事もあります。
メンバーの武器種を見ると分かりますがキャンピングシェルター以外はほぼマルチが並んでいるので相手によって対応した武器選択をしてくるのではないかと予想しております。
練習の段階でDay1に出てくるチームから「めちゃくちゃ強い」と評判されていますのでこちらも優勝候補となります。

以上、注目チームでした!激戦区で激熱必至の九州地区予選。お近くにお住まいの方は是非会場に足を運んでみては如何でしょうか!

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

スプラ甲子園近畿予選から見るナワバリ【splatoon甲子園2020】

甲子園から見るナワバリ

はじめに

今回は前回と変わってかなり踏み込んだ内容になります!
先日行われたスプラトゥーン甲子園近畿地区予選を参考にしながら今熱いナワバリを見ていこうと思います!
※前提として甲子園に重きを置きます。

甲子園ルールでは追加ギアパワーオフというギアの制限がありその前提で話を進めていきます。

ナワバリでの強い編成の組み方

せっかくやるなら勝ちたい!
勝つためには編成が大事!

ということでどのような武器で編成を組むのかというところから戦いは始まっています。
ではどのように編成を組むのがいいのでしょうか?

1.勝ち方を決める

ナワバリバトルは試合終了時の塗った面積の多いチームが勝ちます。
その勝利までのアプローチの方法は色々あります。

・攻めに攻めた後ゆっくりと前線を下げて50〜55%を取って勝つ
・相手とほとんど同じ塗り状況を迎えて最後の瞬間塗りの強さで勝つ
・最後に一気にキルを取って人数差を使って塗り広げて勝つ

3つ例をあげましたがこの他にもあるかと思います。
大事なのは…チームでこの勝ち方が統一され共有されてるいることです!
メンバー内でチームの勝ち方が共有できていないと、敵と戦うタイミングやスペシャルを使うタイミングのズレに繋がってしまいます。

2.武器の役割を考える

勝ち方を決めることができたらそこから逆算してどんな準備が必要なのか、実現するためにどんな役割が、そしてそれを担えるどんな武器が必要なのかを考えます。
もちろん勝ち方によって異りますが大体どの編成でも必要になってくる役割が2つあります。

・塗り力
・戦闘力(キルを取る力)

塗り力は人数有利ができた時の塗り広げや、自陣塗り、戦闘力は設定した勝ち方を遂行する際にほとんどの場合必要になってきます。
例えば最後の瞬間塗り(ボムピッチャーやナイスダマ)で勝とうするチームは、その瞬間まで同じくらいの塗り面積であればスペシャルの塗り分で勝つことができます。
しかしあまりにも塗りが弱かったり戦闘力が低かったりすると、スペシャルで返せない状況まで追い込まれてしまいます。
なので…
塗り力と戦闘力はチームに欠かせない能力になってくるのです!

ではもっと具体的に今の環境や、強い編成、
武器を見ていきましょう!

環境における強い武器

L3リールガン

まずこちらの画像をご覧ください。

スプラ甲子園近畿大会での武器リスト01

こちらは九鳥様が作成したものになります。
先日行われた今年初めての甲子園予選、近畿地区でのDAY1.DAY2の各ブロックを勝ち上がったベスト8のチームの配信内での使用編成になります。
ほとんどのチームに採用されている武器があるのがお分かりいただけるでしょうか?

そうですね。
L3リールガン
この武器が今とても強いのです!
ではなぜこの武器が今多くのチームに使われているのかを見ていきます。

先程のDAY1の画像内にある『ハンバーグだいすき隊』の編成を見ていただけるでしょうか。
このチームの編成の特徴はスプラスコープコラボとスプラローラーという、いわゆる1発で敵を倒せる武器が2つ存在することです。
チームの勝ち方としてはこの武器たちが取ってくれたキルによってできる人数有利を使って塗りを広げるというものになります。
しかしそのためには…

・チャージャーとローラーがキルを取るまで耐える
・キルを取ってくれた時に前に出る
・キルを取ってくれた時に塗り広げる
・自陣を塗る

これだけの要素を残り2つの武器でやらなければいけないのです。
しかしできちゃうんですL3リールガンならば!
この武器全部できてしまうのです。
結論から言ってしまうとL3リールガンの強さとは…
チームで勝ち方を設定し、足りない要素を考えた時に大体この武器でなんとかできる武器パワーの高さ!
だと言えると思います!
では細かくリールガンの強さを見てみましょう!

1.塗り能力の高さ

とても塗れます!そしてインク効率がとても良い!綺麗に塗るのにはコツがいりますがそれでも塗りを大雑把に広げるにはとても強いです。

2.戦闘力の高さ

甲子園ルールでは追加ギアパワーが使えません。なのでメインギア3つで戦うことになりますがL3リールガンはメイン性能アップのギアを2つつけることで1発33.3ダメージが出るようになります。
リールガンは1回発射すると3発弾が出るので全て当たれば99.9ダメージが出ます。
残りの0.1分は足元の敵のインクを踏んだりダメージが回復しきっていなかったりで元々ダメージを受けていることがよくあり、擬似的に1回の発射、1確で倒すことができます。
そして射程も多くの前線武器と呼ばれる武器(スプラシューターやスプラマニューバ)よりも長いためほとんどの武器に対面有利となります。

3.前に出られる/時間を稼げる

塗り力が高い、そしてスペシャルポイントも高くないのでイカスフィアがよく溜まります。
これによって可能になるのがこの2つの動きになります。

4vs4から相手を1人倒したとしても4vs3で、相手の姿が見えなかった場合はまだ3人も潜伏している可能性があるということになります。
人数の有利があるとしてもこの状態で前に出ると潜伏からキルを取られて3vs3の同数に戻ってしまう可能性も高いです。
しかしイカスフィアがあれば潜伏から先手を取られても逃げる、または返り討ちにするなどして延命することが可能になります。
これ以外にもイカスフィアがあれば強気に攻める時に厳しくなった場合の保険としても使用でき、1人で2人の相手をしたり時間を稼いだりすることができます。

4.抜けることができる

イカスフィアというスペシャルとカーリングボムというサブがナワバリの醍醐味の1つである抜けという強い動きを可能にしています。
大雑把に塗り広げるのは得意なため抜けた際に敵陣地を荒らす能力もピカイチとなっています。
というように納得のとんでもない武器パワーの高さを誇るL3リールガンですが近畿甲子園では
このようにベスト8以上のほとんどのチームが採用することとなりました。
擬似1確を出すためのメイン性能2つとあとは戦闘力を上げるためのヒト速度アップかイカスフィアを溜まりやすくするスペシャル増加量アップを1つというのが主流になっています。
大会で上位の成績を収めるためには必須の武器だと言えるでしょう!

その他の強い武器

今の環境はこの半端ない武器パワーのL3リールガンが軸になっており、他の武器を考える際にもL3リールガンと比較してどんな役割を担うことができるだろう?と考える必要があります。
それやるならL3リールガンでよくない?
と言われない武器が大事になります。

1.バケットスロッシャーデコ/ソーダ

第4回からよく見る武器ですね。
第5回でもその強さは健在です。
この武器はL3リールガンと違って遮蔽物や段差などの多い地形での戦いを得意とします。
コンブトラックやバッテラストリートなどのステージですね。

射程もほどよく長く、前線武器と呼ばれる武器の多くには有利が取れます。
また自身より射程が長い相手にも地形をうまく使えば相手を前に出させないという動きが可能になります。
さらに倒されてしまいそうな危ない時にはイカスフィアで逃げることができ、敵陣地に置いて荒らしたり足元を塗るのが強いスプリンクラーもあります。

ソーダはチームに敵を倒す力が足りない時に使い、キャンピングシェルターに対しての固形ボム持ちという点でも優秀です。
スペシャルのクイックボムピッチャーもキューバンボムピッチャーには劣るものの塗りを残すのには強い性能を持っています。
実際のところ近畿予選ではDAY1.DAY2どちらも優勝チームはバケットスロッシャーデコ/ソーダを採用しています。

2.エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

まず単純な強みとしてL3リールガンよりも射程が長いです。
これによってL3リールガンは何もなしではエクカスに対しては手が出せません。
その上エクカスはダメージを与える判定が大きく味方が戦ってるところに比較的安全な位置からダメージを足してあげることができます。

爆風で35ダメージ入るのでメイン性能アップを使用してるL3リールガン2発の66.6ダメージや先ほどあげたバケツの70ダメージと相性が良いです。
そしてこの武器もイカスフィアをスペシャルに持っており、ピンチの時に逃げるために使うのも良いですし強気に味方のカバーに行った時の保険として使うのも良いです。
スロッシャーなだけあって遮蔽物があってもダメージを与えやすいのも強みになっていまっす。

3.L3リールガンD(L3D)

同じメインの性能をもつL3リールガン無印が強いのだからL3Dも強いに決まってるぜ。
というとベッチューも強いことになるのですがそうではありません。
メインの性能に関しては前述した通りでL3Dに付いているクイックボムとジェットパックが強いです。
クイックボムは味方が戦っているところへのカバーとして使うのが強力です。
これはシャープマーカーネオという武器が以前から証明してくれています。

L3Dの場合はこれに加えてクイックボムで少しでもダメージを与えることができればメインの疑似1確が発生する条件が整うことになります。
さらにクイックボム×2からジェットパックに繋げることで高確率で敵を倒すことができます。
現在ナワバリバトルの基本的な戦術では抑え側のチームはリスクの高い動きはしません。
これはまた別の機会に話すことになるかと思います。

その中でジェットパックというスペシャルは抑え時にリスク低くキルを狙える手段として非常に強力です。
ギアに受け身術を積むことで弱点の着地の隙をカバーできるのも良いですね。
ムツゴ楼で多く見られるL3Dですが最近ではその他のステージでも使うプレイヤーが増えてきたように感じます。

バレルスピナーリミックスやジェットスイーパーカスタムという武器は、近畿予選で優勝チームが使っていたものの、使用者の技術に依存する部分がとても大きいため今回は取り上げませんでした。
しかし甲子園という緊張の舞台で出せる安定感や、対ジェットパックのことを考えると今後使用者が増える可能性もあります。

環境の変化

第4回甲子園で大体どのチームにも1人はいたなと思われるシャープマーカーネオという武器がありましたね。
しかし現環境ではそこまで多くありません。
その理由としてL3リールガンに対面で勝てないという部分が大きくあります。
シャープマーカーネオはクイックボムのカバー性能となんといってもキューバンボムピッチャーでの最後の塗りの巻き返しが売りの武器です。
ただL3リールガンとの対面では不利を背負いジリジリと後退をしなければならなく、それを続けていくとキューバンボムピッチャーでは返せないほどの塗り状況になってしまうのです。

その結果…L3リールガンを軸とした対面重視の環境になっています!
なのでシャープマーカーネオを効果的に使うためにはL3リールガンに押し負けないようにする必要がありL3リールガンを出す必要があるのです!
そうするとシャープマーカーネオの分1つ枠が足りないですね。
先ほどいくつかの勝ち方をあげましたがこのL3リールガンの壁を超えなければ難しくなっているのが現状です。
シャープマーカーネオのボムピッチャーをいかに上手いタイミングで使えるかという環境からL3リールガンを中心として人数有利を作って戦うような対面重視の環境に変わったと言えると思います。

最後に

今回書かせていただいたものはあくまでも近畿予選とそれまでの対抗戦で見られたものを参考にしています。
もしかしたらL3リールガンの弱体化や、他武器の強化が入る可能性もあります。
その場合には多少なりとも環境も変化するかと思います。
しかしL3リールガンが大きく弱体化されない限りは今の対面重視の環境が続くと思いますのでぜひこれを参考にナワバリの編成を組んでみたり、次の九州地区予選に注目していただければと思います。

続いて…
甲子園近畿地区予選での名試合をピックアップして詳しく見ていきます!

ライター紹介

ルオカ団長

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大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
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splatoon近畿甲子園振り返りの記事は3ページ構成になっています
1.スプラ甲子園近畿予選から見るナワバリ【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園近畿予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
3.スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園近畿予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】

どーも!ルオカだんちょうです!
本日はいよいよ甲子園地区予選レポート!
「個人的に熱かった試合ピックアップ」
「決勝戦振り返り」
の2本でお送りします。

それではいきましょう!

近畿地区予選個人的に熱かった試合ピックアップ!Day1

『月下雷鳴』vs『空飛ぶNo mark』

ステージ:海女美術大学

編成

月下雷鳴(月下)
バケットスロッシャーソーダ(バケソ)
バレルスピナーリミックス(リミックス)
L3リールガン(L3)
N-ZAP85(黒ザップ)

空飛ぶNomark(No mark)
スプラスコープコラボ(チャージャー)
バケットスロッシャーソーダ
L3リールガン
シャープマーカー(シャプマ)

優勝候補の月下だが序盤から思わぬ展開に。
NoMarkが初動からキルをとっていき人数差をつけられた月下が前半苦戦を強いられてしまう。

残試合時間2:16~2:09

拮抗状態が続いていたがNoMarkがL3のイカスフィアとシャプマのジェットパックとバケソの連携により月下の3人をほぼ同時に落とし一気に人数有利を作る。

中盤

打開状態が続く月下だが残り試合時間1:27でNomarkが固めの最中に貯めたスペシャルを使い月下の打開を抑える。残試合時間1:27で再び人数不利になる月下。Nomark側のバケソを崩せず打開状態のまま残1:00を迎えてしまう。

転機

残試合時間0:37
恐らく、月下の打開のキッカケになりえる黒ザップのインクアーマーを貯めさせまいと放ったシャプマのジェットパック、しかもそこにはリミックスの姿もありあわや2落ちしかねない状態だったが広場で潜伏していた月下のL3リールガンがすかさず横からジェットパックを撃墜、ここまで苦しい展開で打開の糸口を探していた月下雷鳴に転機が訪れる。
落とされてしまったシャプマのカバーをしようとNomarkのバケソがクイックボムピッチャーを使用して月下のL3を落としにかかるが何とここで先ほどからスペシャルを貯めていた黒ザップのインクアーマーが発動してしまう。
アーマーがついた月下のL3を落としきれずそのままNomarkのL3を落としてしまい一気に人数不利状態に。(月下4-Nomark2)
そして人数有利になり後ろからあがってきた黒ザップがアーマーを利用してNomarkのバケソを落とし瞬間3落ち状態となってしまう。(残0:28 月下4-Nomark1)

結果

最初に落ちたシャプマが味方のチャージャーに飛び前線を立て直そうとするNomarkだが盤面は月下にとられてしまっており厳しい盤面。
復帰したNomarkのバケソが左側から中央に向かって急いでカバーにまわるがそこを潜伏で月下のL3が迎え撃ち再びバケソが落ちてしまうNomark(月下4-Nomark3)
絶望的な状況だが最後の望みをかけてシャプマが中央付近へ攻めいるが月下のバケソがこの機を待っていたと言わんばかりの潜伏でキルをとる。

残0:05

Nomarkは残ったL3とチャージャーで何とか2キルを取るも試合終了、最後は一瞬の隙をついて打開を華麗に決めた月下の勝利となった。

感想
正直どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、月下のL3がシャプマを落としてから反撃のキッカケになった黒ザップのアーマーがたまるまでわずか1秒。その1秒で試合が大きく動いたと思うと本当に僅差の試合でした。

『勇気凛凛』vs『ハンバーグだいすき隊』

ステージ:ザトウマーケット

編成

勇気凛凛(勇気)

L3リールガン
L3リールガン
スプラスピナー(スプスピ
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

ハンバーグだいすき隊(ハンだい)
スプラローラー(ローラー)
L3リールガン
L3リールガン
スプラスコープコラボ

Day1月下雷鳴に並んで優勝候補のハンバーグだいすき隊の試合。

序盤

残時間2:20
ハンだいのローラーが相手陣地の懐に攻め入り有利状態を掴む。序盤から苦しい展開を強いられる勇気凛凛。一瞬3落ちとなり打開の展開へ(ハンだい4-1勇気)

中盤

残時間1:20
勇気がL3のスフィアをうまくつないでハンだいのL3を落とすがローラーともう1枚のL3のスフィア連携により2落ちさせられ瞬間の人数有利を使えず再び打開状況へ
苦しい展開が続く勇気だがスプスピがハンだいのローラーを落とし少しラインがあがりはじめる。チャージャーに狙われながらも塗り広げつつ足場を確保するスプスピ。
そしてハンだいのローラーが前線に復帰し勇気のL3を落としに行くが、まさかの展開になる。

転機

残時間0:35
ハン大のローラーが左山に登ろうとする勇気のL3のイカスフィアを割りにかかる。
山を登りきった瞬間イカスフィアが割れたその瞬間、勇気のL3が放ったインクが偶然なのか狙ったのかはわからないがハンだいのローラーに3発全て命中しなんと逆にローラーを落とす事に成功する。
同時に右山に攻め入っていたハンだいのL3も勇気のエクカスとスプスピの連携によって落とされてしまい各個撃破されてしまう。
試合時間残り30秒で大きな人数不利をつくってしまったハンだい。(ハンだい1-3勇気)
残ったチャージャーがラインを維持しつつ凌ぐが人数不利を返すにはキルがほしい、なんとしても落とさなければと積極的にチャージャーがL3を落としにかかる。

結果

残時間0:20
相手陣地に攻め入っていた勇気のL3がチャージャーに狙われながらもラインをさげ生存する事に成功
最後塗り状況の不利を返すために、なんとしてもキルがほしいハン大だったが残り10秒で勇気のもう一枚のL3とエクカスがイカスフィアを使用して全力で生存しにいく。
塗り状況を返すために必死にボムピッチャーを投げ続けるハンだいのチャージャー。しかし最後まで人数有利をつくらせずに塗り合いにもっていった勇気凛凛の勝利となった。

感想
ローラーチャーというキル特化の編成に対して、イカスフィアを割られても立ち向かうチーム名の通り勇気のこもったL3の行動がとても印象的な試合でした。
キル編成に対して最後まで落ちない様に塗り合いするという意識を持っていたのも素晴らしかったです。

以上、個人的に熱かった試合ピックアップのコーナーでした!
続きまして決勝戦振り返りの方をどうぞ!

決勝戦振り返り

『月下雷鳴』vs『キャンプも歩けばボムに当たる』

1戦目

ステージ:バッテラストリート

編成

月下雷鳴(略 月下)
バケットスロッシャーソーダ
バレルスピナーリミックス
L3リールガン
L3リールガン

キャンプも歩けばボムに当たる(略 キャンボム)
L3リールガン
L3リールガン
シャープマーカーネオ(シマネ)
エクスプロッシャーカスタム

序盤

自軍塗りをしつつ徐々にあがっていくキャンボムに対して中央の橋に対して3人で激しく攻め入る月下。初動で月下のバケソがキャンボムのエクカスを落とす。
カバーに入ろうとキャンボムのL3が前にでるが月下のL3がそれをさせまいとバケソのカバーに入る。逆にキャンボム側のL3が落ちてしまい更に人数不利をつくられてしまうキャンボム(残2:39)
人数不利と見たキャンボムのもう1枚のL3が相手陣地へイカスフィアを使い抜けようとするがそうはさせない月下。L3とリミックスの2枚で抜けのスフィアを処理しここで瞬間3落ちとなるキャンボム

中盤

残時間1:40
何とか盤面を返すためにキャンボムのシマネによるボムピッチャー。だが橋に陣取っているリミックスが前に出る事を許さない。キルが入り再び人数不利へ。
その後各個何とか打開の糸口を探すようにイカスフィアで前にでていくキャンボムのL3達、スフィアでリミックスを落とすもしっかり「カモン」と「やられた」で味方に合図を送り隙の無い処理で再び3落ちさせられてしまう。
残ったエクカスがイカスフィアでキルを試みるが人数不利の状況でカバーも入らず月下のバケソにカウンターで逆に落とされてしまう。瞬間オールダウンへ(残1:05 月下3-0キャンボム)

終盤

残時間0:30
完全に抑えの形に入った月下。
キャンボムのL3が前にでたところをバケソがクイックボムピッチャーをはいてすかさず処理。スペシャルを消化するの人数有利つくり打開させない展開へ。
残り19秒でリミックスを落とす事に成功するキャンボムだったが後ろからカバーに入ったL3によって人数状況を五分に戻されてしまい、最後15秒で相手陣地へ月下のL3が抜け敵陣を塗り荒らし、崩れる事無く勝利となる。

感想
隙のない連携と戦闘行う前になるべく味方を呼びながら安全に処理する月下の連携力が凄まじかったです。
1落ちしても味方を呼んでいる状態なので、すかさずカバーが入り荒らし崩しにかかるキャンボムの前線を各個撃破してるのが印象的でした。
キャンボム側がスペシャル連携で押せばもしかしたらこの連携を崩せたかもしれませんが月下の徹底した陣形、チームワークが目立った1戦。

2戦目

ステージ:チョウザメ造船

編成

月下雷鳴
バケットスロッシャーソーダ
バレルスピナーリミックス
L3リールガン
N-ZAP89(赤ザップ)

キャンプも歩けばボムに当たる
L3リールガン
L3リールガン
スプラスピナー
エクスプロッシャーカスタム

序盤

月下の赤ザップがマルチミサイルで相手陣形を崩し、中央をとったのは月下雷鳴。
イカスフィアで返しにかかるもマルチミサイルの着弾とバケソのカバーによりL3が2人とも落とされてしまうキャンボム。(残2:06)

中盤

打開状況になったと思ったキャンボムだったがエクカスがバケソを落とし、瞬間人数有利になるがカバーをすかさず入れてエクカスを落とし人数を五分状況にもっていった月下。
しかし後ろで待機していたキャンボムのスプスピにカバーされ人数不利状況になってしまう。(月下2-3キャンボム)
人数不利をつけられた月下が後退し今度は逆にキャンボムが抑える形に。
後ろに下がったリミックスを潜伏で狙うキャンボムのL3だったが月下のバケソが潜伏でリミックスの護衛をしていた。
リミックスを落としに行った結果バケソに落とされてしまい月下はここで人数有利に。

転機

残時間1:16
人数有利とふんで前にきた月下のL3をキャンボム側のL3が抑える為に使ったイカスフィア。このスフィアの爆発により月下のL3を落とす事に成功。再び人数差を取り戻す。
月下はバケソと赤ザップがカバーしにくるがキャンボムのL3が戦闘時間を稼ぎ、後ろからきたスプスピとL3にカバーをもらい赤ザップとバケソを落とす事に成功。
その後最後のカバーにきたリミックスも落としオールダウンをとる。(残1:09)

終盤

残時間0:30
中央をスペシャルで突破しにきた月下にキャンボムのL3が落とされてしまう。人数不利をつけられたキャンボムだったが、ここで逆に残ったもう一方のL3が前にでて相手陣地に抜けて塗り荒らしを狙う。
月下は中央を人数かけてみにいったので抜けを抑える事が出来ず、自陣の奥深くまでL3の侵入を許してしまう。
抜けられてる事に気づいた月下は逆に人数差で前を押しに行くがキャンボムのエクカスがラインを下げた事により抜けを狙う月下の前線を処理する事に成功。
月下の最後の猛攻を抑えきったキャンボムが抜けたL3の塗り分リターンを取り勝利となった。

感想
中央を全員で打開しにくる月下に対して引いて抑えるのではなく、ここしかないというタイミングでスフィアで相手陣地へ切り込んだキャンボムのL3が素晴らしい試合でした。
抜けが無ければ前に塗りも残らず、手前を月下の前線により抑えられていたと思います。敵陣のほとんどに入り込めるチョウザメ造船の理想的な勝ち方といっても良いと思います。
月下は抜けを見る為にバレル、もしくは赤ザップがリスポーンまで帰っていれば正面から抑える事が出来たのですがL3の背中を追う形になってしまった為追いつかずに塗り荒らしされてしまいました。
月下の陣形と連携を切り崩すキャンボムの荒らしの一手がとても良い形で刺さった試合でした。

最終戦

ステージ:エンガワ河川敷

編成

月下雷鳴
バケットスロッシャーソーダ
ジェットスイーパーカスタム(ジェッカス)
L3リールガン
L3リールガンD(L3D)

キャンプも歩けばボムに当たる
L3リールガン
L3リールガン
L3リールガン
エクスプロッシャーカスタム

序盤

中央寄りに展開するキャンボムに対して左右に分かれつつ挟み込む形で展開した月下。先にキルがとれたのはキャンボムでしたが左からきたL3とL3Dとジェッカスの連携によってオールダウンさせられてしまいます。(残2:20)
スペシャルの溜まった月下のジェッカスがリスポーンへ帰りハイパープレッサーで復帰した相手を狙い人数有利をつくろうとするが、キャンボムはこれを何とかかわし態勢を立て直す。

中盤

残時間1:54
スペシャルがそれぞれたまっている月下ではあるが人数有利はとれず、ここでキャンボムのエクカスが月下のL3を落とす事に成功。人数有利をつくるがほぼ同時にキャンボムのL3が落ちてしまう。再び人数五分へ。
ここで前にでてきたキャンボムのL3とエクカスにより挟まれた月下のジェッカスが落とされてしまい、人数不利になるがすかさず月下のバケソがカバーに入りキャンボムの前線を落とす。
しかしキャンボムは見事な連携力でカバーをいれバケソを落とし人数有利へ(月下1-2キャンボム)
徐々に塗りを返していくキャンボム盤面はほぼ五分状況へ(残1:26)

転機

イカスフィアで連携をとり左を取り返しにいくキャンボムだったが月下のL3Dがスフィア後にジェットパックを直撃させその後ジェッカスのハイパープレッサーと連携して猛攻をしかけてきたキャンボムのL3を2枚返り討ちに成功。(残1:00
人数有利になった月下のバケソがL3にカバーをいれてキャンボムのエクカスを落とす事に成功。キャンボムにピンチがつく(残0:45)

終盤

勢いに乗った月下、時間のないキャンボム
打開の為に強引に前にでるキャンボムだったがここで月下の対面力の真価が発揮される。
前にでてくるキャンボムの前線を迎え撃ち同時に倒しオールダウンをとる。(残0:23)※ここのオクラさんの笑顔が素敵なんすよ!

決着

最後に奇跡を起こしに行くために果敢に対面に挑むキャンボムだが不利な盤面と得意な対面状況になり今まで積み上げたもの全てをぶつける月下雷鳴
残り試合時間0:08
キャンボムが瞬間オールダウン
見事地区優勝を勝ち取ったのは月下雷鳴となった。

感想
エンガワというステージですが塗り面積は左右が大半を占めている為、中央展開より左右展開をした月下雷鳴が素晴らしい戦略そして連携だったと思います。
前半に有利をつけた月下雷鳴でしたが中盤で一瞬キャンボムのエクカスのキルが起点で返されそうになります。しかしL3Dのジェットパックがキャンボムのスフィア2枚を退けた後キルまでとった事で起点を潰す事に成功した瞬間が勝負の決め手だったなと。
最後のキャンボムの特攻に対しても冷静に返した月下雷鳴。強豪相手に培ってきた対面力が生きた一戦だったと思います。
余談ですが、最後の残り8秒あたりで2度目のオールダウンをとった月下のメンバーの笑顔と試合終了後の安堵の笑顔と一息つきながらイヤホンを外すメンタリティしのはら選手が素敵でした。笑
優勝おめでとうございます!

如何でしたか?
激熱の近畿地区予選ですがDay2編もあります。
次回へ続きます!

ライター紹介

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splatoon近畿甲子園振り返りの記事は3ページ構成になっています
1.スプラ甲子園近畿予選から見るナワバリ【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園近畿予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
3.スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

どーも!ルオカだんちょうです!
前回に続き近畿地区予選の振り返り記事を書いていこうと思います!
本日はDay2の模様を振り返ります!イカ(以下)よろしく~♪

近畿地区予選個人的に熱かった試合ピックアップ!Day2

『AquaPalette』vs『破壊神ぷれちゃんず』

ステージ:ザトウマーケット

編成

AquaPalette(Aqua)
L3リールガン(L3)
ホクサイ
シャープマーカーネオ(シマネ)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

はかいしんぷれちゃんず・~・♪(ぷれちゃんず)
ラピッドブラスターベッチュー(ラピベ)
L3リールガン
スプラスコープ(スプスコ)
N-ZAP85(黒ザップ)

序盤

ぷれちゃんず側がハイパープレッサー、インクアーマーを使用して猛攻をかけるが隙をついてAqua側のL3が差し込みぷれちゃんずのラピベを落とす。
スペシャルを使用したが人数有利をとれなかったぷれちゃんず、立ち上がりは苦しい展開に。
Aquaのホクサイが相手陣地へジェットパックで切り込みチャージャーを狙うも狩り切れず、終わり際を落とされてしまう。ここで均衡状態まで戻していくぷれちゃんず。(残2:20)

互角の勝負

残り試合時間が2分をきっても状況は変動せず1枚落としては落とされの状態。
両チーム中央のにらみ合いが続きお互い決め手に欠ける状態で残り試合時間1分を迎える。

転機

ぷれちゃんずはスプスコのハイパープレッサーを起点に打開を試みる。Aqua側もそれにあわせてイカスフィアをきって耐え忍ぶがその間に盤面を徐々にぷれちゃんずが押し上げる。
MAPを見るとぷれちゃんずのインクが広がり、スペシャルを使いきったAqua側、残0:40でホクサイがぷれちゃんずの果敢な攻めによりついに落とされてしまう。-拮抗が破れた-そんな事を思った矢先MAPに異変が起きていた。
なんと相手陣地で潜伏し、ぷれちゃんずの前線そして後衛を無視したAquaのシマネが入り込んでいるのだ。

終盤

(残0:35)ぷれちゃんずの陣地に入り込んだシマネ、ぷれちゃんずのプレイヤーは全て気づかないまま前線を押し上げている。
その間にどんどん広がる黄色のインク、中央をとられたが味方が抜けている事に気づいたAquaはここから手前を防衛しつつ、何とかシマネの塗り荒らしが成功するように防衛に入る。
残0:30でぷれちゃんずのスプスコが自軍の異変に気づき中央から自陣のシマネを狙うが、やられないように遮蔽物を利用しひたすら荒らし続けるAquaのシマネ。

決着

残0:22ついにAquaの本格的な打開が始まる。シマネがボムピッチャーを使用しぷれちゃんずの自陣を更に激しく荒らし始める。
これはまずいと踏んだぷれちゃんず、ついにZAPも自陣抜け対応に参加する。その間前線を守るぷれちゃんずのラピベとL3はAquaのL3を落とす事に成功。
人数差はついているものの自陣に広がる敵インク、これを何とかしないといけない。
チャージャーと黒ザップに見られ十分に荒らしきったと判断したAquaのシマネが中央へ戻り戦闘へ復帰、その間なんとか手前を守りきったAquaの反撃が始まる。ぷれちゃんずのラピベをホクサイが落とし人数差を五分に。
残10秒、インクアーマーで猛攻をしかけるぷれちゃんずだが中央へ戻ったはずのAquaのシマネが再び敵陣へ切り込む。
一度自陣を見終わったと判断したぷれちゃんずのスプスコの一瞬の隙をついて落としにかかり人数有利をつくり更にもう一度敵陣へ入り込み塗り荒らす。
アーマーで前をおしあげるぷれちゃんずだが手前を全てシマネに荒らされた状態で試合終了。結果はAquaPaletteの勝利となった。

感想
よくシマネ全一はひろじゅん選手(Aquaのシャープマーカーネオ)という話をきくのですが、ここまで完璧な荒らしを見たことが無い。
シマネが出来る事は色々あるのですがどれもやろうとすると難易度が非常に高い。
でもひろじゅん選手はそこを全てやってのける、それも1先の本番の大舞台でそれをやる。度胸、そして技術と立ち回り。
シマネの真骨頂がこの試合と言っても過言ではありません。大袈裟かもしれませんがぷれちゃんずの敗因は「ひろじゅん選手に当たってしまった事」といっても良いほど天晴な試合でした。

『DetonatioNGaming』 vs 『はまのみ農園パイナップル生産所』

ステージ:ザトウマーケット

編成

DetonatioNGaming(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD(L3D)
バケットスロッシャーデコ(バケデコ)
ジェットスイーパーカスタム(ジェッカス)

はまのみ農園パイナップル生産所(はまのみ)
L3リールガン
L3リールガン
ダイナモローラーベッチュー(ナモベ)
エクスプロッシャーカスタム(エクカス)

準決勝の試合の2本目1-0でDNGが決勝進出にリーチをかけている状態での試合。

序盤

開幕DNGが中央へ猛攻をしかけ、次々にはまのみを落としていく。試合開始からわずか25秒でオールダウンをとり試合はDNGのペース。
更にリスポーン地点付近まで攻め入り更にはまのみのプレイヤーを落としていく。
試合開始から1分で既にDNGのキル数(アシスト含む)が合計13キル。
やはりDNGのトッププレイヤー達には届かないのだろうか?そんな猛攻をかけるDNGだがはまのみもこのままじゃ終わらない。
残1:47でハイパープレッサーがたまったDNGのジェッカスが一旦リスポーンまで下がり抑えに使おうとした矢先、DNGのバケデコがはまのみのL3とナモベに落とされてしまう。

中盤

人数不利をつけられた状態でハイパープレッサーを打っても協力できる味方が少ない為打つのは得策ではないと判断したジェッカス。
再び前線に戻っていくのだがこのタイミングではまのみのナモベにL3も落とされてしまうDNG。
はまのみはスペシャルを使わずキルを取っていた為力を残した状態で中央へ圧をかけれる状態に。
しかしDNGもスペシャルを温存していた為中央でのスペシャル合戦が繰り広げられる。相手陣地左奥付近ではまのみが協力してDNGのL3を追い詰める。
はまのみのL3がイカスフィアでDNGのL3を1枚は落とすがDNGはバケデコとジェッカスでカバーしつつはまのみのL3を2枚落とし返す事に成功。
しかし中央へカバーにきたDNGのL3Dをはまのみのナモベがそうはさせまいと落とし返す。
更にはまのみのエクカスがイカスフィアの爆発でDNGのバケデコを落としジェッカスとエクカス1on1の状態へ。(残1:23)
エクカスとジェッカスの緊迫した1対1.勝利した方が試合終盤の流れを掴むであろう戦闘を制したのははまのみのエクカスであった。
ここでDNGは実質オールダウンとなり打開状況となる(残1:13)

終盤

盤面を返したはまのみの逆襲がはじまる。残り1分を切った状態ではまのみのナモベが残0:55で詰め寄ってきたDNGのL3Dを落とし人数有利へ。はまのみは人数有利状態を維持しながら牽制する。
しかしここでDNGのL3が自陣へ向かってきているはまのみのL3を落とし五分状態へ。
その間にバケデコが相手陣地へ切り込みナモベのナイス玉とL3のイカスフィアをはかせつつ前線を維持。一瞬前と後ろを分断されてしまうはまのみ。
この一瞬の盤面の混乱にDNGは活路を見出す。ナイス玉とイカスフィアに狙われながらも生存し前線で助けを待つDNGのバケデコに味方のL3がカバーに入る。はまのみのL3が落とされさらに人数不利に。
しかしここで終わるはまのみではない。ナモベとエクカスが協力しながらDNGのL3Dを落とす。
更に向かってきたバケデコをナモベが相打ちにもっていく。もしやはまのみが有利になったのでは?と思い盤面を確認するが、先程ナモベに向かってきたバケデコが実ははまのみのエクカスを落としていたのだ。(残0:25)

決着

実質ほぼオールダウンとなってしまったはまのみ。先程やられてしまったはまのみのL3が急いで前線に参加するも、ここで温存してきたジェッカスのハイパープレッサーがはまのみ陣営に襲いかかる。
ハイパープレッサーに対し何とかイカスフィアで生存をはかるもその間に塗り広げられてしまう、そしてハイパープレッサーと前線の攻撃によりスフィアをはがしきられそのままエクカスもL3も落とされてしまうはまのみ(残0:08)
残ったL3も人数不利の状態で前線を維持する事が出来ず最後はDNGの猛攻により落とされてしまったところで試合終了。
激闘の末、試合を制したのはDNGであった。

感想
はまのみは第一試合を結構綺麗に落とされてしまい、このままDNGかなと思った試合でしたが途中の白熱した攻防に興奮しました。特にまひろ選手(はまのみのエクスプロッシャーカスタム)対れき選手(DNGのジェットスイーパーカスタム)の1対1は試合の流れを大きく左右する対面でした。
これを制したはまのみが持っていくのかなと思いましたが、流石のDNG。若きエースけいとぅーん選手(DNGのバケットスロッシャーデコ)が前線でヘイトをかいながら相手のスペシャルを全て消化させ更に相手の後衛を落としていくという凄まじい活躍でしたね。けいとぅーん選手のあの前線維持が変わっていた流れを引き戻すキッカケになった試合でした。

以上ピックアップでした!
次は決勝戦の振り返りいきます!

決勝戦振り返り

『DetonatioNGaming』vs『AquaPalette』

1戦目ステージ:ムツゴ楼

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
スプラスピナー(スプスピ)
ジェットスイーパー(ジェット)

『AquaPalette』(Aqua)
14式竹筒銃・甲(竹)
L3リールガンD
L3リールガンD
L3リールガンD

序盤

初動から北側での激しい攻防が始まる。両チームスペシャルを惜しみなく使いさしあうがDNGがジェットパックイカスフィアマルチミサイルの3スペシャルで連携をとりわずか25秒でAquaのL3D部隊を3落ちさせる。(残2:35)
打開になるAquaだが南(賽銭箱側)から永久にマルチミサイルを放つ竹にあわせて積極的に北側に攻撃を仕掛ける。L3D部隊のジェットパックによりDNGのL32種を同時に落とし北側を取り返しにかかる。(残2:00)

中盤

両チームかなり拮抗した状態で試合が続くが残1:45で再びAquaのL3D部隊2人のジェットパックが襲いかかる。何とかやり過ごしたいDNGだがここで中央バルーン付近からL3によるカバーが入りジェットパック1枚を撃墜。
しかしAquaのもう1枚のジェットパックがカバーに入り中央にいたDNGのL3を落とす。
が、ジェットパックに狙われなくなった一瞬の隙をついて先程まで後ろで耐えていたスプスピが前にあがり、AquaのL3Dのジェットパックの着地を狩り、カバーにきたL3Dをも落とす。ここの対面力はさすがのDNGといったところ。(DNG3-1Aqua)
賽銭箱側で打開の為のマルチミサイルを貯めていたAquaの竹だが見慣れないDNGのジェットの射程を見誤ってしまい塗りにいったところをジェットに狩られてしまう。
なんとか打開したいAquaだが北側でDNGのL3を落とし前にでるもカバーに入ったDNGのL3Dのジェットパックにより落とし返されてしまいまたも打開の展開に。(残1:00)

転機

何とか打開のキッカケを作りたいAqua。しかしここで復帰したDNGのL3が少しでも前で相手を抑えようと前にでるがAquaのL3D部隊のクイックボムの連打により落とされてしまう。
このチャンスを活かすしかないと判断したAquaのL3D部隊、すかさずジェットパックで猛攻をしかける。中央からカバーに入ろうとしたDNGのL3Dをジェットパック2枚で強引に落とし残ったスプスピにも果敢に攻撃をしかける。
ジェットパック2枚の攻撃を何とか耐えていたスプスピだが人数差の影響でAquaの猛攻を抑えきれず落とされてしまう。瞬間ほぼ3落ちとなったDNG。ここでついに優勢になるAqua(残0:40)

決着

復帰したL3が強引に前にでるも竹のマルチミサイルを10発ロックオンされてしまい退路を封鎖されまたも落ちてしまう。
L3Dが何とかカバーをして1枚AquaのL3Dを落としはするが中央に陣取っていたAquaのL3Dのジェットパックで前に出れない状況に。
「塗り広げなければ負けてしまう。」神社側からジェットのマルチミサイルの援護を受け残ったスプスピとL3Dで前にでるが、これを読んでいたAquaのL3Dがジェットパック終了後中央から裏どりを仕掛ける。
前の対面に集中していたDNGの前線の背後から挟撃を仕掛け塗りの要であるスプスピ、L3Dを落とし試合終了。
一瞬の打開のチャンスを掴み取りそして最後まで冷静な判断を行ったAquaの勝利となった。

感想
きましたねムツゴ楼。第5回甲子園ステージの中では最も難しいステージで、というのも敵陣に入りこめるステージではなく前線のラインを高く保つ事ができない。
相手の打開を手前で受け止めなければいけない為安定感が持てず最終局面のデスが重すぎるのが特徴です。序盤から劣勢だったAquaですがL3D2枚のクイックボムでDNGのL3を落とした事がキッカケでした。
クイックボムはサブ性能を積むことで飛距離があがるのですがAqua側はサブ性能2積みと1積みにより自高から相手の前線を潰せるギア構成で挑んでたのが良かったですね。
射程を伸ばす事により相手のラインを比較的後ろで留める事が出来る上に、攻め入らせない火力が増えます。素晴らしいL3Dの連携でした。
最後DNGが強引にラインを上げてきたところを中央から裏を取ってスプスピ、L3Dを落としたのも素晴らしいプレーだったと思います。

『DetonatioNGaming』0-1『AquaPalette』

2戦目ステージ:海女美術大学

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
バケットスロッシャーデコ
ジェットスイーパーカスタム

『AquaPalette』(Aqua)
L3リールガンD
L3リールガンD
L3リールガン
スプラスコープコラボ(チャーコラ)

序盤

初動から中央にDNGの猛攻。1試合目を勝って少し慎重になっているAquaの流れを崩すように攻め入る。
開幕30秒足らずでAquaの前線3枚を落とし、相手陣地へ入り込んだDNGのL3がチャージャーを落とし実質オールダウンを取る。
先程と同じく序盤から苦しい展開になってしまうAquaだが攻められている文自軍塗りが早く終わり、積極的に打開を狙う。
が、DNGのバケデコが相手陣地へ入りながらも少しでも厳しい状態になるとスーパージャンプ時間短縮ギアを活用し後ろにいる味方に飛び生存。
相手に打開のキッカケになるキルを与えないように動く。(残2:17)

中盤

全員スペシャルが溜まった状態で相手の打開を抑えるDNGだが残2:00でAquaのL3Dがジェットパックを使いDNGのL3Dのジェットパックを撃ち落す。
瞬間人数有利になるAquaだがDNGのジェッカスのハイパープレッサーとL3リールガンのカバーによりまたも前線3枚を落とされてしまうAqua。
再び打開になるAquaだがチャーコラの圧を利用しながら徐々に前にあがっていくAquaの前線陣。慎重になるAquaにDNGのL3Dのジェットパックが再び襲い掛かる。
残1:18でAquaのチャーコラを狙いうちし人数有利が出来たところをすかさずDNGのL3が前に上がってカバーにしにいく。広場で打開を意識していたAquaだが思わぬ猛攻により再び2落ち。
苦しい展開が続くAqua。何とかL3Dを落とすもDNGのバケデコが手前に入りこんで圧をかける。味方のL3Dがやられた事を見たDNGのバケデコが再びジャンプで後ろの後衛に飛びラインを維持する。
苦しい展開のまま試合は残り1:00へ

終盤

相手を1枚落とせたAquaが少し強気に相手を落としにいくが先程味方にとんで引いたバケデコとL3とジェッカスでうまく相手の前線を落とし返しまたも有利状態を維持するDNG。
Aquaは時間に余裕がなくなってきた為少し強引な打開を試みるが前線の戦闘ラインを上げ下げしながら中々突破させてくれないDNG。試合は残り30秒をきりAquaからするとここを取らなければ勝機がない。
しかしここでDNGのジェッカスがクイックボムで体力を削った相手をハイパープレッサーで追い打ち、見事AquaのL3Dを落としきる。最後の打開シーンに人数不利をつけられてしまったAqua。
何とかしないといけないとふんだAquaのL3DがジェットパックでハイパープレッサーをうっているDNGのジェッカスを狙うが恐ろしいハイパープレッサーの精度。
そのままもう1枚のL3Dをも落とし最後の10秒人数有利のまま押し切ったDNGの勝利となった。

感想
恐ろしいですね。(笑)
DNGの前線の個々の強さもそうなんですが連携力もさすがというべきか。L3Dにあわせてラインをあげたり味方のデスを確認し維持にまわるなど全てがハイレベルな動きでした。
海女美術大学は抜けが難しく個人での打開が難しい為ラインを上げるときに対面力や連携力が必要なステージです。
それ故にDNGのような組織力と個人力で戦うチームはとても強く、その強みがそのまま出た試合でした。
ジェッカスのれき選手のクイックボムハイパープレッサーのコンボがとてつもなく綺麗で唖然としてました。
とはいえまだ決着はついておりません。試合は最終戦へ。

『DetonatioNGaming』1-1『AquaPalette』

最終戦ステージ:アンチョビットゲームズ

編成

『DetonatioNGaming』(DNG)
L3リールガン
L3リールガンD
バケットスロッシャーデコ
エクスプロッシャーカスタム

『AquaPalette』(Aqua)
L3リールガン
L3リールガンD
L3リールガン
エクスプロッシャーカスタム

序盤
まずは初動自軍塗り気味に動くDNG、大してAquaは初動から人数をかけて中央に圧をかけていく。先程とは逆の初動をみせる2チーム。
DNGは右手前からジェットパックを使って圧をかけてきたAquaのL3Dをエクカスとバケデコの連携で落とし、初動から人数有利をつくる。
人数有利ができたタイミングでDNGの前線が前にあがり相手陣地を守っていたAquaのエクカスとL3に襲い掛かり、そのまま2枚落とすDNG。(残2:28)
更に人数有利が出来た事でL3のイカスフィアで相手陣地へ潜り込むDNGのL3。Aquaの前線のヘイトを集めつつ後続のエクカスのカバーを待つ。
これによりかなり押し込まれてしまうAqua。その後も交代でイカスフィアを使用し前線に圧をかけるも復帰したAquaの前線にエクカスとL3が落とされてしまう。
人数有利が出来たと思い前に上がり始めたAquaに潜伏していたバケデコとL3Dのジェットパックが襲いかかりここで2枚もっていかれてしまうAqua。再び苦しい展開。(残2:00)

中盤

何とか少しずつ押し返したいAqua。犠牲を払いながらもL3部隊で徐々に中央を押し返していく。(残1:45)
盤面はほぼ五分となった状態でDNGのバケデコが落とされてしまうがL3がイカスフィアで人数不利の時間をうまく耐え忍び前線のラインを中央で保つ。
その後も中央で激しい攻防を繰り返すが落とし落とされの展開が続き、大きなキルが入らず拮抗状態となる。試合はそのまま残り1分を迎える。

終盤

両チーム一進一退の攻防が続き残り40秒になっても息を飲む展開が続くがAquaのL3Dが勝負を仕掛ける。
ジェットパックを使い右手前に入ったDNGのL3に圧をかけるが厳しいと判断したDNGのL3、瞬時に後衛の味方にスーパージャンプで飛び生存。
相手のスペシャルを消化させる。が、しかしカバーに入ろうとしたDNGのL3Dを撃ち落すAquaのL3。ここで勝負の決めてになりそうなキルが入った。
と思いきや、DNGのバケデコが溜まったイカスフィアを使用して相手のL3を落とし返す。動きかけた勝負もまたもや五分五分かと思いながらふと、MAPをみると異変が起きている。(残0:20)
左のブロックからイカスフィアが溜まっているAquaのL3がDNGの陣地へ抜けているのだ。
気づいていないDNGの前線。いや、気づいてはいるがもう戻る事は出来ない。復帰したL3Dに全てを託すしかない。

決着

最後の切り札となったAquaのL3の抜けが始まり、復帰したDNGのL3Dと対面になる。相手陣地へ抜けきったAquaのL3。塗りを最大限に広げながらもイカスフィアを温存し最後の勝負へ。
バルーン越しにDNGのL3Dが削りダメージを入れるがAquaのL3はバルーンに隠れこれ以上の被ダメを防ぎイカスフィアを吐こうとした-その瞬間-追撃に放ったDNGのL3Dのクイックボムがイカスフィアの無敵判定が完全に発生し終わる前にヒット。
決死の覚悟で抜けを狙ったAquaのL3を落としきった。(残0:16)残ったAquaのL3とエクカスで何とか前線を維持しながら強引に勝負をしかけるも中央での人数不利が発生した状態ではDNGを抑える事が出来ずオールダウン。
優勝は最後まで負け筋を通さずに処理しきったDNGとなった。

感想
いやぁ本当に熱い勝負でした。
アンチョビットゲームズというステージは抜けが強く(特に試合終盤)Aquaのひろじゅん選手ならやり遂げかねないと思いながら試合をみていたのですが、あれだけ苦しい展開を強いられながら最後本当に20秒から逆転のキッカケを作りにいく敵陣抜けが入りそうで見ててワクワクしましたね。
試合結果は結構な%差でDNGが勝利となったんですが残り20秒のひろじゅん選手の抜けが綺麗に決まっていたら試合は恐らくAquaが勝っていたんじゃないでしょうか。
最後対面になったDNGのku選手ですがよくもあの状態で冷静にクイックボムで追撃したなと。
イカスフィアは無敵判定が恐らく下から発生して全場所に無敵発生が出るまで少し時間がかかるスペシャルなんですがクイックボムはダメージ判定が範囲攻撃なので完全に無敵になる前にダメージが入り落とされてしまいました。
むしろ最後の追撃がクイックボムじゃなくてメインだったら恐らく耐えれたんじゃないでしょうか?いや冷静な判断。流石のDNGといった試合でした。
優勝おめでとうございます!

如何でしたか?
近畿地区予選Day1、Day2と振り返りをお届けしました!
次回は九州地区予選(開催日11/2.11/3)の注目チーム記事となっております!お楽しみに!(これ書いてる時点で筆者が九州地区Day2に当選してしまっている!笑)

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

splatoon近畿甲子園振り返りの記事は3ページ構成になっています
1.スプラ甲子園近畿予選から見るナワバリ【splatoon甲子園2020】
2.スプラ甲子園近畿予選DAY1の振り返り【splatoon甲子園2020】
3.スプラ甲子園近畿予選DAY2の振り返り【splatoon甲子園2020】

ナワバリバトルのポイント!観戦も楽しもう!【Splatoon甲子園2020】

そもそもナワバリバトルとは?

甲子園のルールとしてずっと採用されてきているナワバリバトル。
そもそもナワバリバトル(以下ナワバリ)はどんなルールなのでしょうか?
普段、ガチマッチを潜る前に練習のためだけにちょろっと潜るだけの人も多いのでは。

ナワバリに勝つためには?

試合時間3分間を終了した時点でより地面を塗っていたチームの勝ち!
とてもシンプルなルールです!
しかしこの裏には様々な駆け引きや戦法が詰まっており、見るポイントを抑えると奥深い世界がそこには広がっています…

ナワバリの魅力

ナワバリには対になる(?)ガチルールというものがあります。
ガチルールにはカウントが存在しており、それを進め切ることによりノックアウト勝利を狙うことができます。
これに対しナワバリにはノックアウト勝利は存在せず、試合時間が3分間と決まっていて試合終了時の塗り面積で勝敗が決まります。
つまり…
試合展開によっては最後まで勝敗がわからない
ということになります。

ナワバリでは試合途中のこれはもう厳しいなという場面から試合がひっくり返ることも珍しくありません。
見てる側からすればとてもワクワクしますね。
逆にプレーしてる側からすれば最後まで気の抜けないドキドキする状況が続くわけですが…

スプラトゥーン甲子園でのナワバリ

甲子園のルールでは上記の面白さに加えてまた違う楽しみ方もあります。
甲子園では準決勝までは1本先取となっています。
この1本先取というのはとても怖いもので当日の不調や、ちょっとしたミスで負けてしまったとしても取り返すことができません。
番狂わせ、ジャイアントキリングが起こりやすいというのは見てる側からすればワクワクしますが、戦っているプレイヤーからすればたまったもんじゃないですね…
しかしここに出てくるチームは多くの練習を重ねてきたチームがほとんどです。
そんなチームのぶつかり合いは多くのドラマを生みます。

ナワバリを観戦するときの2つのポイント!

では実際に観戦するときどこに注目すればいいのか!
先ほども言いましたがナワバリでは試合終了間際の攻防がとても重要になってきます。
なので両チームが、その準備をどれだけできているかがわかるとより面白く見ることができます。

ではその準備とはなんでしょうか。
ポイントを2つ紹介したいと思います。

1.自陣塗りの綺麗さ

ちょっと話は変わりますがナワバリってすごい僅差で勝ったり負けたりしますよね。
もしかしたらその差は自陣塗りの綺麗さだったりするかもしれないのです。

たかが自陣塗り、されど自陣塗り、0.1%差は自陣塗りで簡単にひっくり返ります。
しかし自陣塗りをしている間は前で戦う人が1人少なくなってしまいます。

自陣塗りは最後の攻防までに綺麗に終わらせておきたい!
でも自陣塗りをしてる間は隙になってしまう…
自陣塗りが綺麗にできているチームは強いチームかも…?

2.スペシャルウェポンの使うタイミング

最後の攻防で1番大事になってくるのは何といってもスペシャル!
スペシャルが溜まっているかどうかは勝敗を大きく左右します。
でもこのスペシャルを最後の攻防までとっておくというのが難しいんですよね。
相手はスペシャルを使わせようと攻撃してきたり、スペシャルを使わないと逃げられないように追いこんできます。
だからこそ!それらを潜り抜けて最後の攻防に使うスペシャルは試合を大きく動かします。

観戦のまとめ

試合時間が少なくなってきてこれから最後の攻防が始まりそうだなと思ったとき!

・両チームの自陣塗りの綺麗さ
・何人スペシャルが溜まっているか

ぜひこの2点を注目して見てください。
そうすれば甲子園のナワバリバトルは、いつもとは少し違って見えるかもしれません!

次のページでは、近畿甲子園の注目チームを見ていきます!

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
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splatoon甲子園2020近畿甲子園予想!の記事は2ページ構成になっています
1.ナワバリバトルのポイント!観戦も楽しもう!【Splatoon甲子園2020】
2.甲子園の近畿予選に出場する注目強豪チーム!【Splatoon甲子園2020】

甲子園の近畿予選に出場する注目強豪チーム!【Splatoon甲子園2020】

近畿甲子園の見どころ

現在当選情報をオープンにしているチームをざっと見て近畿甲子園の強豪、注目チーム、それぞれの特徴をまとめてみたいと思います。

DetonatioN Gaming

ミリンケーキ

ミリンケーキ
https://twitter.com/3RNcake_L

れき

れき
https://twitter.com/Reki_spl2

ku

ku
https://twitter.com/Cc_O_a

けいとぅーん

けいとぅーん
https://twitter.com/keitoon_okeito

メイン武器や過去の甲子園、ナワバリバトルの大会で使用していた武器

ミリンケーキ:シャープマーカーネオ、パラシェルター
れき:ジェットスイーパーカスタム
ku:スプラマニューバベッチュー、スクリュースロッシャーベッチュー
けいとぅーん:バケットスロッシャーデコ、シャープマーカーネオ

注目ポイント

昨年「えふわんけーき」として出場したミリンケーキ選手、ku選手、れき選手ですが今年はけいとぅーん選手をいれて正式にDNGとして活動する事が決定。
珍しいジェットスイーパーカスタムを後衛においたチームで、フェス1傑常連を集めたトップレベルのナワバリチーム。圧倒的な対面力と連携力、そしてナワバリ理解度で隙のないプレーで試合を進めていくことでしょう。
しかし、同じデイ2には相性関係があまり良くないチャー主軸のcool&coolがいて勝ち上がっていくと対戦する事になるかもしれません。その2チームの試合にも注目が高まります。
※cool&coolは台風による交通事情での出場辞退手続き済み

月下雷鳴

ひいらぎ

ひいらぎ
https://twitter.com/hiragi0223spla2

メンタリティしのはら

メンタリティしのはら
https://twitter.com/Mentality_S

りうくん

りうくん
https://twitter.com/RiuKugel

オクラ

オクラ
https://twitter.com/ookura0810

メイン武器や過去の甲子園、ナワバリバトルの大会で使用していた武器

ひいらぎ:バケットスロッシャーデコ
メンタリティしのはら:バケットスロッシャーデコ
りうくん:クーゲルシュライバーヒュー
オクラ:バレルスピナー

注目ポイント

ひいらぎ選手といえば閃華裂光の前線プレイヤー。
昨年はバケットスロッシャーデコを使いこなしていたプレイヤーですが、今回はバケットスロッシャーの名手メンタリティしのはら選手と一緒に出場するのでこれは持ち変えてくるのか?気になるところです。
りうくん選手はオクラ選手と一緒の、スピナー種メインのプレイヤーですが…果たしてスピナースピナーで挑んでくるのか?
試合内容と武器編成も楽しみなチームですね。

もこもこ★べぃく

きなこ

きなこ
https://twitter.com/ChewNew_kyk

べぃたぴょん

べいたぴょん
https://twitter.com/_vov_v

いくら

いくら
https://twitter.com/ikura_keke

もも

もも
https://twitter.com/0Momo_spl

メイン武器や過去の甲子園、ナワバリバトルの大会で使用していた武器

きなこ:ブラスターメイン
べぃたぴょん:ブラスターメイン
いくら:クアッドホッパーホワイト
もも:チャージャーメイン、シャープマーカーネオ

注目ポイント

ブラスターのトップクラスプレイヤーが二人も集まったチーム。
メンバーのもも選手は昨年の甲子園北関東地区予選の優勝者「ふれんずおんおんふぁいたぁず」のメンバーで隠れた実力者です。
いくら選手もオンライン予選の代表候補「Today」のメンバーであり、ダークホースとして注目の1チーム。
べぃたぴょん選手はオンライン大会で有名なチーム「Ntts」のブラスターを担当していますが、ナワバリバトルではブラスターという武器が非常に難しいので持ち換えてくるのか?それともブラスターで登場するのか?
しかし、きなこ選手もブラスター使いなのでどんな編成でくるのか全く予想がつきません。
噂ではかなりの力を持つチームとも・・・!本番が楽しみです!

チーム名不明

7ちゃん

7ちゃん
https://twitter.com/middle_range_

ninniku

ninnniku
https://twitter.com/yakyukenmaster

しろ

しろ
※鍵垢のためtwitterアカウントの紹介は、控えさせていただきます

ポチたま

ぽちたま
https://twitter.com/poti_roller

メイン武器や過去の甲子園、ナワバリバトルの大会で使用していた武器

7ちゃん:バケットスロッシャーデコ
ninniku:シャープマーカーネオ、スプラマニューバベッチュー
しろ:チャージャーメイン
ポチたま:スプラローラー

注目ポイント

過去、四国地区代表やオンライン大会でも数々の優勝をとっているローラー全一と名高いポチたま選手をいれたチームです。
更に後衛にはしろ選手というチャージャーメインのプレイヤーがいて後ろからも横からもキルの恐怖が・・・ナワバリバトルでキル主体の見応えがある試合になりそうです。
7ちゃんさんはバケットスロッシャーデコで過去の甲子園出場されていますが中距離シューターマルチという事もあり持ち換える可能性も?
ninniku選手はスプラトゥーン1の頃から上位プレイヤーで、今回はいち早くから甲子園に向けて練習していた事もあり筆者も応援している一人です。
day1という事もあり勝ち上がっていけば「月下雷鳴」とぶつかるという事でその名の通り嵐のような一戦となるでしょう。

他にも当選発表をしている選手は複数いますがチーム情報がオープンにされていない為省略させていただきます。(漏洩のない範囲での記事作成の為ご了承ください。)

ライター紹介

ルオカ団長

ルオカ団長
その昔ぽぽじろう学園高等部3年A組のコーチングしてた人。
大会の実況解説などを最近やらせていただいてます。
XP2700手前の無印考察キャンプ。
▼twitter
https://twitter.com/ruokadancho

splatoon近畿甲子園予想!の記事は2ページ構成になっています
1.ナワバリバトルのポイント!観戦も楽しもう!【Splatoon甲子園2020】
2.甲子園の近畿予選に出場する注目強豪チーム!【Splatoon甲子園2020】